人に向き合い、連携する。現代のニーズに応える薬学教育を実践。

病院や地域などで、近年役割が広がる薬剤師は、
「人に向き合い、連携する能力」が求められています。
製薬企業の研究職、医薬品の情報提供なども同様です。
摂南大学薬学部では、このような資質を養うため、
新たな教育方法を取り入れ、さまざまな体験・挑戦の場を用意することで、
将来の可能性を広げる薬の専門知識と医療人マインドを養っていきます。

学びのPOINT

1未来型薬剤師を養成する教育
薬剤師に必要な基礎と臨床を徹底的に学習。卒業後、新しい医療などに貢献するため、医療の未来を見据えた創造的でチャレンジングなカリキュラムも豊富に準備しています。
2自己を見極めるキャリア教育
1年次~6年次までキャリア形成科目を配置。臨床、官公庁や製薬企業などで薬剤師として働くことを想定したシミュレーションを行い、自らの適性を引き出すことが狙いです。
3探究力を養う卒業研究
この患者さんは何故薬が効かないのか?どうすれば良いのか?そんな疑問を解決できる力を身につけるのが卒業研究です。全員が2年間にわたり卒業研究に取り組みます。

特長ある学び

就職実績

薬学部の主な就職先

  • ■ 2016年3月実施「第101回」国家試験 合格率 83.5%(新卒合格者203人 新卒受験者243人)
  • ■ 薬学部第30期生(2016年5月1日現在)就職率 93.8%(就職者212人 就職活動者226人)

キャリアを育てる多様なサポート

卒業生VOICE

卒業生紹介 ~MR~

第一線で活躍する先輩の体験、
考える学びで、視野が広がった。

武田薬品工業株式会社 勤務

谷口 香織さん

薬学部 薬学科2012年3月卒業

MRとして診療所やクリニックの医師を訪問し、自社製品の適正使用に関する情報活動をしています。より良い薬で、人々の健康に役立ちたい。その使命感が仕事の原動力です。この仕事で最も大切なのは、摂南大学でも重んじていた「人間力」。いくら薬の知識が豊富でも、私自身を信頼してもらわなければ、効果を納得して自社の薬を選んではもらえません。そのためには患者さんを第一に考え、有効性だけでなく安全性を正しく伝える姿勢も不可欠です。

摂南大学の薬学部は、製薬業界でとても有名で、先輩方の活躍によって実践力が高いという印象が浸透しています。現在の道を切りひらけたのも、こうした摂南大学の先輩方のおかげ。さまざまな第一線で働く方々から直接お話を伺えたことで、自ら積極的に医療貢献ができるMRにひかれました。また、先進的な教育も魅力でした。私たちのころなら、希望すれば行政解剖の見学や看護実習にも参加でき、高度な専門教育はもちろん、経験重視の「考える教育」を受けられ、そのおかげで視野が広がりました。いまではチーム医療を視野に、看護学部との連携も進めているとのこと。最先端の医療を追究し続けていて誇らしいです。

卒業生紹介 ~病院薬剤師~

私の処方提案によって、患者さんの病状が
改善されるとうれしい。

京都第二赤十字病院 勤務
薬剤師

小林 大祐さん

薬学部 薬学科 2013年3月卒業

薬剤師4年目。より発言力のある薬の専門家をめざして、「抗がん剤の副作用」をテーマに論文を執筆しているほか、がん薬物療法認定薬剤師などの資格取得にも取り組んでいる。

医師や看護師と連携し、患者さんに最適な治療を提供するチーム医療に携わっています。薬の専門知識はもちろん、病気や疾患についての理解、新薬の情報や治療のトレンドなど幅広い知識が求められます。他職種の意見を尊重しながらも、薬の専門家である薬剤師として譲れない点もあります。そんな時は、根拠を持って自分の意見を伝えることも大切。また、患者さんの症状や副作用などを考えて提案した私の処方が医師に採用され、患者さんの病状が改善された時は喜びもひとしおです。こうした仕事の基盤となっているのは、やはり大学時代の学びです。

模擬テストと補習授業の繰り返しで鍛えられ、国家試験合格に必要な実力が身につきました。他学部生や、1年次から6年次まで幅広い年代の薬学部生との交流からコミュニケーションの取り方を学んだことも、スタッフ間で信頼関係を築く上で役立っています。現在は薬学部と看護学部が連携するチーム医療の授業を大学時代から体験できるのはうらやましい限りです。他の医療従事者と深く連携して医療に関わっていく病院の薬剤師は責任もありますが、やりがいもとても大きく日々充実しています。

