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電子図書館の時代
――図書館は大学のDNA――
図書館長 塙 浩
(法学部 教授)
大学の図書館というものは、各大学でそれぞれに研究に必要な図書を保管し、索引カード箱を備え、当該大学関係者に対して利用の便宜を図る、という古いイメージはもはや急速に通用しなくなってきている。世の情報社会化に対応して、各大学図書館が占める位置は、大学内でも一国内さらには世界でも、また、それの機能や形態も、すでに大きく変わりつつある。
いわば、大学図書館も、さまざまな大きな制約がある中での激動と模索の時代に入っているのである。ところで、ここにひとつ方向を示してくれるように思われる動きがある。
最近の新聞報道によると、アメリカの名門コロンビア大学の法学部で、蔵書や文献資料だけでなく、音や映像情報も電子化した図書館システムを開発した、とのことである。未来の図書館とも見られるべき、いわゆる「本」のない電子図書館時代が、いよいよ幕明けしたといえよう。
同大学の副学長で図書館長であったバッティン女史は、数年前「図書館は大学の心臓である」とのアメリカの古来の格言に代えて、「図書館は大学のDNAである」と提唱した。「DNA」とは、周知のように生物の生存に必須のあらゆる遺伝子情報が書き込まれている物質である。この新しい格言は、「図書館は、大学の核心であり、大学が生きて活動する上で必要な総ての情報を確保・処理できる機関である」との意味であろう。女史は、「情報確保上の無能力は、直ちに大学の質につながり、ひいては大学の存在自体をも脅かしかねない」ともいう。
このようなことから、同大学では図書館と計算センターを統合して、学術情報センターにするとともに、上記のように電子図書館の実現に到達したのである。この2点について、その影響力はわが国のかなりの数の大学ですでにあらわれつつあるし、また、将来急速に強くあらわれていくであろう。
わが図書館も本学のDNAたりうるために情熱をもって対応していかねばならない。
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<新入生歓迎特別企画>
入門書コーナーに関するアンケート結果一覧
――選書担当者から新入生に贈るメッセージ――
新入生諸君入学おめでとう! 今日から4年間の大学生活がスタートするわけです。大学では皆さんが所属する学部の専門分野を学習することになりますが、ビギナーの皆さんがいきなり奥行きの深い専門分野に挑戦するのは、海図もなしに大海を航海するようなものです。そこで図書館では、皆さんを専門分野の世界に誘う水先案内人ともいえる各学部の先生方に基本書を選んでいただき、「入門書コーナー」として本館6F普通図書室に展示しています。このコーナーを参考にして学習の基礎を一日でも早く身につけ、各自の専門分野を究めてみてはいかがでしょうか。
なお、今回は選書いただいた先生方にアンケートをお願いしましたので、これを参考に有意義な大学生活を過ごしてください。
以下の内容は次の質問に対する回答(A)で構成されています。
Q.1 どんな視点で入門書を選ばれましたか?
Q.2 入門書にアプローチする新入生諸君へのアドバイス
Q.3 専門分野の面白みはどこに?
≪工学部≫
(土木コース)
A.1 専門における基礎知識がなくともある程度内容が理解しうるものを選んだ。
A.2 わからないところはとりあえず飛ばして読み、全体としてどのようなことかを理解していただきたい。
A.3 私の専門分野は土質工学であり、これに限れば、ある程度の代数的知識のみで内容把握が容易であること。
(助教授・道廣一利)
(建築コース)
A.1 建築学の視野の広さを知ってもらえるように各分野の専門入門を問わず多種多様な本が選定されています。
A.2 日常生活や新聞TVなどで出てきた建築都市に関する疑問から本を探すのもよい。何よりまず一冊を読むこと。
A.3 建築学は構造学、環境工学など工学的側面と同時に、建築史や意匠論など文化芸術的側面をもつ極めて視野の広いユニークな学問です。
(講師・佐野潤一)
(電気コース)
A.1 1)この分野で今どんなことが話題になっているか。
2)できるだけ読みやすく、理解しやすいように。
A.2 1)気楽に取り上げること。
2)タイトルだけでも読むこと。
3)興味が起これば一気に読み、次に進んでみること。
A.3 1)我々の生活の基本につながっていること。
2)21世紀にかけて確実に進歩する分野であること。
(教授 伊吹順章)
(機械コース)
A.1 高度な問題も、基本的な原理の積み重ねと組み合わせによって解決される。そのため基本原理を平易に理解できる本を選択した。
A.2 自分の理解しやすい平易な本から読み、徐々に高度な原理を説明する本へ。また、数冊の本を比較しながら読むと理解しやすい。
