パーキンソン病や筋萎縮性側索硬化症などの神経変性疾患や緑内障などの眼疾患は、神経細胞が障害・脱落することで運動機能障害や視力低下をきたす進行性の疾患です。これらの疾患の原因および発症機構には不明な点が多く、また、進行を完全に抑制する治療法が存在しません。そこで、疾患モデルマウスなどの実験動物並びに培養細胞を用いることにより、これらの疾患の原因および発症機構を解明し、疾患の進行を抑制する治療法を確立することを目的として研究を行っています。
1)虚血性網膜症、糖尿病網膜症、緑内障の新規治療薬の探索
2)筋萎縮性側索硬化症(ALS)やパーキンソン病などの神経変性疾患における細胞死誘導機構の解明と
その治療薬の探索
3)中枢神経系における神経細胞とグリア細胞の相互作用
4)生理活性ペプチドapelin の神経細胞保護作用
上記の研究テーマに基づき、実験動物および培養細胞を用いて、分子薬理学的・生化学的・分子生物学的手法を用いて実験を行っています。
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