2005年4月4日

2004年度後期「学生による授業アンケート」結果について

都市環境システム工学科では、標記アンケート結果について2005年3月28日に会議を開催し、アンケート結果の分析と今後の対応について話し合いを行いました。以下に話し合われた内容について示します。

  1. (1)情報処理演習Tは、授業の進度が速かったため理解度が低くなった。基礎的な演習を繰返し行い、授業の進度の見直しを図り、理解度の向上に努める。
  2. (2)測量学実習Tは、レポートの採点・返却を1週間後に改め、担当教員全員による実習指導を行った結果、多くの質問項目が改善されたが、問 4の理解のための工夫や問5の教員の話し方については依然として低い評価となった。今後、担当教員が分担して最初の実習内容の説明を行う等の改善を行う。
  3. (3)各講義室の空調が暑すぎたり、寒すぎたりとの意見が多い。特に情報処理演習室では気温がかなり高温になることが多く、個人での調節が困難である。 C科として大学に空調設備の改善を申し入れていく。
  4. (4)OHPやパワーポイントの導入を進めた結果、全体的に板書に関する意見が改善されている。今後もこれら教材や板書のスピードの見直し、板書に専念できる時間の設定等を検討し、さらなる改善を図っていく。

なお、板書に関して、黒板を写すことが授業を受ける全てだと考えている学生が、まだ、一部に見られるようです。教員の言葉をしっかりと聞き、目で見、説明していることをその場で理解するように努めてください。また、授業は教科書を前提として実施されているものがほとんどですが、教科書を持ってきていない学生が一部に見られます。教科書が無くては、いかに教員の説明を聞き、ノートをとっても内容を理解することは不可能です。教科書とノートと教員の説明があって初めて理解が成り立つということを肝に銘じてください。皆さんも受講する際の自分の態度を見つめ、意欲的に受講するように心掛けてください。今後も授業改善のため率直な意見を期待しています。