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館長就任にあたって
図書館長 田村 満穂
(国際言語文化学部 教授)
図らずもこの4月から、前任の初代館長布目潮ふう教授の後を受けて館長の任に就きました。深い学殖と高い見識、それに旺盛な行動力を兼備された前館長の下で、本学図書館の基礎は開設後の数年間に確固として築かれましたが、今後はそれを土台にして、本学教学の進展に即応しながら、次の段階への新たな飛躍が求められているときかと存じます。「三代続けば永代続く」の俗諺にもあるように、二代目の役目の大切さと難しさを考えて身の引き締まる思いです。皆さんのご鞭撻をお願いする次第です。就任にあたり、図書館の運営について殊更に申し上げるほどのことはありませんが、今私の頭の中にあることを二、三記して挨拶に代えたいと思います。
本学図書館にとっての大きな課題が、雑居ビル的現状を解消し、本来の機能を十分に発揮しうる設備とスペースを備えた独立館を建設することにある点ではどなたも異論がないと存じます。しかしその早期実現は容易なことではなく、そのためには学園全体の理解と協力に期待しなければなりません。他方、図書館機能の一半はあらゆる形態における優れた学術情報を可能な限り集積することにありますが、その情報の利用者への提供の有効性を高めるためには、利用者たる教職員・学生の需要志向をよくくみ上げる必要があり、この点で従来以上に配慮を加えるのが望ましいかと存じます。なお、集書に関連して言えば、もし学外関係者から注目されるようなコレクションが実現できれば、本学の評価を高めるばかりか、本学の研究・教育の促進に間接的に寄与するところがあろうかと考えます。またサーヴィスの面から見ますと、図書館業務の電算化はこれまでずいぶん多くの努力が重ねられてきていますが、まだ十分といえる状態ではありませんので、利用効率を高めるため、今後一層の有機的推進を図る必要があるように思われます。
以上ほんの二、三のことに触れたに過ぎませんが、もちろん図書館としてできることできないことの仕分けが必要で、その限界内での可能性の追求ということになるでしょうが、そのためにも皆さんのご協力をお願いします。
最後に学生諸君にひとこと。図書館は利用して初めて価値のあるものです。学習のための神聖な場であることの認識を前提とし、しかも諸君個々人にはなじみ深いところにしながら、就学の実を存分に挙げられるよう強く望みます。
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情報システム
経営情報学部 教授
角田 勝
1.情報システムとは
情報について文章を書くときはいつでも、「情報化社会」とか「情報化時代」という言葉を引用して通常議論が始められる。要するにコンピュータやコミュニケーション等の情報技術が発展し情報革命が起こり、情報が氾濫する時代になったということである。これが車の生産技術が発展し、車が社会に氾濫している「車社会」ということと同じである。車が社会の種々なところに影響を及ぼしているのと同様に、情報もまた社会の種々なところに影響を及ぼしている。ここでは主として企業の経営管理者に及ぼす影響について述べることにする。情報システムとは経営管理者が意思決定していくうえで必要な情報を収集し加工し提供するシステムをいう。
情報が豊かな世界はこれまでの世界とどのように違うのであろうか。過去の企業や業務処理の手続きは、その大部分が情報処理にコストがかかり、その能力も限定されていた時代に作られたものである。その結果、過去には少ない情報で管理することを学ばねばならなかった。情報化時代には、その経済学は逆転している。人、資金、製品、工場、設備のようなコストのかかる資源の代わりに、コストの安い情報処理をもっと多く用いる方法を探索しなければならないのである。つまり情報集約的アプローチをとることを考えねばならない。情報システムは組織やその活動をより一層正確かつ包括的に表現する相似物でなければならない。もちろんその最終目標は物理的な世界をなくしてしまうことでない。たとえば、製造業の企業は、結局は現実に製品を生産しなければならないが、豊富な信用できる情報的相似物を用いて、コストのかかる物理的実行の前に、コストのかからないコンピュータの抽象的世界で企業の経営を思考することができるのである。
2.戦略的情報システム
歴史的には、コンピュータを利用した組織の情報システムは、基礎的な底辺である業務サブシステムから始まり、経営管理のための定期的・定型的レポートの作成、各種経営計画用の利用から意思決定支援へと拡大されてきた。意思決定問題には、それを処理する明確な手続きがすでに作られていて、問題発生のたびに新たに対処する必要のないプログラムされた決定と、それが稀にしか起こらず、特に重要であって構造化しにくいプログラムされない決定とに典型的に大別される。コンピュータを利用した情報システムを設計する場合、明確な手続きがあり、反復的常軌的な処理が多い底辺の業務サブシステムのサービスからとりかかられるのは当然のステップである(たとえば、給料計算、在庫管理、請求書発行といったことを想定されたい)。うえのようなことができるようになると、次にはコンピュータはプログラムされない決定をいかに支援するかが議論されるようになり、意思決定支援システムという言葉が誕生した。
