NEWS & TOPICS

トヨタ会館とトヨタの高岡工場を視察


   12月22日、郭ゼミ生の計24人(1年次~3年次)は「トヨタ会館」及び「トヨタ自動車高岡工場」を見学しました。
  最初に訪れたトヨタ会館の見学では、スタッフの方がトヨタの沿革、事業分野、世界各国との協力体制について詳しく説明してくれました。また、展示コーナーでは、学生たちはF1で使用された実車、最新の電気自動車、ハイブリッドシステム、環境・安全に関する最新技術などを興味津々に見学していました。
 続いて、自動車の組み立てを行う高岡工場の生産ラインを見学しました。学生らは教科書で習ったトヨタ生産方式(TPS)を身を持って体験することができました。自動車のように3万点にものぼる部品から造られている製品を大量かつ効率良く生産するためには、緻密な生産計画を立てる必要があります。学生たちは現場の作業員の仕事ぶりを観察しながら、ムダを徹底的に無くす「ジャスト・イン・タイム方式」と「かんばん方式」というトヨタ独創的な生産管理方式に感心していました。また、組み立て体験コーナーでは、学生らはトヨタの従業員による創意工夫を実感し、将来はトヨタのような企業で働きたいという願望も。
 見学後、学生らは、自動車生産においてロボットが人間の仕事を奪うのではないかという声もありましたが、生産現場で働く人たちの知恵と協力精神の重要性を改めて感じることができました。