2012年9月11日
2011年度後期「学生による授業アンケート」結果について
都市環境工学科
学科長 熊谷 樹一郎
教育システム評価委員会
委員長 頭井 洋
都市環境工学科では,標記アンケート結果について 2012 年 9 月 11 日に会議を開き, 2011 年度後期開講の専門科目すべてのアンケート結果一覧を基に,アンケート結果の分析と今後の対応等について話し合いました.
教員ごとに担当科目の今期の改善点や反省点,今後の改善方法について説明があり,その後,全員で今後の改善等について話し合いました.以下にその主な内容を示します .
- (1) 多くの科目で,各教員の努力によって授業改善が進んでいる.その結果,総合満足度が徐々に向上している科目がある.その一方,総合満足度が前回より低下した科目や一部科目において,なお,学生の十分な満足度が低い科目もあり,その原因と改善方法について次のような意見が出された.
- (2) 満足度が低い科目では,講義の工夫や話し方など他の項目も低い場合が多い.授業見学をした他の教員の目からみると,それほど問題とは感じないにも関わらず,低い評価になる原因として,講義内容そのものよりは,教員に対する不満が先にあるのではないか.学生に授業を聞こうとする姿勢を持ってもらえるよう,教員側から学生はどのよう点に不満をいだくのか,謙虚に反省することも必要ではないか.
- (3) 今回も前回に続き,教員より,「教科書を持参しない」,「教科書を持参していても教科書を開けない」, 「板書に不満を持っている学生の多くが,教科書を持参していない」という指摘があった.
上記のように,教員は,諸君のアンケートについて長時間の議論を続けて,授業改善に努めています.学生諸君も,予習・復習に努め,無断欠席や遅刻をしない,講義中は講義に集中するなど,協力をお願いします. 特に,教科書を指定されている講義では,教科書を必ず持参するようにしてください.
今後とも,各方面からの意見を採り入れ,本学科教育プログラムと教育システムのさらなる改善を図っていきたいと考えています.
以上