A.3 機械は全ての分野に関連し、広範囲な知識を学ぶ。それらの知識を駆使し工学的目的に合う機械の製作に喜びがある。
(助教授・山本義秋)
(経工コース)
A.1 経営とか管理という用語に親しんでもらうために、読みやすくて興味あるものを選定しました。
A.2 本に書いてあることを受身で理解するのではなく、自分の知識や体験からみて正しいかどうかを判断しながら読んでほしい。
A.3 なんといっても、各種の要因、特に人間から自然現象までがシステムとして関連していることに注目し、それを分析・設計すること。
(助教授・黒沢敏朗)
≪国際言語文化学部≫
(国際文化コース)
A.1 人類の多様性と普遍性を知ることにより、日本および日本文化の特質を理解するために、最も基本的かつ平易に書かれたものを選んだ。
A.2 西欧をモデルにまとめあげられた人類の文化社会の説明体系は、今や必ずしも説得的・包括的ではない。地球的規模の視覚が必要。
A.3 人間とは何かという問いに答えるため、文化人類学は人類と文化の様々な形態や世界観について、最も豊かな情報を提供してくれる。
(教授・依田千百子)
(英米文化コース)
A.1 英米語学、文学、欧米事情入門のようなものに加え、文化の根を読む読みを深めるため、オヤと思うようなものを混ぜておいた。
A.2 とにかく何からでもよいから貪欲にむさぼるようにかじりついてほしい。そのうち、選び方がわかってくる。
A.3 日本文化が明治以来マネようと必死になってきた文化であるから、横幅も奥行きも滅法広く深い。多様さ、豊饒さがたまらない。
(教授・瀬谷欣一)
(イスパニアコース)
A.1 スペイン、ラテンアメリカの総体を短期間で把握する。
A.2 新しい世界が待ち受けています。面白そうなタイトルの本をまず手にしてみてください。
A.3 日本の過去、現在、そして、未来が見えてきます。
(助教授・安藤哲行)
(中国語文化コース)
A.1 当該分野全般をカバーするものであること。読み物として面白いものであること。
A.2 とにかくおっくうがらずに読んでほしい。
A.3 現代中国は生き生きとダイナミックに動いている。その文学芸術も日本のものにないひたむきさにあふれている。
(インドネシアコース)
A.1 インドネシアという地域とその地域に関する研究について、平易に知りうる本を、できるだけ広い分野から選びました。
A.2 読み方いろいろ。困ったとき俺はいつもここに戻る。たたずめば恋も生まれる。次へのステップ。みんなで汚そう入門書。
A.3 目からウロコの落ちる痛快さ。異次元がわがものとなる不可思議な愉快。結局は人々のやさしさ、そして多様なる生への興味。
(助教授・深見純生)
≪経営情報学部≫
(会計情報)
A.1 会計学の4つも分野、すなわち、簿記、会計、原価計算および監査に関連し、比較的なじみやすいものにEDP会計を若干加えた。
A.2 会計学は最初なじみにくい点があるのでわかりにくかったら、それは後にまわして、理解しやすいものから取り組んでいくこと。
A.3 15世紀から続く会計の歴史はまさに企業の発展史でもある。現代企業への会計の関わりには興味つきないものがある。
(教授・松谷靖二)
(基礎社会学)
A.1 現在話題になっているトピックスを扱っている。また、文章が平易で解説がわかりやすい。
A.2 関心のある分野の手軽な本からアプローチするほうがよい。一冊読了すれば、近接領域あるいはより高度な話題への関心が広がる。
A.3 人間の感情、認知、行動の個々のメカニズムが面白いが、それ以上に人間そのものの存在の面白さに興味が尽きない。
(助教授・吉野絹子)
(情報システム)
A.1 計算機言語を学ぶ困難点は、教科書や参考書の表現のむずかしさにあると考える。そこで、より丁寧な説明の多い本を選んだ。
A.2 まず、みてやさしいと感じる本を選ぶこと。そして実際に操作して確認すること。さらに目標を高めて実感を得ることです。
A.3 問題を解析して、プログラムに表現して、結果を明確にできることにある。各自のオリジナリティーがいわれやすいこともその特徴である。
(助教授・松永公廣)
(経営管理)
A.1 当該分野の基礎概念を身につける上で有効と思われる書、もしくは当該分野の研究の最先端をわかりやすく説明した書。
A.2 まずそれぞれの書物、ないしは分野の大まかな枠組み、全体像を把握し、それから細かな問題に入っていってほしい。
A.3 私の専門分野に関して言えば、今日の経済・経営問題を解くヒントが過去の歴史上の出来事や思想の中に見出せるということ。
≪薬学部≫
(教授・渡部一仁)
A.1 薬学部は単に薬剤師教育を目的とするのみならず、薬の作用標的のヒトを含む全ての生物の営みを科学する学部。そんな観点から選んだ入門書。
A.2 大学生活で一日も早く大切な3つを見つけてください。即ち、良き友人、良き師、そして良き書物です。その手助けになるのが入門書コーナーです。
