7号館
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- 7号館
- 看護学部専用の学舎(3階建て)で、白色を基調とした清潔感ある本館は、ガラス窓を多く設置するなど採光にも工夫を凝らした斬新なデザインを取り入れています。1・2階には「教室」のほか、最新の設備・機器をそろえた各専門領域の実習室、3階には少人数学習を行う「演習室」や「教員研究室」があります。
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- 成人看護学実習
- 急性期や慢性的な健康問題のある成人患者への援助技術を取得するための設備・機器を設置しています。心肺機能やエネルギー代謝をモニタリングする「負荷心電図装置」「心肺機能計測装置」のほか、測定した心電図・血圧等の波形・数値データを集中管理する「セントラルモニタ」など、最新の医療機器をそろえています。また、ICU(集中治療室)での看護を想定し「人工呼吸器」「除細動装置」のほか、成人看護学領域の学習に必要な環境が整っています。
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- 老年・精神・在宅看護学実習室
- 対象者とその家族が質の高い日常生活を送るための援助技術を修得するために、和・洋室のほか、浴室やトイレ、キッチンなどの設備を設けています。また、多様な種類の車椅子、高齢者モデル、高齢者体験装具などもそろえており、実際の現場に即した学習環境が整っています。このほか、対象者を理解し共感・傾聴するための基本的な態度と技能(コミュニケーションスキル)の修得に役立つデジタルビデオカメラ、最先端の医療・研究機関で導入されている「生体情報計測装置」を設置するなど、最新の機器を利用した看護技術の修得が可能です。
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- 基礎看護学実習室
- 対象者の生活を整える援助技術から、診察に伴う看護技術に至るまで、看護を実践するために必要な基礎看護技術を修得するための設備です。電動ベッド22床用意し、各ベッドにはプライバシー保護のためのカーテンやナースコールを設置し、臨場感をもって学習することができる環境を整えています。主に1〜2年次生が本実習室を使用し、学生同士で看護師と患者の役割を交互に行いながら、様々な看護技術の修得を図ります。このほか、健康状態を判断できるアセスメント技術を修得するために、シミュレータや機器をそろえています。
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- 母性・小児看護学実習室
- 妊産褥婦や新生児・小児のモデルやバイタルサイン人形、小児用ベッド、保育器など、母性看護学・助産学および、小児看護学の基礎的技術を修得するための機器をそろえています。また、NICU(新生児集中治療室)や分娩室で使用される「インファントウォーマ」のほか、「超音波骨密度測定装置」「超音波診断装置(エコー)」などの最新の設備・機器も充実しています。
さらに、本実習室には分娩台や検診台を設けた「助産学実習室」を設置し、助産師を目指す受講者が安全・安楽な分娩に必要となる助産とケアを実践する技術を学べる環境が整っています。
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- 演習室
- 各専門領域の授業において、少人数での学習を行うための演習室を15室設置しています。
グループワークやチュートリアルなどの少人数クラスによる学習を通して、講義で学んだ専門知識に基づき課題を発見し、その解決策について自らの考えをまとめ、他の人に理解させる能力を身につけます。本学の教育の特色である「少人数教育」を実践するための施設です。