ご挨拶&研究室沿革

ご挨拶

経口製剤の最適化を目指して

薬剤学研究室の研究理念は「経口製剤の最適化」です。当研究室では、医薬品開発や臨床現場で生じる経口製剤に関する様々な問題を解決することを目的として、薬物の吸収性評価、難水溶性薬物の経口吸収改善、ペプチド医薬を含む難吸収性薬物の新規製剤開発等に関する研究を行っています。また、生物学的利用率が著しく低い薬物の全身暴露量を改善するための新しい薬効メカニズムを提唱し、それに基づく新規医薬品開発も行っています。さらに、これらの研究を実践するために、製薬企業や他研究機関等との共同研究や委託研究も積極的に行っています。所属学生には、問題解決能力などを醸成することを目的として、学生自身の主体性や自主性を重んじた教育研究を実践しています。学生は、研究活動に没頭する傍ら様々な研究室行事(ゼミ旅行や親睦会など)や学会発表などを通じて充実した研究室生活を送っています。

薬剤学研究室 教授 片岡 誠

薬剤学研究室の沿革

摂南大学薬学部は1983年(昭和57年)に創設されました。薬剤学研究室はその2年後の第1期生が3年次生となる1985年度(昭和59年4月)より灘井種一先生(摂南大学名誉教授)を主宰教授として実質的な活動を開始しました。その後、瀨﨑仁先生(京都大学名誉教授)が1998年度(平成10年4月)から2000年度(平成13年3月)まで主宰教授をお努めになられました。続いて、研究室発足時よりご所属されていた山下伸二先生(摂南大学名誉教授)が2022年度(令和5年3月)まで薬剤学研究室(2020年度からは薬剤系薬学分野(薬剤学研究室・薬物動態学研究室))の主宰教授を務められてきました。これまで当研究室には、政田幹夫先生(福井医科大学名誉教授・大阪医科薬科大学名誉教授)、坂根稔康先生(神戸薬科大学教授)、佐久間信至先生(摂南大学薬学部薬物送達学教授、摂南大学副学長兼薬学部長)らが所属されていました。研究に関しては、研究室開設当初より「薬物の消化管吸収に関する研究」を主テーマとしています。山下伸二先生のご定年に伴い、2023年4月より後任として片岡が薬剤系薬学分野の教授を拝命しました。片岡は学部生時代より長きに渡り研究室の一員として研究・教育活動に携わってきました。2024年4月には改組により再び単独研究室(薬剤学研究室)となりました。現在の薬剤学研究室は、南景子先生(2015年4月着任、現講師)、政田昴人先生(2023年4月着任、現助教)、片岡の教員3名と30名程度の学部生(4~6年次生)が所属しており、日々、「経口製剤の最適化を目指した研究」を実施しています。