助教就任ご挨拶

助教  合田 光寛     

 2012年4月2日に生化学研究室に助教として着任致しました合田光寛と申します。どうぞ宜しくお願い致します。 私は、香川県大手前高校を卒業後、岡山大学薬学部に入学いたしました。岡山大学薬学部では、いい仲間に囲まれて、楽しく薬学の基礎を学びました。いろいろな講義を受けていく中で、生命科学の面白さを教えていただける講義がたくさんありました。 4回生の教室配属では、希望通りに川部詞ネ教授の主宰する臨床薬学教室に配属されました。臨床薬学教室を選んだ理由は、学生を育てるためにいろんな経験をさせたいという川武謳カの教育方針に魅力を感じたからです。4回生時は、先輩に指導していただきながら実験を進めていくとともに、セミナーや学会発表など、与えられた課題をこなしていくことで精一杯でしたが、研究を進めていくうちに、薬理実験の面白さに引き込まれていったような気がします。博士前期課程からは、当時臨床薬学教室では確立されていなかった新しい実験系を立ち上げるという大変貴重な経験をさせていただきました。また、セミナー、学会発表、勉強会参加など、成長する機会をたくさん用意していただけたことは、いま思うと大変ありがたいことだったなぁと感謝しています。研究室に配属されてから博士課程を修了するまでに川崎先生を始め、学生を育てたいという考えを強く持った先生方とお会いすることができ、そのような先生の研究室では活発ないい学生たちがたくさんいるのを目の当たりにしました。そのような経験から将来学生を教えるようになったときには、私もその学生が持つ可能性を広げる手助けをしたいと強く思うようになりました。 博士後期課程修了直後の4月から新潟大学医学部薬理学教室助教に就任しました。晴れの国岡山から雪国新潟へと移動し、環境の変化に戸惑いながら、医学部の講義、実習を経験し、多くのことを学びました。2年目の冬の大雪の時、公共交通機関がマヒして通勤がとても大変だったのも、いい思い出です。  そして、縁あって、大塚正人教授の着任に合わせて、私も摂南大学薬学部の助教として着任させていただけることになり、再び薬学部に戻ってまいりました。学生の時から目標にしていた薬学部の教員になれたことを大変うれしく思っています。教育者としてはもちろん、研究者としてもまだまだ半人前ですが、これからは摂南大学薬学部の教員として、学生たちと一緒に、教育者としても研究者としても成長していけるよう日々精進したいと考えています。今後も諸先生方にご指導、ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願いいたします。

 

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■連絡先:摂南大学薬学部生化学教室 大塚 正人
 電話:072-866-3116 
 メール:otsuka@pharm.setsunan.ac.jp