研究室配属について
【指導方針】
以下は、大塚が、学生さんたちが配属された後、こういう心がけがあれば社会に出たとき苦労が少なくて済むと考えていることです。当研究室を希望する人は、読んで、理解して下さい。分からない事があれば、質問に来て下さい。教育の証は、教育を受けた人が変わることです。人は、変われます。配属された学生さんたちを、より良く変える努力を一生懸命・全身・全霊・全力で行います。
1) 研究はチームプレーであるという自覚とやる気を持って行動してください。研究室行事や学内行事、セミナー等には基本的に全員参加して下さい。望んで研究室に入る人もいれば、くじ引きで負けて希望以外の研究室に入る人もいると思います。しかし、人生の全てが自分の思い通りになることはありません。不満は誰にでも有るとは思いますが、自分の置かれた環境で、出来る限り頑張ることが大切だと思います。不満を絶えず抱えて生きるより、あらゆる事に感謝して、前向きに人生を歩む方が、比較的楽です。
2) 規則正しい生活は全ての基本です。講義も実験も遅刻・欠席しないこと。毎日9時に院生研究室に全員集合して下さい。連絡事項伝達後、研究室内掃除をします。その後、講義の人、実験する人に分かれて行動して下さい。自分が大人であり、社会人であることの自覚を持って下さい。(自分の行動に責任を持って下さい。教官への甘え・依頼心をもたないこと。大学も社会の一部であり、研究室のルール以前に、社会のルールがあることを自覚してください。)
3) 「はい」、「わかりました」、「すぐやります」と、笑顔で言えることは人間関係を劇的によくします。ただ、逆もしかりです。教育方針や教員の指導が気に入らないからといって、大学・学部のルールを無視する行動に出たり、感情をあからさまに顔に出したりするのは、大人のすることではありません。そんな様子では、就職してもすぐにクビになります。
4) 困ったときに相談したり、必要なことは躊躇せず報告する必要があります。また、遅刻したり、休んだりする場合は事前に必ず連絡することを厳守して下さい。
5) 自分の周囲のことも理解して下さい。(例:自分が使わない機械、仲間の研究内容、研究室が関与している全般的なことに対しても知識を持つことが望ましいです)
6) 危険性、データの信憑性のために夜は意味なく研究室に残ってはいけません。大学周辺は物騒な事件が頻発しています。朝早く来て、出来るだけ早く切り上げて帰宅して下さい。
【その他】
研究室で、以下のような学生になれるように一生懸命・全身・全霊・全力で指導します。
1)社会人基礎力*1をしっかりと持っている学生。努力をして自分の実力を伸ばしたいと思う、やる気に満ちあふれている学生。基礎学力を有する学生。目的意識を常に持っている学生。
2)研究に取り組む上で一番大事なことは、新しいこと、誰も知らないことを知りたいという科学に対する強い興味です。また、失敗を恐れず、へこたれず努力する、強い精神力が必要です。好奇心を持ち・粘り強い学生、実験が好きで、ストレスに強い学生。
3)問題解決能力を持つ学生。自分で考え、色んな方略を生み出せるように、柔軟に物事を考えられる学生。
合同説明会に出席後、研究室について分からない点や聞いてみたいことがある時は、研究室を訪問して下さい。(事前にアポを取って下さい)研究室選択前に、教員や研究室の学生に相談して、十分考えてから決断してください。(といっても、研究室選びは、人生を決めるような一大事ではありません)