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研究室紹介

本学農学部に、全国の大学・研究機関等から、64人の専任教員が就任します。農業生産学科および応用生物科学科は講座制(1研究室に複数の教授・准教授・講師が在籍)で各6研究室、食品栄養学科は16研究室、食農ビジネス学科は12研究室、合わせて40研究室体制で農学のさまざまな課題解決に取り組んでいきます。

農業生産学科

農業植物・栽培系

奥本 裕 [ 教授 ]
牛島 智一 [ 講師 ]

4億年前に陸上に姿を現した植物は、さまざまな環境ストレスにさらされながら進化をしてきました。植物が獲得した環境の変化を感知する能力や環境ストレスに応答して最適な形や成長を決定する能力には、多くの未知の遺伝子の働きが関係しています。温暖化で進む環境変化の中でも安心して育てることができる作物品種を開発するために、植物が進化の中で獲得してきたさまざまな環境ストレスへの応答メカニズムの解明を目指します。

川崎 通夫 [ 教授 ]

私たちの食や生活の中で、穀類、マメ類およびイモ類などの食用作物は、基幹的な役割を果たしています。工芸作物や飼料作物も、我々の日常生活や家畜生産にとって重要な作物です。これら「農作物」における生理・生態・形態の特徴や栽培環境に対する反応の仕組み、更には作物の生産性向上や環境にも配慮した生産方法・技術の開発に関する教育研究を行うことで、人類の食や生活に貢献することを目指します。

寺林 敏 [ 教授 ]
北村 祐人 [ 講師 ]

ガラスハウスや植物工場などの施設内での栽培を中心に、生産効率が高く周年にわたり安定して、高収量・高品質な野菜や花卉を栽培する技術の開発や、収量・品質を低下させる生理障害の発生原因の究明と回避法の確立等に関する教育研究を行います。さらに、遺伝学や分子生物学の知見に基づいて、産業の活性化につながる新たな地域ブランドとしての落葉果樹の品種開発と、収量性や生産者所得の向上を目指した効率的で持続可能な果樹の栽培方法に関する教育研究も行います。

農業生物・環境系

久保 康之 [ 教授 ]
飯田 祐一郎 [ 講師 ]

農作物の病気による被害は毎年5億人分もの食料の損失に匹敵すると言われています。植物病理学研究室では、病気を引き起こす有害な微生物(病原菌)がどのように植物に感染するのか、また有益な微生物がどのように植物を保護するのか、について微生物と植物の間で起こる相互作用の分子メカニズムを分子遺伝学、生理・生化学および細胞生物学的手法により解析し、生物多様性や自然環境に配慮した植物保護のための技術開発に貢献することを目指します。

石川 幸男 [ 教授 ]
藤井 毅 [ 講師 ]

安定した食料生産には適切な害虫防除が欠かせません。しかし、かつての防除は農薬に依存し過ぎていました。今、環境にやさしい害虫「管理」法の開発と実施が求められています。昆虫は、匂い、味、音、時間など外界の情報を巧みに読み取り、環境の変化に適応することで約5億年に及ぶ生存競争を勝ち抜いてきました。応用昆虫学研究室では、ムシの優れた適応能力を分子レベルで解き明かし、これを逆手にとった防除法の開発やヒト社会への応用を目指します。

山川 武夫 [ 教授 ]
佐野 修司 [ 准教授 ]

農業生産の基盤である土壌は、作物の栽培時に化学肥料や堆肥などの有機資材の施用や灌漑水などの管理の仕方によっては、生産性の高い肥沃な土壌にも生産性の低い劣悪な土壌にもなります。その変化は見た目ではわかりにくいので、土壌の物理性や化学性、および根圏微生物の菌叢を簡便に評価する方法を確立すると共に、作物の栽培試験を行なった結果との関連性から、肥沃な土壌の特性と管理法についての研究を進めていきます。

応用生物科学科

植物系

椎名 隆 [ 教授 ]
加藤 裕介 [ 講師 ]

植物の生理機能を分子レベルで理解し、農業生産性や青果物の鮮度維持を向上させる研究に取り組んでいます。特に、光合成や物質生産を担う葉緑体に注目し、農産物のストレス抵抗性や収量・品質の向上を目指します。光合成や環境応答など幅広い生理学を研究対象とし、最先端の遺伝子解析技術や生化学・細胞生物学を学びます。また、農産物の生体情報モニタリングや葉緑体工学を用いた応用研究にも取り組みます。

