親子で楽しく防災体験!「災害時における健康維持」セミナーを開催しました
DATE:2022.03.11広報室
3月5日、親子で一緒に防災意識を養う「災害時における健康維持」のためのオンラインセミナーを開催し、21組の親子が参加しました。
第一部は食品栄養学科の藤林真美教授が災害時に報告される「エコノミー症候群」の予防に有効な運動をレクチャー。避難時などの待機所といった狭いスペースでは、血流が悪くなり、下肢の静脈で血液成分が固まりやすくなります。この固まりが剥がれて血流に乗り、肺の細い血管で詰まって肺血栓などを起こしてしまう恐れがあります。そこで下肢に滞留した血液を上手く循環させるための足指運動や足の曲げ伸ばし、ふくらはぎの筋肉を収縮させる運動などについて、丁寧に説明を交えながら行いました。
第二部は同学科森美奈子講師が災害時に備えるために、避難場所など事前に決めておくべきことや、ローリングストックに適した食品を紹介。また防災意識を養える「おうちキャンプ訓練」や備蓄した食材で簡単に作れる「パッククッキング」を紹介。卵やトマト缶、パスタなどの食材をビニール袋にいれ、湯煎して作る「ツナとコーンのパスタ・トマトソース煮・ふわとろオムレツ」をレクチャーしました。
参加した子供たちは、自身の運動の様子や、完成した料理などをカメラに写して元気に講師たちに報告していました!