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2024.10.16

▶お知らせ

名方佳寿子准教授が堺市で教養講座行いました

 10月5日、経済学部の名方佳寿子准教授が堺市立男女共同参画センターコクリコさかい:堺自由の泉大学において大阪府立大学名誉教授・関西大学名誉教授宮本勝浩先生とともに『人生100年時代の年金、医療保険と私たちの暮らし』というテーマで一般市民の300名を対象に講演会を行いました。
 現在日本では平均寿命が男性81歳、女性87歳と伸び続けており、先進国の中でも最も早いスピードで少子高齢化が進んでいます。その結果、勤労者数の減少が見込まれる一方で年金・医療費が拡大し、日本の財政はひっ迫しています。今後年金給付額の減少や医療費負担割合の増加が予測される中、心豊かに穏やかな老後生活を送るためにはどのようなことことに各個人が気をつけなくてはいけないかという点を宮本先生が説明しました。一方名方准教授は、現在の日本の医療保険制度と何故医療費が増加しており、国際的にみても高いのかについて解説し、今後現在の医療制度を維持するのは難しいことを説 明しました。

 講演後、参加者の中から「今後医療保険料は上がることが予想されるか」などの質問があがり、皆様から高い関心を得ました。今後も皆様の身近でかつ重要なテーマについて講演し、地域の人々に貢献していきたいと考えています。