小保方 潤一 [ 教授 ]
松尾 充啓 [ 講師 ]

ゲノムが変化することは、かつては稀な出来事と考えられていました。しかし、ゲノムの解析技術が進歩した現在では、農場や自然界では、ゲノムは頻繁に変動していることが分かってきました。ゲノム生物学研究室では、植物と光合成生物のゲノムの構築・変動原理を、特に、生物種やゲノムの壁を越えた遺伝子の水平転移と、その影響に焦点をあてて研究しています。研究成果は、生物の多様性や進化の理解、環境保全を考慮した新しい遺伝子操作技術の開発、などにつながります。

微生物系

和田 大 [ 教授 ]
加藤 直樹 [ 准教授 ]

私たちの「食」や「農」と「微生物」の間には密接な関係があります。その関係を理解し、人類に役立てるための学問が「応用微生物学」です。当研究室では、微生物が作るアミノ酸や生物活性物質などの有用物質に着目しています。未知の微生物や新規物質を探索し、ケミカルバイオロジーや遺伝子工学技術を駆使して、有用物質の生産メカニズムを解明し、生産性向上やより高活性な誘導体の創出を達成することが目標です。

海道 真典 [ 准教授 ]
田中 茂幸 [ 講師 ]

自然環境において植物は、多くの微生物類と共存し生育しています。微生物類には、植物に感染し病気を起こすもの、病気を起こさず潜在感染するもの、逆に植物に感染し生育を助けるものがいます。私達はこれら植物-微生物間相互作用の理解のため、植物に感染するウイルスやカビの増殖・感染機構、および植物がこれらを認識し対抗するための反応メカニズムを研究しています。これらを通じて、植物育成の制御技術の確立を目指します。

動物・海洋生物系

井上 亮 [ 教授 ]
芳本 玲 [ 講師 ]

腸は、食物を消化・吸収するためだけの臓器ではなく、免疫や脳機能の調節にも重要な役割を担っています。そのため、腸が悪いとお腹の病気だけでなく、アレルギーや精神の病になることもあります。動物機能科学研究室では、腸内細菌や腸管免疫など色々な角度から腸の機能を研究し、腸からヒトや動物の健康をサポートすることを目指します。バイオインフォマティクスを積極的に用いてヒトのみならず、ブタ等の産業動物を対象とした研究も行っています。

豊原 治彦 [ 教授 ]
増田 太郎 [ 准教授 ]

海洋には人類にとって未解明の力を秘めた数多くの生物が生息します。海洋生物学研究室では、水圏生物に備わった不思議な力を私たちの生活に役立て、さらにその成り立ちの仕組みを分子レベルで科学的に解明することを目指します。具体的には、優れた水産増養殖技術の開発、水産食品の健康機能の解明、ならびに琵琶湖淀川生態系と摂南地域の関わり等について、ゲノム全体から遺伝子、タンパク質、ミネラル成分などに着目して研究を進めます。

食品栄養学科

専門基礎系

小川 俊夫 [ 教授 ]

公衆衛生学(Public Health)は、人々の健康を維持増進するための実践科学です。当研究室では、国際機関や国内外の研究機関と連携しつつ、医療ビッグデータを活用し、がんや生活習慣病等の健康課題や健康づくりを中心に、疫学、医療経済学、医療政策学、社会科学など多面的かつ幅広い視点の研究を実施します。さらに、特定集団や地域から地球規模まで各種の健康課題の解決に向け、さまざまな領域で研究成果の活用と実践についても取り組みます。

坂根 貞樹 [ 教授 ]

食品栄養学と内分泌代謝学に共通した研究課題の1つに、食品中のヨウ素と甲状腺ホルモン調節との関係があります。現代の食生活でヨウ素摂取量が甲状腺機能や甲状腺の大きさに及ぼす影響について改めて検討し、糖尿病や脂質異常症など生活習慣病との関連や、甲状腺機能異常(潜在性機能低下症や低T3症候群)を伴うことが多いとされる高齢者や進行がん患者の栄養管理に研究成果を応用することを目指しています。

藤林 真美 [ 教授 ]

