摂南大学看護学部
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学部長挨拶

摂南大学看護学部の新入生の皆さんご入学おめでとうございます。学部長の鎌田佳奈美です。

 たくさんの花が咲き誇るよい季節を迎えました。本来なら新しい仲間や環境と出会い、戸惑いながらも心躍らせる日々であったと思います。新型コロナ感染拡大防止のためそれらがかなわない現状に皆さんは不安と寂しさを感じていることと思います。また、皆さんに会うことができない状況で、皆さんにお知らせできることも少なく、教職員一同、心を痛めています。現在はオンライン授業の準備をすすめており、随時連絡していきます。

 現在の状況は歴史的な困難です。そのような困難を乗り越えるためにしなければならないことは、現在の状況を憂い、原因を探ることではなく、困難な状況を受け入れ、“自分に何ができるのか”、“今、やるべきことは何か”と、一人一人が将来のために今できる最善のことを考えることではないかと思います。多くの制限がある中ですが、看護職を目指す皆さんは、授業が始まるまでの期間を、自分自身の教養を広め人間性を高める機会ととらえ、「自分のために」「社会のために」自分にできることを見つけて下さい。

 3月に卒業生97名(既卒者1名含む)全員が看護師国家試験に、助産師課程8名全員が助産師国家合格しました。2016年に初めての卒業生を輩出して以来、卒業生493名全員が看護師国家資格を取得し、38名全員が助産師国家資格を取得しました。この結果は、学生さん自身の努力と頑張りの賜物ですが、ご家族や教職員がONE TEAMとなった取り組みが功を奏したものと自負しています。5月25日から始まるオンライン授業については私たち教職員も初めての試みですし、学生の皆様にとっても慣れない方法に戸惑いや不安も大きいものと思いますが、皆で力を合わせこの危機を乗り越えましょう。乗り越えた先に、新しいステージが待っているものと信じています。

看護学部長 鎌田佳奈美

学科長挨拶

看護学部新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。学科長の田中結華です。

 皆さまには、心はずませて枚方キャンパスで学ぶ日を待っておられたことと思います。私ども看護学部の教員にとっても、今のこの状況は、大変残念でなりません。一方で、皆さんと皆さんのまわりの方々の健康が何よりも大切です。

 看護学部の1年生で学ぶことの一つに、心理学者A. マズローが唱えた欲求階層論があります。その理論では、人々が健康でありたいと行動することは、「生理的欲求」や「安全の欲求」の表れであり、最もベースにある欲求として位置づけられています。さらに、授業が延期されている現状は、欲求の最上層にある「自己実現の欲求」がかなえられない状態であると言えます。皆さまは、生理的あるいは安全の欲求を満たすために、自己実現を「がまん」している状態と言えるでしょう。

 一方で、あなた自身が積み重ねている、数え切れないほどの多くの「がまん」は、実は医療の最前線に立つ人たちを支える行動でもあります。

 そうです、もうお気づきかと思います。看護学部生であるあなたは、すでに「医療チーム」の一員です。単なる「がまん」ではなく、その意味を考え抜き、主体的な行動にすることが、真の医療人への道に一歩を踏み出すことにつながっています。

今少し、十分な準備を整える時期をとりましょう。この時期をポジティブな時期に致しましょう。大学は、すでに学生ポータルサイトから、皆さんがすぐにできる準備について発信しています。

 最後に、私たち看護職者の大大先輩であるF. ナイチンゲールのことばを紹介します。

「私の経験から、一つ言わせていただきます。どんな訓練を受けても、その人が、まず感じることを学び、次にものごとを自分の力で考え抜くことを学ばなければ、役に立ちません」

 みなさんとお目にかかれる日を、教員一同、心待ちにしております。

文中出典:ナイチンゲール 心に効く言葉(F・ ナイチンゲール著、ハーパー保子訳、サンマーク出版、2013年出版)

看護学科長 田中 結華