卒業生紹介 ~公務員~

総合大学で薬学を学んだことで、
視野と可能性が広がる。

大阪市保健所 勤務
保健医療対策課 企画調査グループ

Aさん

薬学部 薬学科 2014年3月卒業

大阪市内の病院に対し、医療法第25条第1項の規定に基づく立入検査を行うほか、大阪市の各区への保健情報の提供、健康寿命延伸のための教育啓蒙活動などを行っている。

現在の主な仕事の一つは、大阪市がめざしている「健康寿命を伸ばす」ための施策への取り組みです。具体的には、大阪市内の各区保健福祉センターに従事する職員に保健衛生データを提供して市民の方々の健康生活に貢献する助言や提案を行ったり、各区の保健師から相談や質問を受けるなどしています。薬や医療についてはもちろん、人々が健康に生きるための環境づくりまで幅広い分野に興味があり、公務員を志望しました。地域の健康をトータルに支える点からも、現在の仕事はやりがいと責任がともに大きい仕事です。

病態、公衆衛生、薬の知識、薬事関係法規など、大学で学んだことが今の仕事に生かせていると思います。薬学部の公務員志望者にとって、面接や小論文対策など、就職時に総合大学ならではの充実した公務員試験サポートを受けられたことは多いに役立ちました。総合大学で薬学を学んだことが、私の視野と可能性を広げてくれたと思っています。

薬学部を卒業した先輩たち

在学生VOICE

薬学は、人の命と健康にかかわる総合的な生命の科学です。摂南大学薬学部の各研究室では、薬剤学など、医薬品に関する研究はもちろん、難病についての研究も行われており、「チーム医療」の一員として将来の医療を担う研究が進められています。

薬物治療学研究室

最新の薬学研究を通じて、高度な医療人としての薬剤師へ。

薬学部 薬学科 6年次

柿迫 大樹さん

(滋賀県/東大津高校出身)

難病ALSの治療法や治療薬につながる
先進的な研究に挑戦中。

ALS(筋萎縮性側索硬化症)は、脳や末梢神経からの命令を筋肉に伝える運動ニューロン(運動神経細胞)が侵される難病のひとつであり、発症原因が不明で治療が極めて困難な疾患です。私が在籍する研究室では、このALSのモデルマウスに、症状緩和の効果が期待できる、ある薬物を投与し、筋力などを測定して治療効果があるかどうかを分析しています。今後、発症や病態進行メカニズムの解明に役立てることが目的です。こうした先進的な研究に携わったこともあり、大学病院の薬剤師を志望するようになりました。先端研究にも触れ、さまざまな症例や薬を広く知ることで自らの能力を高めたいと思っています。

研究を通じて臨床で役立つ専門的な知識はもちろん、協働して一つの目標を達成する力を得たことは今後チーム医療に携わる上で大きな自信となりました。また研究以外にも、看護学部と連携した「チーム医療演習」は、看護師の価値観に触れることができた貴重な体験でした。患者さんに寄り添うことができる薬剤師をめざし、研究はもちろん、残りの大学生活ではさらなる薬学の専門知識とコミュニケーション能力の修得に励みたいと思います。

病態医科学研究室

有効な治療法がない糖尿病の合併症、その予防に貢献したい。

薬学部 薬学科 4年次

安光 絵理さん

(山口県/宇部高校出身)

糖尿病神経障害は、糖尿病の合併症のひとつ。最初は痛みを感じ、病態が進行すると感覚が鈍くなったり感じなくなったりして、最悪の場合は手足の切断が必要になるケースもあります。まだ有効な治療法が確立されていないなか、ノイトロピンという疼痛治療薬がこうした糖尿病の神経障害を予防する効果があると報告されています。そこで、私たちの研究では、ラットを用いて実際にノイトロピンの抑制効果を調べています。研究で役立っているのは、3年次までの実習・実験で培った基本的な操作。ただし研究室では、薬の投与など、ちょっとした誤差で仮説どおりの結果が出ないこともあり、さらにレベルアップが必要です。将来は、病院での薬剤師をめざしているので、現在の研究を臨床現場で活かしたいと思っています。

また、薬学部には小グループでのディスカッションの授業も豊富にあるので「論理的に考えを伝える力」も養うことができます。研究方法や結果についてメンバーと議論する時にもこうした論理的思考力や情報発信力が培われるので、将来病院でチーム医療に携わった時に役立てたいと思います。

医療人としての自覚を備えた、高度な薬剤師を目指す。摂南大学 薬学部医療人としての自覚を備えた、高度な薬剤師を目指す。摂南大学 薬学部