ゼミを探検!

中西正樹ゼミナール

外国語による観光情報の発信

キーワード

観光、地域、現地調査、翻訳、情報発信


3年生のゼミ

 多くの訪日客でにぎわっていた観光地は、世界的なコロナウイルス感染拡大によって一変しました。しかし、日本に対する関心が失われたわけではありません。これまで目が向けられなかった日本の魅力を伝えるチャンスとも言えます。当ゼミはそういった場所やものを現地調査し、その魅力や情報を日本語と外国語で発信するとともに、発信にはどのような方法が有効かを研究しています。

現在はブログで発信していますが、動画投稿サイトを使うこともあり、多くの人がアクセスしやすいメディアとしてSNSにも注目しています。

 目的地の選定や調査チームの構成、役割分担などは学期ごとのテーマに応じて決めます。最近の例では、「レトロ」をテーマに京都の明治建築や箕面公園の滝道、名張のレトロカフェなど各自の地元のスポットを選んでチームごとに独自の視点で観光情報をまとめ、それをブログに掲載しました。また、「ユニークなミュージアム」をテーマにした学期では、奈良の金魚ミュージアムや吹田のミスドミュージアムなどを取り上げました。下がブログへのリンクです。

https://ameblo.jp/xnakanis



4年生のゼミ(卒業研究)

 各自で自由にテーマを決めて研究に取り組みます。最近の例では、「メディアが報じた首里城焼失」「観光にとっての映え」「持続可能な観光」など観光をテーマに選んだものや、「優れた映画字幕とは」「台湾人が作った万葉仮名」「韓国語と朝鮮語どちらが正しいか」「シュウソクは収束それとも終息」「見える化の源流とその変容」のように翻訳や言葉をテーマとした研究も目立ちます。「Miss Koの英中混在ラップミュージック」「キムチブームはなぜ起きたのか」「台湾映画の日本リメイク版を通して見る異文化 」のように異文化間の交流について考える研究もあります。

 卒業研究は自分の興味から出発しますが、その興味の中の「なぜ~なのか」「どうすれば~できるか」という問いが研究テーマにつながります。そしてその答えを求めて自ら資料を探し、それらの中からあらためて問題を見つけて模索し、仲間と議論するうちに必ず何かが見えてきます。それが研究だと考えています。

PAGETOP