【看護・農・薬学部】住民約950人を対象に「健康チェック」「災害時のお薬手帳活用セミナー」開催!
DATE:2023.12.08広報室
NEWS RELEASE【No.30】
摂南大学(学長:久保康之)看護学部・農学部・薬学部は2023年11月23日(木・祝)に、交野市松塚地区で開催されたイベント「松塚防災フェスタ2023」にて、地域住民約950人 (20歳以上)を対象に「健康チェック」と「災害時のお薬手帳活用方法セミナー」を実施しました。
【本件のポイント】
● 2015年度より「松塚健康プロジェクト」チームを発足し地域住民の健康維持・向上に貢献
● 看護学部と農学部では、「長生き」と密接に関わる「8つの健康チェック」を実施
● 薬学部では、「災害時のお薬手帳活用セミナー」にて薬管理の重要性を発信
■看護学部・農学部による「健康チェック」
「健康チェック」では、長生き(健康寿命)と密接に関連する8つの項目(体組成計測、骨密度計測、ヘモグロビン検査、口腔機能チェック、握力計測、足指圧測定、酸素飽和度計測、血圧測定)を看護学部と農学部の学生11人が測定しました。その他、教員による健康相談会も実施しました。
参加した住民の方からは、「学生や職員の方々が親切で丁寧に案内・計測をしてくれるので、毎年健康チェックに参加している」「病院での取り扱いが限られる骨密度や酵素飽和度も計測してくれるので、自分の健康の意識が高まる」などの感想があり、自身の健康意識が向上された様子でした。
当日は94人が参加し、うち8割は過去にも参加いただいたリピーターの方々でした。測定を行った学生は「測定中、地域の方とお話をする中で、健康に対する意識が高いことが伝わってきた」「今後もイベントを通して地域の方の健康促進に貢献したい」と感想を述べました。
■薬学部による「災害時のお薬手帳活用セミナー」
薬学部5年生2人による「災害時のお薬手帳活用セミナー」では、交野市民の薬管理に対する意識向上に繋げるべく、災害時における「お薬手帳」の活用方法や、薬の管理法、避難所など限られたスペースでも気軽に実践できる運動方法などを説明しました。
当日は50人を超える参加があり、「サプリメントや栄養食品等を使用した時もお薬手帳にメモをするとよいことを知った」「災害時や避難生活時に行うと良いとされる体操が良かった。日常生活に取り入れていきたい」などの感想がありました。
【イベント概要】
・ 日 時:2023年11月23日(木・祝)9:30~15:00
・ 場 所:松塚ふれあい会館(大阪府交野市)
■松塚健康プロジェクトについて
摂南大学の看護学部・農学部・薬学部「松塚健康プロジェクト」では、毎年7月と11月に「健康チェック」やセミナー、健康学習会といったイベントを開催するだけでなく、「健康であることの重要性」を発信するために、1年に4回「摂南大学 健康だより」を作成し、交野市松塚地区の全戸に配布しています。同「健康だより」はプロジェクトチームの学生と教員が共同で執筆し、健康にまつわるコラムや、気温(季節)に適した運動方法など、楽しみながら日々の健康づくりにつなげていただけるようなコンテンツをお届けしています。
▷「摂南大学 健康だより」2023年10月第22号はこちら
■内容に関するお問い合わせ先
摂南大学 学長室 企画課 TEL: 072-839-9450 (直通・月~土)9:00~17:00