【農学部】柚木沙都さんが「ヤンマー学生懸賞論文・作品入選発表会」で優秀賞を受賞
DATE:2024.03.13農学部事務室
「第34回ヤンマー学生懸賞論文・作品入選発表会」で農学部食農ビジネス学科(3年)柚木沙都さんが【優秀賞】を受賞しました。
同学生懸賞はヤンマーアグリ株式会社が主催するもので、日本や世界の農業において直面する課題を捉え、持続可能な農業を実現するための新たな発想を広く自由な観点で論じ、夢と若さあふれる提言を募集したものです。
「過疎高齢化する島嶼部での生態系保全と地域振興への試案 ~久米島町での赤土流出の抑制をめぐって~」というタイトルで発表し、島ならではの産業と環境問題に着目し、生態系保全と経済とを両立した解決策であったという点が高く評価されました。
柚木さんは「従来の赤土流出対策が一般的であるだけに、提言する対策が有効で、かつ持続可能性があることを、どのようにすれば広く認知してもらえるか思案するといった点で苦労しましたが、これまでの『ヒト対自然』ではなく『ヒトも自然も』という持続可能な対策であることが評価されて嬉しく思います。今後はまだ実行に移せていないグリーンベルトの設置と、植栽するアロマ植物を使った学習ツーリズム、地域産品開発への発展性にも着目して研究を続けたいです」と受賞の喜びと、今後の展望を語りました。
▼入賞者一覧はこちら
https://www.yanmar.com/jp/agri/agrilife/prize/winners.html
(参考)第34回ヤンマー学生懸賞 募集要項はこちら
https://www.yanmar.com/media/news/2023/05/30065706/34th_requirement.pdf