2005年12月5日

2005年度前期「学生による授業アンケート」結果について

都市環境システム工学科
学科長  道廣 一利
教育システム評価委員会

都市環境システム工学科では、標記アンケート結果について2005年11月15日に会議を開催し、アンケート結果の分析と今後の対応について話し合いを行いました。以下に話し合われた内容について示します。

  1. (1)今期の2年生からα、βのクラス分けによる授業が始まったが、αクラスの満足度、理解度が、授業を通じて教員が感じていたほどには高くなかった。授業内容(レベル)等に関して検討していきたい。
  2. (2)学生がノートを取りやすいような工夫、配慮が必要であるとの認識を確認した。例えば、板書の工夫、パワーポイントと板書の混用を避ける、プリント配布とその利用法の指導等に関してさらなる工夫をしていく。
  3. (3)実験、実習等に関しては、設備、環境に関する評価が低いので、今後改善を目指していく。
  4. (4)教育内容(レベル)と学生の理解度、満足度の関係については極めて重要な問題であるとの認識を持っているが、その相関を十分に把握できていない面もあり、さらなる実践、考察が必要であると考えている。学生諸君からも授業内容の質問などを通じて積極的な意見を歓迎する。

なお、板書に関して、黒板を写すことが授業を受ける全てだと考えている学生が、まだ、一部に見られるようです。教員の言葉をしっかりと聞き、目で見、説明していることをその場で理解するように努めてください。

また、授業は教科書を前提として実施されているものがほとんどですが、教科書を持ってきていない学生が一部に見られます。教科書が無くては、いかに教員の説明を聞き、ノートをとっても内容を理解することは不可能です。さらに、授業中の私語、居眠り、携帯電話の操作、後ろの方にかたまって座る等、積極的に授業を理解しようとする姿勢が乏しいとみられるケースも目に付きます。学生の皆さんも受講する際の自分の態度を見つめ、意欲的に受講するように心掛けてください。
今後も授業改善のため率直な意見を期待しています。