たとえば、海外進出、吸収合併といった問題は企業にとって稀にしか起こらないが重大な問題である。このような問題も解決されなければならないので、コンピュータの支援が要求されるのである。
さらには最近に至って、情報システムは戦略上中心的な役割を担うことが期待されるようになった。戦略的情報システムという言葉は、現在のビジネス界では流行語のひとつになってきている。これは情報戦略を用い、競争相手との差別化と競争優位の確立を図るために、情報システムを企業の経営戦略の中心に据えようという考えを示したものである。情報戦略の巧拙が経営戦略全体へ大きく影響するようになってきたのである。
もちろん、従業員には給料を支払わなければならないし、顧客には支払いを請求しなければならない。ここでは、情報システムは従来の情報処理機能を効率的に取り扱い続けなくてはならない。しかし、この種のアプリケーションに焦点を向けても優位がもたらされるとは考えられない。優位は、企業がより低いコスト、より優れた製品やサービス、あるいは独自の能力によって、自らを他の企業から区別できるときに獲得される。企業が異なれば成功に向けて辿る道もまた異なる。それぞれに企業はその事業、文化、能力に対して適当な「重要成功要因」を選択しなければならない。これは企業が成功する確率を最大にするために確実に実行されなければならない活動である。たとえば、特定産業内で低コストの生産者になるとか、顧客に対して最も高い質のサービスを提供するとかいったことである。したがって、戦略的情報システムの役割は、企業の重要な成功要因の達成に貢献する機能に集中し、その結果経営戦略の成功に導くことであるといえる。
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図書館購入新聞の紹介
図書館で購入している新聞を集めてみました。一般紙、外国紙、専門紙等多数そろえています。あなたも自分の愛読紙をさがしてみませんか?
図書館では、これらの新聞を1年間程度保存していますので、見たい場合はカウンターに申し出てください。このほか、本館では朝日・日経・日経流通新聞の縮刷版を購入しています。
本館(参考図書室5F)
朝日新聞 毎日新聞 読売新聞 産経新聞 日本経済新聞 日経産業新聞 日刊工業新聞 日本工業新聞 スポーツニッポン デイリースポーツ 週刊労働ニュース 英検ステップニュース The New York Times(英語) The Japan Times(英語) Mainichi Daily News(英語)The Daily Yomiuri(英語) Asahi Evening News(英語) The Japan Economic Journal(英語) 週刊ST(日・英語) 人民日報(中国語) Uno Mas Uno(スペイン語) Kompas(インドネシア語)
分館
朝日新聞 毎日新聞 読売新聞 産経新聞 日本経済新聞 科学新聞 薬業時報 薬事日報 Asahi Evening News(英語)
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図書館利用統計(1989年度)
図書館では利用者の動向を的確に把握し、図書館運営の参考にするため、毎年前年度分の利用状況を集計し、各種統計を作成しています。今回は、そのデータの一部を紹介したいと思います。
1.利用状況総括データ
<利用状況総括表> | ||||
()内の数字は前年度のもの | ||||
項目\ 館 | 本館 | 分館 | 計 | |
開館日数 | 268 (264) |
271 (271) |
―― | |
入館者数 <延べ> |
266,915 (230,333) |
143,721 (138,551) |
410,636 (368,884) |
|
貸出者数 <延べ> |
学生 | 17,627 (14,300) |
3,504 (3,181) |
21,131 (17,481) |
教職員 | 2,641 (2,009) |
650 (681) |
3,291 (2,690) |
|
貸出冊数 <延べ> |
学生 | 29,349 (23,429) |
5,628 (4,980) |
34,977 (28,409) |
教職員 | 12,301 (10,987) |
2,096 (1,246) |
14,397 (12,233) |
開館日数は、本・分館ともほぼ前年並みの数字にもかかわらず、入館者数は本館16%、分館4%増となり、両館あわせて年間延べ40万人の大台を突破しました。本館については、前年度微減となっていただけに今年度の順調な回復を大変うれしく思います。
また、このほか貸出者数、貸出冊数についてもごく一部を除き、前年度実績を上回る結果となりました。これは図書館利用者の着実な増加傾向を示すものと考えられ、今年度以降も順調にこれらの数値が上昇することを期待したいと思います。
(注)本館入館者数には、閲覧室(3F)利用者数は含まれていません。
2.所属別貸出状況
