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経営学科塚田ゼミ生らの取り組みが「関西SDGsユース・アクション2021」のグランプリ(学生部門)に選ばれました!一覧へ戻る

本アクションを実践中の塚田ゼミのメンバー 本アクションを実践中の塚田ゼミのメンバー

No Charity but a Chance!のタイトルには「AIに仕事が奪われるとネガティブに捉えず、AIを作る仕事をするとポジティブに捉える」という思いが込められている No Charity but a Chance!のタイトルには「AIに仕事が奪われるとネガティブに捉えず、AIを作る仕事をするとポジティブに捉える」という思いが込められている

アノテーション作業例の説明をする谷口さん アノテーション作業例の説明をする谷口さん

 2月26日にオンラインで開催された「第3回関西SDGsユース・アクション2021」(関西SDGsプラットフォーム、公益社団法人2025年日本国際博覧会協会共催)で、塚田義典准教授のゼミ2・3年生のSDGsの取り組みがグランプリ(学生部門)に選ばれました。

 

 このイベントは国連の持続可能な開発目標「SDGs」達成への貢献を目指す大阪・関西万博が、小中高生や大学専門学校生などの関西の若者(YOUth)からSDGs達成に向けたアイデアや実際に行っているアクション(行動・活動)を募集し、その実現をサポートするもので、224件の応募がありました。

 

 塚田ゼミは、「No Charity but a Chance!~AIアノテーションによる障がい者の雇用機会の創出~」をテーマに、社会福祉法人太陽の家、株式会社オートバックスセブン、株式会社エー・ディー・イーと共同で実施している取り組みを発表。障がい者の賃金が健常者に比べ低く、その仕事内容も単純作業が多いためAIやロボティクス技術の進化により働く機会の損失に直面していることを受け、学生らは「AIアノテーション」の作業を障がい者が実施できる仕組みを開発しています。AIアノテーションとは、「画像から特定の人物を識別するAI」や「音声から言葉を識別するAI」を作るために、画像や音声、テキストなどのあらゆる形態のデータに、それが何か、どのように識別したいかを教える作業のこと。ゼミ生の谷口侑輝さん(2年)は、「AIによって仕事が奪われる社会ではなく、AIによって仕事を生み出す社会にし、障がい者と健常者の垣根をなくし、同じ土俵で仕事ができる社会を作りたいです」と開発目標8(働きがいも経済成長も)・9(産業と技術革新の基盤をつくろう)・10(人や国の不平等をなくそう)を実現するために行っているアクションについて、説明しました。

 

 AIの市場規模の拡大に伴い、AIアノテーションの需要は今後も高まることが想定されます。これまで就業機会に恵まれなかった重度障がい者の方にも働く機会を提供するだけでなく、障がい者自身が今社会に必要なAIとは何かを考え、形にして、販売できる創造的な就労に携わる機会の創出も期待できます。今後のビジネスモデルとして、民間企業からのアノテーション作業の受注や、障がい者自らが開発したAIのライセンス販売などを想定しています。

▼塚田ゼミのプレゼンテーションはこちらからご覧いただけます
https://www.youth2030.jp/ideacontest/award/index.html#cont01-01

 

本アクションを実践中の塚田ゼミのメンバー
関 勇輝(3年)
丁畑 昂平(同)
吉村 怜(同)
谷口 侑輝(2年)
本田 凜(同)
山崎 広陽(同)

 

本取り組みは、国立研究開発法人科学技術振興機構 戦略的創造研究推進事業(社会技術研究開発)JPMJRX21I2、社会福祉法人太陽の家、株式会社オートバックスセブン、株式会社エー・ディー・イーの支援を受けています。

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