2019年12月20日
2019年度前期「学生による授業アンケート」結果について
都市環境工学科
学科長 片桐 信
都市環境工学科では、標記アンケート結果について2019年11月5日に科目間連絡会議を開催し、アンケート結果の分析と今後の対応等について話し合いました。以下にその主な内容を示します。
(1) 地盤力学Tと地盤力学T演習で、「解答例を配布して欲しい。」との要望がありました。教員間で意見交換を行いましたが、自力で導く力を身につけてもらいたいため、導出過程を示しますが、配布をしないようにしたいと思います。なお、授業の最初に周知します。
(2)計画システム(β)では、理解が不足している点を把握するためにコミュニケーションペーパーを活用しました。
(3)計画システム演習のアンケート結果は上昇しました。GIS操作をマニュアル的にまとめた説明資料を作成し、いつでも参照できるように工夫した効果であると分析しています。
(4)環境地盤工学では、アクティブ・ブック・ダイアログを取り入れました。学生の評判は良かったと感じています。
(5)CAD実習では、「課題がわかりにくい」、「声が聞き取りにくい」、「スピードが速い」などの意見がありました。学科として改善を検討してきます。
(6)環境計画設計製図では「土圧の計算の理解が難しい」との意見がありました。授業の時間配分を見直すなどの改善を検討していきます。
なお、授業アンケートをWEBで実施するようになってから回答率が低下していることに、引き続き、懸念の声が上がっています。皆さんの声を反映した授業改善を効果的に行うためにもアンケートの回収率を向上させることは重要です。2019年度から質問項目が5項目に減り、入力しやすくなっています。学生諸君の積極的な回答をお願いします。
以上