学生諸君の所属学部・学科別の貸出冊数および一人当たりの平均貸出冊数(所属学部・学科別貸出冊数を89年5月1日現在の在籍学生数で除したもの)は、大部分の学部・学科で前年度を上回り、特に工学部電気工学科、法学部、大学院の伸びが顕著となっています。大学全体の平均貸出冊数も、6.2冊(前年度比1.0冊増)となりました。全国の私立大学平均4.5冊は大きく上回っていますが、関西の大手私立大学平均6.9冊、全国の国公立大学平均7.6冊まではあと一歩というところです(注:他大学の数値は「日本の図書館1989」より独自に算出)。
3.月別貸出冊数
本館では、新入生の利用が本格化する5月以降、学生休暇時期を除き、徐々に利用が増え、前・後記試験期の9月・1月はもちろん、10月〜12月にかけて高水準で推移しているのがわかります。
一方、分館では本館ほど貸出冊数の増減変化が激しくありませんが、6月と11月を中心になだらかな2つの山を形成しています。
4.曜日別貸出冊数
本・分館とも例年のパターンと大きな変化はみられませんが、強いてあげれば本館における平日の貸出冊数が平均化しており、曜日に関係なく毎日一定の利用者が定着していることがわかります。また、分館では相変わらず月曜から土曜まで図書館がフルに活用されていることが特徴的です。
5.分類別貸出冊数
各館利用者の専門分野を反映し、本館では人文・社会・自然科学・語学関係資料を中心に広範囲に利用されています。分館では、自然科学分野以外の資料の利用が前年度に比べ若干(2.5%程度)増えていますが、相変わらず医学・薬学、科学、生物学関係だけで全体の8割を占め、ほかを圧倒しています。
おわりに
89年度の利用統計の一部を簡単に紹介しました。昨年度は貸出冊数、貸出者数等が微減となり、心配されていた本館の利用状況も、施設拡張の効果が徐々に現われてきたようです。
一方、分館の利用状況は、ここ数年安定的に増加基調で推移しており、この傾向は完全に定着した模様です。これらの要因としては、学生数の増加はもちろんですが、学生休暇時期の特別貸出制度による貸出条件の緩和、希望図書購入制度における図書利用までの時間短縮など、一連のサービス拡充策が貢献していると考えられます。図書館としては昨年実施した利用者アンケートにおける皆さんの要望事項などを考慮し、蔵書や各種サービスを一層充実し、利用しやすい図書館を目指して今年度以降も努力していきたいと考えています。今後も要望等があれば意見箱や係員を通してどんどん聞かせてください。可能な限り利用者の要望に応えていきたいと思います。
最後になりましたが、図書館の数十万冊に及ぶ資料やそこに秘められた膨大な情報量は利用者の皆さんの共有財産であり、利用されてはじめてその真価を発揮することができます。図書館を眠れる宝庫としないためにも利用者の皆さんが勉学の友として図書館を積極的に活用されることを切望します。
<図書館>
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利 用 者 の 声
私の図書館利用法
国際言語文化学部4年
小松原 律夫
以前から読みたいと思っていた本が絶版になってしまっていて、残念に思い、図書館のカウンターの方に相談したことがあります。「国立国会図書館に問い合わせて、送ってもらう」ということでしたので、本が送られてくるのを待つことにしました。10日後ぐらいに希望する本が届き、読むことができました。現在、出版される本の数は非常に多く、本の入れ替わりは目まぐるしいと聞きます。売れなくなると、すぐに絶版となってしまうのです。世間で受け入れられなくても、個人によっては、必要な本があると思います。買いそびれてしまい、読みたくても読めない本がある人は、ぜひ図書館を利用することをおすすめします。
さて、私がぜひ読みたい、と思った本は「インドネシアに宣教師として遣わされて」という題で、入船尊という宣教師の方が書かれた本です。昨年、研修旅行でインドネシアに行ってきたのですが、インドネシアはイスラム教とキリスト教が互いに認め合い、共存していることを確信することができました。そして、帰国した後にこの本を読むことにより、宗教を大切にするインドネシア社会を垣間見ることができました。
今までの利用経験を振り返って、図書館に足を運んで損なことはなかったように思います。大学生活は残りわずかとなりましたが、さらに図書館を利用し良い本とめぐりあい、本を通して自分を向上させたいと思います。
図書館利用の秘訣
薬学部薬学科 3年
田中 雅子
私たちが、図書館を利用する目的のほとんどは、レポートの作成のためだったり、テスト前の仮の勉強部屋としてだったり……。そのせいか、枚方学舎の図書館は、ともすれば寝屋川学舎の閲覧室のような気軽さで利用されています。談話室が近かったりするので、多少騒がしい気もしますが。
私も、そんな利用者のひとりです。「利用」というよりは、気軽に出入りしているといったほうが適当かもしれません。図書館を気軽に利用できるのは、そこで書物の管理・整理をしてくださっている職員の方たちの気さくさなどもひとつの理由だと思います。その中でも一層明るく、非常に親近感のもてる人がいます。最初は、本の貸出・返却などの事務的な言葉のやり取りしかありませんでしたが、図書館に出入りする回数が増えるにしたがい、まず挨拶を交わすようになり、さらに世間話をし、「お姉さん」と呼ぶようにまでなりました。
