1号館
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- 1号館
- 経済学部、理工学部の研究室や講義室、実習室を整備した研究棟です。
9階建ての棟内には、共用細胞培養室、機械・電気電子・都市環境工学科の実験室など、最新の研究や実験に対応した施設・設備が充実しています。今後、本館全体を活用した温熱環境分析やクールルーフなどの研究の取り組みも計画中です。
また、2階には「理工学部事務室」、7階には「経済学部事務室」があります。
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- 共同利用機器室
- 生命科学における実験や研究で使用しています。機器室1には、直径10万分の1ミリ程の超微小なタンパク質を結晶化させX線を照射することでその立体構造を明らかにする「タンパク質結晶構造解析用X線回析装置」を設置しています。
この最先端の装置を導入している日本の大学は数少なく、生命科学分野における最新の研究にも対応しています。
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- 機械工学科実験室
- 機械工学科における実験や研究で使用しています。
実験室には、様々な材料試験や引張変形、破壊特性などの分析に用いる「精密万能試験機オートグラフ」(コンピュータ計測制御式の引張材料試験装置)を設置し、同学科の授業のほか、材料力学や生産工学における高度な研究にも対応しています。
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- 高電圧実験室
- 電気電子工学科における実験や研究で使用しています。
実験室には、落雷を模擬したインパルス電圧(過渡的に短時間出現する電圧)を発生する「インパルス電圧発生装置」を設置しています。
この装置は、各種電気機器や絶縁材料のインパルス耐電圧試験や絶縁破壊試験に使用されており、電気主任技術者試験の対策としても利用しています。
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- 都市環境工学実験室
- 都市環境工学科における実験や研究で使用しています。
実験室には、等流・不等流・跳水などの水理実験に用いる「流水循環型勾配可変水路」や、BOD検査(微生物が水中の有機物を分解するときに消費する酸素の量を測定)などの環境実験に用いる「恒温恒湿室」を設置し、充実した教育・研究環境が整っています。
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- 共通製図室
- 機械工学科、電気電子工学科、都市環境工学科の学生が使用しています。
本館6階の西側の大部分を占める製図室には、製図台約160台を設置し、「ものづくり」には欠かせない設計を学ぶ環境が整っています。
また、廊下はガラス張りで、外光を有効に利用するほか、開放感のある空間で学習意欲の向上を図ります。
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- プレゼンテーションロビー
- 2階までの吹き抜けとガラス窓からの光によって、とても明るく開放感あふれるスペースになっています。
普段は、学生が自由に歓談できる場所ですが、シンポジウムや合同企業説明会、学生の作品展示など、学内の様々なイベントにも利用されています。
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- 共用細胞培養室
- 2動物細胞を扱う無菌室。倒立型ルーチン顕微鏡や超低温フリーザーなど、生命科学系の設備が充実。