MutationView
MutationView とは
「MutationView 」は、ヒトの病気の原因と見られている遺伝子のデータベースで、慶應義塾大学医学部分子生物学教室が運営しています。
このデータベースを使うと、例えば目の病気、心臓の病気、脳の病気というように、病気の部位ごとに関与している遺伝子の変異を調べることも出来ますし、総合的に自己免疫病や癌の原因遺伝子について調べることも出来ます。
遺伝子データベースには、他にもいろいろなところが運営しているものがありますが、多くは”遺伝子の専門家”向け、又はかなりの専門知識がないと利用し難いものです。
「MutationView」 は、遺伝子専門家でなくとも遺伝子変異データを調べられるようにすることを目的に、「慶應義塾大学医学部分子生物学教室」と「Chi Co., Ltd」によって共同開発されたもので、グラフィックスを用いて視覚的にデータを見ることが出来るようになっています。
慶應義塾大学医学部分子生物学教室は、このデータベース運営の協力チームを増やしていくことで、活動を広げようとしており、摂南大学薬学部では、この遺伝子データベース運営の協力チーム第1号として、生化学研究室で「MutationView 」のデータの一部を公開するサーバーを運営しています。
現在では、浜松医科大学光量子医学研究センターと摂南大学薬学部生化学研究室が、主要な協力チームとして活動しています。

摂南大学チームで現在収録しているのは、癌原因遺伝子の一部、CDH1,CTNNB1,CTNNA1,MET,WRN,BLM,RECQ4の7つの遺伝子データですが、更に収録遺伝子を増やすためにいくつかの遺伝子のデータを収集しているところです。
より詳しく知りたい方は、「MutationView のオンラインマニュアル」をご覧下さい。
この「MutationView 」は、慶應義塾大学医学部分子生物学教室HPのフォームから利用者登録をしていただけば、どなたでもご利用頂けます。
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