A.3 人類最大の難問題であるエイズやがんの問題、抗生物質乱用の結果生じたといわれるMRSAの問題をともに学んでみませんか。
≪法学部≫
(教授・塙 陽子)
A.1 民法、商法など実定法を学ぶための基礎知識を養うことに重点を置いた。
A.2 実定法の書物は慣れるまでは読みづらいものであるから、根気よく何度も繰り返し読むこと。読書百篇意自ずから通ず。
A.3 根気よく学べば学ぶほど、慣れれば慣れるほど面白くなる。一に根、二に鈍、三に体力。
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92年度図書館コレクションの紹介(収書方法A)
「スペイン黄金世紀希覯本コレクション」
申請代表者
国際言語文化学部 助教授
稲本 健二
本コレクションにはスペインという文化的な枠組みのほかに3つのキーコンセプトがある。まず黄金世紀と呼ばれている<時代>、その時代の文化を最も反映している<文学>、そして<希覯本>であるということの3点である。スペインはフェリペ2世の治世に日の没することのない大帝国となったが、その後は徐々に政治的覇権を喪失していく過程をたどる。しかしながら、政治的没落とは裏腹に文化的にはヨーロッパの他の国々に追随を許さぬほどの絶頂期を迎える。この時代が黄金世紀と呼ばれる時代で、厳密にはセルバンテスが生まれた1547年からカルデロンが亡くなった1681年までを指す。二人の作家の生没年でもって画定されること自体がとりもなおさずスペイン黄金世紀という時代が<文学の時代>であったことの証左であろう。しかしながら、文学研究には何よりもまず作品がなければ始まらない。しかもこれまでの研究を批判的に乗り越えるには、ルターが『聖書』という原典に戻って宗教改革を始めたように、文学研究もオリジナルに戻る必要がある。そしてオリジナルとなれば当然希覯本とならざるをえない。
まず本コレクションは出版年代によって大きく二つのグループに分けることができる。ひとつは17世紀に出版された刊本オリジナルで、スペイン古典劇の創始者ロペ・デ・ベガの作品に限定されている。まずイタリアのトルクアート・タッソーの『解放されたエルサレム』(1611年出版)、マドリードの守護聖人を描いた宗教詩『聖イシードロ』(1613年出版)、そしてスコットランドの女王メアリー・スチュアートの生涯を散文で綴った『悲劇の王冠』(1627年出版)。これらは当時の活字出版の事情を知る上でも非常に価値のある文献であり、文献学的および書誌学的な研究にも益するところ大である。
もうひとつは19世紀に出版された黄金世紀の文学作品および歴史資料全25巻。出版されたのは19世紀だが、それまで手書き原稿のまま眠っていた未刊行の作品ばかりで占められているのが特徴である。しかもその後新たに出版されていない書物が多く含まれており、現在でも作品研究を行うには必須文献なのである。主な文献を紹介すると、詩作品では黄金世紀の詩人たちの霊感源となった『ストゥニガ詩華集』(15世紀の写本から校閲した版)、ルカス・ロドリゲスによる韻文での注釈が付された『物語詩華集』がある。演劇作品では『ロペ・デ・ベガ未刊行戯曲集』、『ティルソ・デ・モリーナおよびギリェン・デ・カストロ戯曲集』、『ロペ・デ・ルエダ戯曲集』2巻、アロンソ・デ・ビリェガスの『喜劇セルバヒア・喜劇セラフィーナ』、作者不詳の『喜劇デバイダ』など。小説では『セレスティーナ』の続編にあたる『第二のセレスティーナ』と『リサンドロとロセリアの悲喜劇』、スペインが世に生み出した文学ジャンルであるピカレスク小説に属する作品で主人公が女性であることから特異な位置を占める『アンダルシアの伊達女の肖像』など。また歴史的価値を持つ記録としてはラス・カサス神父の『征服以前のペルーの人々について』、公的な報告書である『ペルーおよびチリからの報告書』・『フランデスからの報告書』、16世紀中葉に在ローマ・スペイン大使であったルイス・デ・レケセンスが綴った『法王ピオ4世とフェリペ2世』、15世紀の旅行家ペドロ・タフールの『世界旅行記』、首都マドリードの当時の流行や出来事を知る上での一次資料である『アンドレス・デ・アルマンサの書簡集』、また宮廷での礼儀作法を学ぶための教科書だったルイス・ミランの『宮廷人』などが挙げられる。
以上、簡単に紹介したが、スペイン黄金世紀の文学を研究するにはまだまだ不完全なコレクションであることは否めない。しかし、今後の補充拡張に臨む際にも本コレクションが核として確固たる位置を占めることになるであろう。
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卒業生からのアドバイス
「私の図書館利用法」
工学部電気工学科 93年卒
永田 博幸
