第2回摂南大学最先端研究フォーラムを開催しました。
DATE:2013.07.10企画課
7月6日(土)14時から、本学寝屋川キャンパスにおいて、「人は今、何を、何故、如何に研究するのか?」をテーマとする「第2回摂南大学最先端研究フォーラム」を開催しました。
このフォーラムは、本学教員の最先端の研究成果について、可能な限り専門用語を使わずに平易な言葉で地域の一般市民や学生等とともに議論を行い、テーマについて参加者全員で考えるイベントです。内容は、総合大学ならではの学部横断型のものとし、発表者と聴講者の双方向性を重視して研究と教育の両方の側面を持たせた本学独自のスタイルです。2011年度に引き続き2回目の開催となり、今回は一般市民の方から教職員・学生まで合計72名に参加いただきました。
最初に、芳本研究支援センター長から開会の挨拶があり、その後、荻田薬学部教授の司会によりフォーラムが進められ、まずは本学教員3人による話題提供がありました。1人目は理工学部機械工学科岸本講師による「自然にまなぶ宇宙構造物の研究」、2人目は薬学部薬学科佐久間教授による「大腸がんの早期発見」、最後に看護学部看護学科鎌田教授による「子どもの“自分は大切な存在”と思える気持ちを育むケア」であり、平易な言葉でそれぞれの研究について発表を行い、「自らの知的好奇心から研究をスタートしたが、今は知的好奇心を満たすことだけでなく、社会への貢献を考えながら研究を進めている」との話がありました。その後の意見交換では、一般市民の方を含めて活発なやりとりが行われ、予定終了時刻を超える状況となりました。
フォーラム終了後の懇親会においては、一般市民の方・教職員・学生が分け隔てなく会話を行い、懇親を深めました。