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経営学科3年山崎さんが第17回関西大学ビジネスプラン・コンペティションで富士通賞を受賞一覧へ戻る

賞状と副賞を手にする山崎さん 賞状と副賞を手にする山崎さん

 経営学科3年山崎広陽さんが、第17回関西大学ビジネスプラン・コンペティション(KUBIC2022)の「テーマ部門」で富士通賞を受賞しました。

 

 KUBICは、自由な発想で考えたビジネスプランを提案する「自由応募部門」と、協賛団体が実際に直面している課題について解決策や新しいアイデアなどを提案する「テーマ部門」があり、学生の提案が実際に協賛団体の事業として採用される場合もあります。今年のテーマ部門には4団体の協賛に対し399件の応募があり、第1次審査、第2次審査(書類選考)を経て、10月8日に最終審査の本選会(プレゼンテーション審査会)が行われ、各協賛団体から1チームまたは1人に部門賞が贈られました。
 

 山崎さんは、富士通から提示のあった「教育現場におけるDX推進~新しい教育サービスを考えてみよう~」に応募。このテーマに対し「Nurturing Japanese treasure~AIで高める小さい子供への手厚い保育~」と題し、幼い命が保育所や幼稚園の人手不足などで犠牲になることを防ぐため、高機能のAIカメラの導入を提案しました。寝ている間に気道が塞がったり、食べ物を喉に詰まらせたりした際、画像分析AIを搭載したカメラで子供の異変に気づき手厚い保育を実現するものです。企業からは社会実装できる現実的な提案にするための現状把握や、売上予測を立てるための入念な調査が評価され受賞に至りました。

 

 山崎さんは、「人的にはどうしても拾いきれない課題をAIで解決したいという思いがありました。実は前年も本大会に応募しましたが受賞を逃し、2度目の提案。今回こそはと納得できるまでブラッシュアップを重ねたので、評価されたことが大きな自信につながりました」と喜びを語りました。

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