経営学科の教育研究上の目的と3ポリシー
教育研究上の目的
企業を中心とする組織一般の運営に関する基礎的な理論と知識を身につけるとともに、幅広い教養をあわせ持ち、自律的・主体的に企業経営の一翼を担うことのできる、実行力ある知的専門職業人を養成する。
3ポリシー
ディプロマ・ポリシー（ＤＰ：卒業認定・学位授与の方針）
本学科の課程を修め、所定の単位を修得したうえで、次の要件を満たした者に学士（経営学）の学位を授与します。
- ■知識・理解
- ［ＤＰ１］企業を含めた社会で活躍するために必要な幅広い教養を身につけている。（教養知識）
- ［ＤＰ２］知的専門職業人として活躍するための基礎となる経営学および各コースの経営諸科学に関する基礎知識を身につけている。（基礎的専門知識）
- ■思考・判断
- ［ＤＰ３］専門分野の諸課題に対して解決を図るための情報の収集・分析の能力､論理的な思考力と問題を発見する能力を身につけている｡(情報の収集・分析の能力)(思考力)(問題発見力）
- ［ＤＰ４］多角的な観点から思考し判断して問題解決のための計画を立案する能力とともに、計画を実行に移す能力・実践し活用する問題解決力を身につけている｡(判断力)(計画性)(実践力)(問題解決力）
- ■関心・意欲・態度
- ［ＤＰ５］社会の規範を遵守しつつ､専門分野を含む多様な社会の諸問題に関心を寄せ、社会や組織の一員として互いの立場を尊重し積極的に他者との協働関係を築き、その問題の解決に主体的に取り組む意欲や態度を身につけている｡(倫理観、多様性、協調性、主体性）
- ■技能・表現
- ［ＤＰ６］知的専門職業人として活躍するための前提となるコミュニケーション能力と情報・データの活用を通した表現力を身につけている。（コミュニケーションスキル、情報リテラシー）
カリキュラム・ポリシー（ＣＰ：教育課程編成・実施の方針）
ディプロマ・ポリシーに掲げる目標を達成するため、次のとおり教育課程を編成・実施します。
- ■知識・理解
- ［ＣＰ１］ 企業社会で活躍し、また貢献・奉仕することができる幅広い教養とグローバルな視野を持つビジネス・パーソンを育成するため、外国語系、人文科学系・社会科学系・地域志向系などの「教養科目群」および企業経営と密接に関連する「法律科目群」を配置する。
- ［ＣＰ２］ 経営学および各コースに関する基礎的専門知識をステップアップ方式で修得するため、1年次に「基礎演習」「専門基礎演習」、1年次から2年次にかけて「専門基礎科目群」を配置する。
- ■思考・判断
- ［ＣＰ３］専門分野に関する情報・データの収集・分析の能力、ならびに論理的思考を通して問題を発見する能力を身につけるため、2年次から4つの各コース固有の「専門科目群」、4年次に「卒業研究」を配置する。
- ［ＣＰ４］企業経営の意思決定で必要となる判断力、計画を立て実践し活用する問題解決力を身につけるため、「応用・実践科目群」ならびに「卒業研究」を配置する。
- ■関心・意欲・態度
- ［ＣＰ５］社会規範や研究倫理を遵守しつつ､専門分野を含む多様な社会の諸問題に関心を寄せ、社会の一員として互いの立場を尊重し積極的に他者との協働関係を築き、その問題の解決に主体的に取り組む意欲や態度を身につけるため、少人数で行われる「専門演習Ⅰ」「専門演習Ⅱ」「卒業研究」を配置する。
- ■技能・表現
- ［ＣＰ６］他者との関係構築のため必須となるコミュニケーションの重要性を理解するため社会の仕組みを説きグループワークを行う「キャリアデザインⅠ」を、ならびにコミュニケーション能力の向上と多面的視点に基づき情報・データを活用した表現力修得のため少人数で行われる「卒業研究」をそれぞれ配置する。
アドミッション・ポリシー（ＡＰ：入学者受入れの方針）
本学科のディプロマ・ポリシーおよびカリキュラム・ポリシーを理解し、次に掲げる知識・技能・意欲などを備え、入学後は学修・課外活動に主体的に取り組む人を求めます。
- ■知識・理解
- ［ＡＰ１］経営学部で学ぶ諸科目を修得するために必要な基礎的教養・知識である「国語」、「英語」、「地理歴史」、「公民」、「数学」などの高等学校の教育課程を幅広く修得している。
- ■思考・判断
- ［ＡＰ２］「国語」、「英語」の読解力に基づいて、論理的に思考・分析し、その結果を解釈する基礎的能力を有している。
- ［ＡＰ３］「数学」の解析力に基づいて、論理的に思考・分析し、その結果を解釈する基礎的能力を有している。
- ■関心・意欲・態度
- ［ＡＰ４］「地理歴史」、「公民」の学修を通じて、現代の企業が抱える多様な諸課題に関心をもち、経営に関する専門知識と情報スキルの向上に意欲があり、その目標達成に向け、自ら進んで学修することができる。
- ［ＡＰ５］課外活動やボランティア活動に、他者と協働して、主体的に取り組んだ経験がある。
- ［ＡＰ６］ディプロマ・ポリシーを理解し、経営学部への入学を強く希望している。
- ■技能・表現
- ［ＡＰ７］他者との交流を通じて自分自身を成長させることのできるコミュニケーション能力を有している。
- ［ＡＰ８］取得した資格やスポーツ活動などを通じて得た経験を表現できる能力を有している。
入学者選抜の実施にあたっては、学力試験、適性検査をはじめとして、大学入学共通テスト、口頭試問（面接）、学修計画書、小論文、高等学校調査書、英語ほかの資格検定試験の結果などを入試毎に組み合わせて評価します。