女性アスリートの貧血改善を目指して、鉄代謝の根底にあるヘプシジンに着目した研究をしています。この成果は、アスリートの食事支援プログラムやアプリに開発に役立てます。またこれらは、多くの人々の健康維持のためにも活用できる汎用性の高いもので、健康な社会づくりの貢献へつながります。その他、最終糖化産物(AGEs)とスポーツ、月経とスポーツ、骨格筋電気刺激など、栄養とスポーツ・身体活動をキーワードとした学内外との共同研究も多数行っています。

安藤 真美 [ 教授 ]

「調理学による健康への貢献」を目標とし、さまざまな調理操作によって変化する食材の栄養成分、嗜好性、生理機能について研究を進めています。これまでに、がんの抑制にも関係する食材の抗酸化能と調理方法との関係を調べてきました。また、現代生活では必須である冷凍食品の栄養成分を含めた品質向上のため、新しい凍結方法の開発も進めています。これらの研究活動を通じ、調理学研究室では人々のQOL向上と食品産業への貢献を目指します。

水間 智哉 [ 教授 ]

コメの加工特性を複眼的に取り上げ、新規食品および食用外利用につながるあらたなシーズを探索しています。また、食品製造プロセスにおける食品成分と品質変化を追跡し、数学的シミュレーションの手法を取り入れつつ、高品質・省エネ化につながる基礎的・応用的技術の開発を目指します。ときには、食品工場に寝泊りしながらデータを採取してVE(バリューエンジニアリング)やIE(経営工学)の手法を取り入れながら製造工程の最適化に取り組んでいます。

吉井 英文 [ 教授 ]

食品の保存性を高め「安全で」「おいしく」「使いやすい」「栄養価の高い」食品を作るための方法を、実際に各種食品を作りながら学びます。研究は、機能性食品中の生理活性をもつ機能性化合物が安定かつ長持ちするように、機能性化合物を粉末化する手法について検討。具体例として、血液をさらさらにするための魚油の粉末化や食品のにおいの出方をコントロールする粉末の作り方を、食品企業と連携して開発していきます。

平原 嘉親 [ 准教授 ]

食品には、ヒトが生きていくために欠かせない栄養源や健康を維持・増進する有益な成分などが含まれています。しかし、この貴重な食品には安全性を脅かす有害な化学物質が含まれることもあります。食品衛生学研究室では、食品中に含まれる農薬、添加物、有害無機物質などさまざまな化学物質を分析してその安全性を評価し、食品の安全性を守ることによってヒトの健康に役立つ研究を行います。

専門系

岸本 良美 [ 准教授 ]

私たちの日々の食事にはたくさんの栄養素や機能性成分が含まれています。基礎栄養学研究室では、ポリフェノールなどの機能性をもつ食品成分を中心に、動脈硬化をはじめとする疾病の予防や、健康の保持増進への寄与について、主に培養細胞やヒトでの研究を行っています。また、私たちがそのような機能性成分を食事からどのくらい摂取しているのか、どのような健康アウトカムが期待できるのか、といった調査研究にも取り組んでいます。

山田 徳広 [ 教授 ]

ヒトはライフステージ(年代)やライフスタイルによって味覚や栄養必要量が異なります。応用栄養学研究室では、ライフステージやライフスタイルにあった加工食品を研究・開発し、その利用方法を提案していきます。その際、こしあんやみかんジュースを作る時のかすなど、有効成分を有しているにも関わらず、廃棄されている食品素材の有効利用を探ることによって栄養問題だけではなく、食糧問題、地域振興、環境問題に貢献する研究をしていきます。

森 美奈子 [ 講師 ]

人々が、質の高い快適な生活で、活力あふれる生活を送るために、栄養・健康教育によって望ましい食生活の行動変容に導き、モチベーションを上げて行動変容できるようなマネジメントの手法を社会環境の仕組みづくりの視点から検証します。研究成果によって、人々の生活背景や価値観を尊重し、豊かな人間性を持って、より良い食生活の意思決定を支援できるSociety5.0時代に求められる管理栄養士のマネジメントの手法を探求します。

喜多 大三 [ 教授 ]