私は、この4年間、図書館を主にレポート作成や卒業論文作成に利用しました。工学部というのは、非常にレポート課題が多く、そんな時、専門書なしでは書くことが難しいものです。図書館に足を運んでみると嬉しいことにそのレポート課題に適した参考文献がたくさん並んでいました。
図書館は、非常に設備が充実しており、冷暖房完備でコンピュータによって自分が見たい文献をすぐ探し出せます。学生証を提示するだけで本が借りられるので手間がいらず、非常に便利です。摂大図書館のほかに大阪工大の図書館も利用することができます。
今まで利用してきた中で、一番不満に思ったことは、蔵書がどの分野も広く浅くでしかないということでした。しかし、これも改善されているようなので、これから利用される新入生の方はもっと図書館を盛り立てて、立派な図書館を築き上げてください。
「図書館と上手に付き合う」
国際言語文化学部 93年卒
常喜 春美
図書館は大学の中で快適な空間のひとつという感覚で、私は図書館を利用していました。一番印象に残っているのは、どれだけ資料を広げても余裕のある机ととても座り心地の良い椅子です。私はよく友達と、そこに雑誌を広げて授業の空き時間を過ごしていましたが…。
もともと本を読むのは好きなので、普段自分では買わないようなお堅い本は図書館で借りました。レポートの作成に手頃な本はさがせばありますが、早めに確保しておかないと、借りたいときには貸出中ということがよくあります。
その他、いろいろと便利なシステムもあります。私は全部を使いこなしたわけではありませんが、自分なりに目いっぱい図書館を利用させていただきました。皆さんも早く自分にあった利用方法を見つけて、図書館と上手に付き合ってください。
「入門書コーナー利用のすすめ」
経営情報学部 93年卒
中村 文徳
新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
大学生活は、多くの面で今までより自由になりますので、充実した生活を過ごせるか否かは皆さんの心掛けひとつといえましょう。
こと学習面においては、図書館をうまく活用すれば、より充実した学習ができるかと思います。レポート作成、テスト勉強など、利用価値はいろいろあるでしょう。
私自身は専ら、暇つぶしに雑誌やスポーツ新聞を読んだりという利用でしたが、図書館には各学部の先生方が、それぞれの分野の入門書を選んでくださっているコーナーがあります。私の場合、公務員試験勉強の際、専門外の勉強を進めるうえでこのコーナーが非常に役立ちました。このコーナーは、専門分野の学習にはもちろん、興味を持った他分野の学習にも最適だと思います。「資格取得を」なんて思っている人たちはぜひ利用してみてはいかがでしょうか。
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開館時間延長テスト実施結果報告
――分館は予想通り、本館はやや低調――
前号でお知らせしたとおり、かねてから利用者の要望の強かった開館時間延長(18時から20時までの2時間)を後期試験期にテストケースとして本・分館とも1月末から2月上旬にかけ10日間実施しました。利用結果は別表のとおりです。
実施日 | 本館(人) | 分館(人) |
1 | 72 | 126 |
2 | 51 | 156 |
3 | 81 | 147 |
4 | 64 | 196 |
5 | 91 | 135 |
6 | 53 | 116 |
7 | 84 | 147 |
8 | 86 | 127 |
9 | 44 | 135 |
10 | 63 | 133 |
合計 | 689 | 1418 |
平均 | 68.9 | 141.8 |
1日平均の利用者数は、本館約69名、分館約142名と、本館での利用者数が今ひとつ増えませんでした。一方、分館については、ほぼ予想どおり、安定した利用者が存在することがわかりました。
なお、今後の実施については、今回のテスト結果だけでは検討資料としても不十分なため、本・分館とも今年度も数回、同様のテストを実施してみたいと考えています。
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ビデオ『図書館の達人』
――図書館有効活用の手引き――
このたび、図書館の機能をわかりやすく紹介し、その有効な活用方法を視覚的に利用者に理解してもらえるように編集された(社)日本図書館協会企画・監修のビデオが発売されました。内容は(1)図書館の機能、(2)文献探索の基礎、(3)雑誌記事の調べ方の3巻構成となっています。
本・分館とも所蔵していますので、新入生はもちろん在学生諸君にもぜひ見てもらいたいビデオです。これを見れば、あなたも「図書館の達人」になれること間違いありません。
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