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2024.3.25
1期生の卒業式
農学部開設から丸4年が経ち、無事、1期生が卒業を迎えました。学部開設当初から、新型コロナウイルス感染症でキャンパスが閉鎖となり、厳しいスタートとなりましたが、そんな障害も乗り越え、研究室から12名の卒業生を送り出すことができました。お手本になる先輩もおらず手探りの卒業研究でしたが、卒論発表会では、皆がしっかりと自分の行った研究を発表できました。4月から、社会人としての活躍を大いに期待しています。(加藤)
卒業生12名の進路は、3名が大学院進学(内部)で、9名が就職です。メーカー(食品系や化学系)、サービス業・研究支援、農業といった分野の企業が就職先です。 -
2024.2.14
研究室として初めての学生の学会参加・発表
2月10日午後、京都大学で開催された日本農芸化学会関西支部会講演会に参加しました。研究室では、学生としては初めて4年生の井野さんが「スモモ類の花や果実からの野生酵母の単離と製パンへの応用」というタイトルで、口頭発表を行いました。
しっかりと発表できており、「食品工学的な検討もできており、ALL農学部という感じのしっかりした内容だった。」「探索研究は応用微生物学の基礎になるものなので、続けるべき。」など、懇親会でも好意的なコメントを頂きました。(和田)
発表するのは緊張したけど、卒論発表会の方が緊張しました。良い経験になりました。また、他大学の研究発表を聞くのは、勉強になることが多く、自分の研究内容を振り返るのにも役に立ちました。(井野) -
2023.9.7
第4回糸状菌セミナーを開催しました。
8月31日午後、今年で4回目となる糸状菌セミナーを枚方キャンパス8号館で開催しました。今回は植物環境微生物学研究室の田中先生がホストで、東大の晝閒敬先生をゲストスピーカーとしてお招きしました。植物の病原菌にも共生菌にもなる糸状菌と、その二次代謝物の役割についての非常に興味深い講演でした。4年生も多数参加してくれました(私たちのラボからの参加者はいませんでしたが・・・)。これまでは教員が1年間の研究の進捗を報告してきましたが、来年からは学生(大学院生)にも発表してもらいます。(加藤) -
2023.6.6
今年度の卒研生と一緒に撮った集合写真を掲載しました。
農学部のある8号館屋上のテラスで4月に写真を撮りました。金曜日午前中に行っている研究室セミナーが始まる前でしたが、天気が良く、とても眩しかったので、皆険しい顔になってしまいました。研究室セミナーでは、お手本になる先輩がいないながらも、研究報告や雑誌紹介に懸命に取り組んでいます。(加藤) -
2022.10.7(その2)
新歓BBQを開催!
10月1日に山田池公園にて、植物環境微生物学研究室と合同でバーベキューをやりました。研究室に新たに配属になった学生が中心になって企画してくれました。農学部1期生で研究室にとっても初めての学生である彼らの今後の活躍に期待です。(加藤) -
2022.10.7
スプリングスクール2022とサマースクール2022
3月18日から24日まで、25日から31日までのそれぞれ4日間ずつ、分属先の研究室を決める直前の3年生、合計15名が参加して実験教室(スプリングスクール2022)を開催しました。各自持参した果物などからの酵母の分離同定、土壌分離糸状菌からの抗菌物質の探索を行いました。分離した酵母の中からガス発生能が高かった株を使ってパンを焼いたり、オートクレーブを使って茹でた大豆を使った味噌造りを行ったりと盛りだくさんなプログラムでした。
夏休み期間中の8月30日から9月1日までの3日間では、2年生の希望者2名(+3年生2名)が参加しての実験教室(サマースクール2022)を行いました。土壌分離糸状菌からの抗菌・抗真菌活性物質の探索に取り組んでもらいました。スモモの花から分離した酵母を使ってのパン作りもしました。
これからも研究室分属前の学生を対象とした実験教室(サマースクール・スプリングスクール)を行っていきます。(加藤) -
2022.8.25
第3回摂大糸状菌セミナーを開催しました。
8月22日午後、枚方キャンパス8号館で今年も開催しました。今回は植物病理学研究室の飯田先生がホストで、理工学部の西矢先生をゲストスピーカーとしてお招きしました。来年は研究室に配属になった学生も参加してさらに盛り上がることを期待しています。(加藤) -
2022.3.18
「HIRAKATA MARKET2022 spring」開催!
2022年3月13、14日に農学部が協力出展した「HIRAKATA MARKET2022 spring」(社会実証実験のファーマーズマーケット)に沼本がスタッフとして参加しました。おかげさまで、大盛況のうちに終えることができました。ご来場、ご協力いただいた皆様に御礼申し上げます。写真付きの記事はこちらをご覧ください。(沼本) -
2022.2.24
筑波大竹下典男先生による特別研究セミナーがありました。
植物環境微生物学研究室(隣のラボ)の田中先生がホストで開催されました。活発に「動く」微生物の姿は驚きです。目に見えない微生物の生き様から学ぶことはまだまだ沢山ありそうです。竹下先生のラボのホームページはこちら(加藤) -
2022.2.4
農学部付属農場で採れた野菜を使ってキムチ作りしました。
1月22、23日に、学生サークル「発酵研究会(発研)」のメンバーと一緒にキムチを作りました。農学部付属農場から、白菜、大根、カブ、水菜、小松菜、青梗菜をいただき、それぞれ漬けました。漬けて10日間過ぎたごろから、合わせ調味料と野菜がなじんで本場のキムチらしい味になり、想像以上に美味しかったです。本当は、農学基礎演習で収穫した米を炊いて試食会を行う予定でしたが、コロナ禍で残念ながら見送りました。野菜を提供いただいた寺林先生、キムチづくりを指導いただいた吉本さんにこの場を借りてお礼申し上げます。
これからもいろいろな「発研活動」を応援していきます!(沼本) -
2021.11.17
沼本が学会でのポスター発表で企業特別賞を受賞しました!!
11月12日、オンラインですが2年ぶりの開催となった糸状菌分子生物学コンファレンスにおいて、合成イソマルトースシグナルに関するポスター発表を行った沼本が企業特別賞(八海山特別賞)を受賞しました。副賞として八海醸造のクラフトビール「ライディーンビール」を頂きました。
私の方は口頭発表に選ばれ、デカリン合成酵素の阻害剤に関する発表を行いました。今回はオンラインだったからか発表演題も少なめでしたが、来年のコンファレンス(徳島で開催予定)はオンサイトで開催されることを願っています。(加藤) -
2021.9.4
第2回摂大糸状菌セミナーを開催しました。
8月26日午後、枚方キャンパス8号館にて行いました。メンバーからの研究報告に加え、久保先生と薬学部の高松先生に講演して頂きました。オンライン学会続きなので、久しぶりとなる対面形式での発表会で、議論も大変白熱しました。(加藤) -
2021.9.4
サマースクール2021を行いました。
8月17日から19日の3日間、2年生の希望者7名と糸状菌が生産する抗菌物質の探索実験を行いました。土壌分離糸状菌のプレート培養物からアルコールで代謝物を抽出し、大腸菌、黄色ブドウ球菌、緑膿菌を試験菌とした抗菌アッセイとHPLC分析を行いました。標準品のような大きな生育阻止円は観察できなかったものの、抗菌活性を示すエキスがありました。大発見、とはもちろんいきませんでしたが、新しい研究のタネを見つけることができました。(加藤) -
2021.8.27
応用微生物学研究室のブログを開設しました。