栄養薬理学研究室では、NST(栄養サポートチーム)などのチーム医療の一役を担う管理栄養士として、医療現場で必要な薬物療法や静脈経腸栄養法で汎用される基本的な医薬品の薬理作用、並びに各種栄養剤に関する適正使用に関する医療情報を学修します。また、研究面では、緑茶等の嗜好品に含まれる成分の機能について研究をしています。

百木 和 [ 准教授 ]

超高齢社会の現在、高齢者の健康寿命の延伸および在宅復帰に向けた取り組みが重要です。各団体や施設、自治体と協力しながら高齢者の栄養状態の評価を行い、高齢者が地域で元気に暮らすための介護予防の取り組みを中心に研究を行います。高齢者の身体状況を踏まえた栄養評価法を理解し、コミュニケーションを図ることで、管理栄養士として病院や福祉施設で働く際に役立つ力を身につけます。

畦西 克己 [ 准教授 ]

歯の喪失により咀嚼能力が低下した高齢者ほど、食事が軟らかいものに偏ることから、栄養摂取量が減少し、低栄養状態に陥ります。また、活動量が低下し、筋肉量が減少することにより、サルコペニアやフレールが進行し、認知症や要介護になるリスクが高くなることが知られています。そこで、在宅での高齢者の咀嚼能力と運動機能、筋肉量、栄養摂取量などとの関連を評価し、健康を維持するための咀嚼能力を最大限に活用する食事を研究します。

黒川 通典 [ 教授 ]

「誰もが健康で暮らせる社会のシステムを構築する」をテーマとしてさまざまな観点から研究をすすめています。たとえば、地域診断を行い、その結果に基づく地域住民のための健康づくりプログラムの開発や食育ツールの開発、さらにはICTを活用した保健医療職のためのセルフトレーニングプログラムの開発を行っています。また、害獣であるシカ・イノシシと共生を図るとともに利活用をすすめるための食品の開発なども行っています。

樽井 雅彦 [ 教授 ]

給食における衛生管理についての適切な原価計算についての研究を行っています。これまでその絶対的必要性故にコスト意識が希薄であった衛生管理業務を取り上げ、その効率性向上、すなわち原価管理のための原価計算についての検討を行い経営面の向上を目指します。また、新調理システム(インカートクッキングシステム)運用面全般について調査・研究を行い、将来は適時適温給食の提供及び効率化を図り、人手不足改善の実現を目指しています。

食農ビジネス学科

農業経済・経営・政策系

柳村 俊介 [ 教授 ]

わが国では稲作を中心とする零細な農業経営が営まれてきましたが、こうした伝統的な農業経営の姿は大きく変化しています。事業の多角化と規模拡大が進み、個人や家族で営むものから従業員を雇用した法人経営へと発展する一方、農業経営の廃業や高齢化、耕作放棄地の発生等、農業の衰退が懸念される状況も生じています。当研究室では、海外の農業との比較を交えて農業経営の変貌を詳しく把握しながら、経済社会と農業経営のあるべき関係を考えます。

吉井 邦恒 [ 教授 ]

農業は、自然条件の影響によって収穫量や品質が変動し、それに応じて価格も変化しやすいというリスクに直面している産業です。このため、日本だけでなく、アメリカやEUでも農業生産を安定・発展させるための政策が実施されています。国土が狭く、食料自給率が低い日本にとって、安全で安心な食料を安定的に確保するためには、どのような政策が必要なのかについて、農業生産や食料流通の現場の声を聞きながら考えます。

成 耆政 [ 教授 ]

1つの産業としての農業と農産物の生産・流通・消費の経済システムだけではなく、環境に配慮にしたアグリビジネスの持続的な発展、第4次産業革命時代における次世代型スマート農業の姿、再生可能エネルギーと営農活動の融合を目指すソーラーシェアリング(営農型太陽光発電)、農業の6次産業化、農業労働力問題、道の駅と大学の連携などについて、社会経済学的アプローチと手法に基づき、幅広く研究・教育活動を行います。

浦出 俊和 [ 准教授 ]

農村地域における「地産地消」や「地域ブランド化」は、必ずしも地域農業の振興や地域活性化と結びついておらず、その困難性に直面しています。そこで、地産地消活動や地域ブランド化による地域活性化の効果を明らかにするとともに、地域内連携を構築する方策についての研究に取り組んでいます。さらに、今後重要性が高まってくる木質バイオマスについて、地域内循環を目的とした利活用の取組みを通じた農村地域の活性化についても研究しています。

