摂南大学 機械工学科 倉田研究室

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更新日 2012-04-04 | 作成日 2008-05-17

倉田光雄 教授

kurata@mec.setsunan.ac.jp

最近の研究テ−マ:

(1)非接触懸垂支持型エアクッションパッド

近年、工業製品の高精度、高度処理化が進み、製造工程での搬送時に生じる傷、汚れの付着および変形が問題となり、この問題を解決するために非接触で単位面積当たりの支持力の小さい搬送装置が必要となっている。また、搬送材として、アルミの薄板などの軟材、半導体ウエハーなど強い磁気や大きな支持力を嫌う材料が考えられる。材質に関係なく単位面積当たりの支持力が小さいエアクッション力による非接触懸垂支持が適切である。ホバークラフトおよび気体軸受に見られるように正圧のエアクッション力による反発力が多く使われているが、懸垂支持するためには負圧の発生による吸引力を利用する必要がある。この吸引力を利用した非接触懸垂支に用いるエアクッション力の特性についてほとんど調べられていないので、非接触懸垂支持型エアクッションパッドの研究を行っている

(2)エッジの切落としによる角柱の抗力の軽減

物体に作用する流れ方向の力、すなわち、抗力を知ることはエネルギ損失および構造物の強度重要である。この抗力が小さいほどエネルギ損失が小さくなり、抗力の軽減は工学上重要である。エッジのある物体は常にこのエッジから物体に沿った流れが物体より離れる(はく離する)。角柱では4つのエッジ、すなわち、角があり流れに向かって前面側の2つのエッジからはく離する。このようなはく離を伴う流れでは物体に作用する抗力は圧力抗力が主になる。この圧力抗力を軽減する方法を研究する

(3)離散渦法による数値計算

簡単なランダムオークとカットオフモデルを用いた離散渦法による数値計算を行おうとしている。角柱の4つのエッジに切落としのある模型で数値計算したが、現在まだ流出渦の分布のみである