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国立民族学博物館

1979年に万博の跡地にできた、日本初の「民族学」(文化人類学)の
博物館です。文部省の統括する研究型博物館で、大学院が設置され
ています。初代館長は梅棹忠夫。建築設計は黒川紀章。この博物館の
運営法や展示法は、その後の博物館に多くの影響を与えました。


外観     

エントランス    中庭
黒と利休鼠を基調にした重厚な外観、壮大な大理石のエントランス、
神殿を思わせるインド砂岩の中庭など、建物そのものにも見所が多い。




展示の方法にも当時としては画期的な試みがなされた。従来のように、
名品をどっかりとケースの中に置くのではなく、壁といわず床といわず
大量に展示し、その多様さ、迫力を肌で感じる方法が試みられた。


 
これは西中部アフリカの瓢箪を用いた器。
焼きごて・ナイフなどで、みごとな文様がつけられる。


<ビデオテーク> 美術品と違い、人間の行動、暮らし、
行事、芸能などを研究・展示の対象としているので、
ビデオによる展示が取り入れられた。
今日ではどこの博物館にもあるビデオ展示だが、
30年前には画期的な試みだった。
<ものの広場> 世界の民族資料を
手にとることができるコーナー。
資料を機械に近づけると、民族や用途を
音声で解説してくれる。
<ドクター民博> 同じく左の台に資料を
載せると、名称や用途をビデオで教えてくれる。 
木彫りの鳥を<Dr.民博>に載せてみると・・・

 韓国の伝統的な
 木彫りの水鳥
 「モッキロギ」。
 結婚式の時に
 新郎新婦への
 贈り物とされる
 と解説。


 人形劇や影絵の実演もある。
 実はこの影絵も操り人形も
 コンピュータ制御で動いている。
トルコの影絵人形カラギョズ
民族資料・民族芸術には、手作りのぬくもりをもつ素朴なものや、
深い信仰に結びついた神秘的なものがたくさんあります。これらを
この博物館では最新の技術を駆使して再現しているのが面白いですね。

でも機会があれば、賑やかな結婚式やお祭りで、人々にやんやの
喝采を受けている本物の人形芝居を、見てみたいものです。

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