食品産業・流通系

小野 雅之 [ 教授 ]

私たちは、多種多様な農産物や加工食品、飲食サービスを購入し、生活しています。
また、農業や農業経営も、農産物市場をはじめさまざまな市場領域と関わることで営まれています。このような食料・農産物の市場や農業・農業経営に関連する諸市場の動向と現状を分析し、その特徴と課題を明らかにするとともに、今後のあり方を考えることによって、私たちの生活の豊かさの向上と、農業・農業経営の発展に貢献できるよう研究を行っています。

濱田 英嗣 [ 教授 ]

農漁業、流通業、加工業さらに製造業について産業的観点から調査研究するのが食品産業研究です。食品産業は家族経営による水産加工業から先端技術を駆使するビール業など多様な産業が混在していますが、とくに農漁業に直接関係している流通業及び農村加工・水産加工に関して六次産業化を含めて研究します。

副島 久実 [ 准教授 ]

少子高齢化、人口減少、日本に住むまたは訪れる外国人の増大、働く女性の増加、家族のあり方の変化、経済格差、ライフスタイルの変化、価値観の多様化など、今、日本の社会全体は大きく変わりつつあります。その中で、農水産物や加工食品など「食べ物」は私たち消費者にとってどのように位置づけられ、選択されているのでしょうか。また、多様化する消費者に対して生産者や食品産業界、流通業者、小売業者などはどのようなマーケティングを実践しているのでしょうか。これらを分析することで、持続的で豊かな食生活を送れるような社会の構築へ寄与していくことを目指します。

戴 容秦思 [ 講師 ]

商品としての食料の生産と消費には、人、場所、時間ないしは情報や心理的な隔たりがあります。流通は、このような隔たりがある生産と消費を結びつける役割をしており、そのしくみは国々の社会や経済のあり方に基づいて形成され、グローバル化など社会・経済の変化にともなって変化しています。私たちが生活するうえでの必需品である食品・農産物を対象に、流通のしくみと役割、その変化について学び、安全な食料の安定供給に寄与する流通のあり方について研究していきます。

食農共生、循環型農業系

北川 太一 [ 教授 ]

近年、さまざまな面で「食と農の距離の拡大」によって生じる問題が指摘されています。私たちが真に豊かな食を実現し、日本の農業を発展させていくためには、食と農を結び、両者が共生していく道筋を考える必要があります。この研究室では、食と農が共生する社会を実現するために、農林漁業生産者と消費者、農山漁村(むら)と都市(まち)、産地と食卓を結ぶ方策と、それらに果たす交流ビジネスの役割について考えます。

田中 樹 [ 教授 ]

日本やアジア、アフリカの地域社会をフィールドに、教育・研究・社会実践を織り交ぜながら、人びとの知恵や経験則に学びつつ、潜在的な地域資源を発掘し、それらを活かして実践技術や生業(なりわい)を創る研究に取り組みます。そこでは、脆弱環境(人間活動により容易に劣化する社会や資源、生態系)や人びと(社会的弱者層を含む)との協働を意識します。貧困問題や生態系保全、地域活性化など複合的な課題の解決を目指します。

中塚 華奈 [ 准教授 ]

「食農教育」とは、食が有する多様な役割の大切さを伝える「食育」と、食べものを育む根本である農林水産業に関する知識習得や体験を含めた総合教育のことです。食農教育研究室では、食農教育のあり方やその意義について追求し、それらによる都市と農村の共生・対流、双方における地域活性化や食文化等にもたらす影響等を調査し、環境と調和のとれた食料の生産、流通、消費のシステム構築に寄与するプログラム開発や政策提案を行います。

谷口 葉子 [ 准教授 ]

気候変動や生物多様性の喪失等の地球環境問題が悪化の一途をたどる中、今日の社会では責任ある生産・消費活動の実践が益々求められるようになってきています。有機農業は持続可能な農業ともいわれ、倫理性を重視した食品の代表格です。持続型フードシステム研究室では、主にオーガニック食品を題材として、責任ある生産・消費活動の促進につながる制度や流通、消費について経済学やマーケティング等の社会科学的アプローチにより研究を行っています。

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