研究内容


HIV/AIDS患者に対する長期療養・在宅療養支援に関する研究

HIV陽性者の高齢化が進む一方、介護現場において、HIV陽性者に対する在宅支援のありかたや服薬支援の必要性などの理解が行き渡っていないのが現状である。我々は、京都府、京都市、京都府介護福祉士会、京大病院、HIV感染症専門薬剤師、患者支援団体と連携し、介護施設に対してこれらの問題点に関する研修や資料作成を行い、その理解度等を評価する研究をすすめている。


薬物依存からの回復支援に関する研究

薬物依存の疾患としての側面からの理解を深めるために中高校生を対象とした薬物依存防止教育プログラムの検討を行っています。

学生指導の様子


小児製剤の服用性に関する研究

・先発医薬品と後発医薬品の服用性(ざらつき・味等)の比較検討を行っています。

・小児製剤の服用性向上を目的としたデバイスの開発と患者家族・患児への聞き取り調査を行っています。

 

教育方針イメージ

 

・苦味の強い薬剤のゼリー化による苦味マスキング効果の評価およびそれらゼリー製剤の溶出性の評価を行っています。

教育方針イメージ

調剤室で用時調製を想定した医薬品含有ゼリー剤

・3Dバイオプリンターを用い、苦味の強い薬剤のゼリー化を検討しています。

教育方針イメージ

3Dバイオプリンター