摂南大学 理工学部 環境地盤研究室

研究内容

環境地盤研究室では「環境」「地盤」をキーワードに次のような研究を行っています。

1.凍結現象から見た土の環境地盤工学的な諸性質の解釈

汚染土壌の浄化や建設汚泥の有効利用などの環境地盤工学的諸問題の対策には,細粒土の特性を把握することが大切です.
これまでの研究から,土の凝固点温度や凝固点下で凍結する間隙水の状態は土粒子に対する間隙水の吸着の強さを表すのではないかとの着想を得ています.
この考えを基に,細粒土の性質を「土の氷点温度」や「氷点下で凍結する間隙水の割合」から評価できるのではないかと考えている.

>>詳細はこちらPDF 98KB

2.凍結現象を利用した地盤改良技術の開発

従来は有害と考えられていた「土の凍上現象」を圧密促進に応用できないかと考えて提案された工法です.
「アイスドレーン工法」として特許取得.
ICE研究会共同研究(不動建設梶E錦城護謨梶E叶ク研)

>>詳細はこちらPDF 364KB

3.凍上現象を利用した汚染地盤の浄化修復技術の開発

地盤が凍結する時の凍上現象を利用,水と化学物質の凝固点の違いに着目,臭気抑制効果.
  「アイスクリーン工法(仮称)」 ,「チルドブロック工法TM」などとして特許取得.
ICE研究会共同研究(不動建設梶E錦城護謨梶E叶ク研)

[チルドブロック工法] >>詳細はこちらPDF 312KB
[凍結融解による圧密促進] >詳細はこちらPDF 312KB

4.日本の風土に配慮した屋上緑化技術

単なる緑ではなく,四季を感じることができる屋上緑化技術
空から見ると森林地帯の紅葉が都市でも見られるような緑化技術を検討しています.

>>詳細はこちらPDF 163KB
>>緑化ヤードPhoto


5.人工芝グラウンドの温熱環境の把握

人工芝グラウンドは,緑色に着色したゴムなどの人工材料を敷き詰めたものであり,従来の土壌系グラウンドと比較すると景観に優れているが,保水性がなく太陽熱を吸収しやすいなどの特徴のため夏季の温熱環境は過酷なものになります.

6.プラスチックボードドレーン工法における水平排水の設計方法の提案

鉛直ドレーン工法は軟弱地盤の圧密促進工法として長く用いられてきている.
本研究では水平排水材としてもプラスチックボードを用いた場合の設計方法を検討しています.

>>詳細はこちらPDF 636KB

工業所有権6件

  • 特許第3228728号「凍結融解を利用したボードドレーンによる地盤改良工法」
    (発明:嘉門雅史・伊藤譲・野村忠明,出願:錦城護謨・精研),2001.9.
  • 特許第3814716号「汚染土壌の浄化方法及び浄化装置」
    (発明:伊藤譲・嘉門雅史,出願:JST),2006.6.
  • 特許第4098653号[凍結と吸引による汚染地盤の浄化方法及び浄化体」(1)
    (発明:伊藤譲・嘉門雅史・日置和昭・野村忠明・近藤常戈,・出願:伊藤譲・嘉門雅史・不動建設・錦城護謨・精研),2008.3.
  • 特許第4091472号「汚染土壌の掘削除去方法」
    (発明:伊藤譲・嘉門雅史・日置和昭・野村忠明・吉田聡志,出願:伊藤譲・嘉門雅史・不動建設・錦城護謨・精研),2008.3.
  • 特許第4098664号「汚染土壌の掘削除去方法及び地中凍結体」
    (発明:伊藤譲・嘉門雅史・日置和昭・野村忠明・伊豆田久雄,出願:伊藤譲・嘉門雅史・不動建設・錦城護謨・精研),2008.3.
  • 特許第4091482号「凍結と吸引による汚染地盤の浄化方法及び浄化体」(2)
    (発明:伊藤譲・嘉門雅史・日置和昭・野村忠明・深石民征,出願:伊藤譲・嘉門雅史・不動建設・錦城護謨・精研),2008.3.

競争的資金

本研究室の研究には,次の団体・企業からの資金援助を受けています.

科研費
  • 平成14年度〜平成15年度(基盤(C))
    「汚染土壌の凍結融解を利用した洗浄技術に関する実験的研究」
  • 平成16年度〜平成17年度(基盤(C))
    「凍結融解による透水係数の変化を利用した汚染土壌洗浄技術に関する研究」
  • 平成19年度〜平成20年度(基盤(C))
    「汚染土壌の凍結融解洗浄のための透水係数変化のメカニズム解明に関する研究」
  • 平成22年度〜     (基盤(C))
    「凍結試験により細粒土の環境地盤工学的諸特性を評価する方法」
委託研究・補助金・研究資材寄付など

錦城護謨梶C叶ク研,不動建設(株),潟Aメニティプラン,潟iカコー 他

PAGETOP