「お姉さん」に代表されるような職員の方たちのおかげで、私たちは、楽しく図書館を利用できていますし、この方たちとのコミュニケーションが、より快適に図書館を利用する秘訣でしょう。これからも、たくさんの人たちがこの図書館を利用することと思いますが、このat homeな雰囲気を大切にしていってほしいと思います。
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最近入ったレファレンスブックの一部
<本館>
・ 岩波情報科学辞典 長尾真他編 岩波書店(R007.033)
・ 陸海軍軍事年鑑 軍人会館出版部編 日本図書センター(R180.33)
・ 図解単位の歴史辞典 小泉袈裟勝他編 柏書房(R203)
・ 日本文化総合年表 市古貞次著 岩波書店(R210.032)
・ ラテン・アメリカ辞典(1989年版) ラテン・アメリカ協会(R302.55)
・ 市民・社会運動人名辞典 日外アソシエーツ(R309.021)
・ 筑波研究学園都市研究便覧 科学技術庁(R507.6)
・ 大日本外国貿易年表 大蔵省関税局編 原書房(R678.91)
・ スポーツ人名辞典 日外アソシエーツ(R780.35)
・ 新潮世界文学辞典(増補改訂) 新潮社(R903.3)
<分館>
・ 岩波科学百科 岩波書店(R403.6)
・ DICTIONARY OF BIOCHEMISTRY AND MOLECULAR BIOLOGY<2NDED> STENESH, J.WILEY(R464.033)
・ A WILEY-INTERSCIENCE PUBLICATION-KIRK-OTHMER CONCISE ENCYCLOPEDIA OF CHEMICAL TECHNOLOGY KIRK,R.E./OTHMER,D.F./etc WILEY(R570.33)
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ビデオ「NHK特集名作100選」が入りました。
数々の意欲作や超大作を生み、昨年3月に13年間の歴史を閉じたNHKテレビの看板番組"NHK特集"。この間、制作された1,378本の中から厳選された100作品がビデオで発売され、このたび図書館でも購入しました。内容は宇宙・地球の大自然の驚異、世界の歴史探訪、20世紀の政治・経済上の歴史的事件秘話などバラエティに富み、一見の価値は十分あると思います。
あなたもこの名作ビデオを鑑賞してみませんか?
講義要綱に載っている参考図書がそろいました!
本館では、毎年各学部の講義要綱に講義科目ごとに紹介されている参考図書を購入し、皆さんに提供しています。今年度も全紹介図書約500冊のうちすでに所蔵のあるものを除き約100冊程度を追加購入しました。受講科目の講義内容をより深く理解するために十分活用してください。
なお、薬学部については、1・2年次履修科目だけを対象にしています。
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希望図書購入制度は利用者の強い味方
利用者の声を図書館資料に反映!
図書館には、利用者の希望を所蔵資料に反映させる手段として「希望図書購入制度」があります。この制度を利用すれば、単行本、ビデオ、カセット、CDなど希望する資料を1ヵ月程度で手にすることができます。
手続きはいたって簡単!
1 図書館に所蔵のないもの
2 図書館資料としてふさわしくないもの
以上の条件を満たせば、リクエスト用紙に必要事項を記入し、最寄りのカウンターに提出するだけでOK! 購入の可否については、受付後2〜3日以内に掲示でお知らせします。昨年度は本館298件、分館22件の申し込みがありました。
なお、本館にはリクエストから15〜20分後にほしい図書が手元に届く便利な「速図(はやと)君」の制度があり、昨年度118件の申し込みがありました。「速図君」についての詳細は、最寄りの係員に尋ねてください。
さあ、あなたもこれら制度を活用して自分が必要とする資料を図書館の所蔵に加えてみませんか?
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新聞書評紹介図書・ベストセラー図書を購入しています!!
「図書館は固い学術書ばかりで近寄りがたい」と敬遠気味の皆さんにも足を向けてもらえるように図書館でも色々な工夫をしています。
そのひとつに全国紙の新聞書評欄(毎週1回)で紹介された図書や、同様に毎週発表される東京、大阪などの大規模店店頭での売上ベストテン図書を購入する制度があります。
今マスコミで話題の本や、皆さんの知的好奇心をくすぐる本、人気作家の新作などが続々登場しています。近年書籍は高価になり、「読んでみたいけど自分で買うにはちょっとね…」、「何かおもしろい本はないかな」などと悩んでいる皆さん。本館普通図書室(6F)のカウンター前の書架を覗いてみてください。最低でも1冊や2冊は興味のもてる図書に巡りあえると思いますよ!
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