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読書を通じて「考えること」を習慣に

図書館長 今 井 弘 之

 休日に書店を訪ねて面白そうな本を探すことは、私の楽しみの一つである。ところが、毎月新しい本がたくさん出版されるので、つい手が出て買い求めて帰ってくる。しかし、読む速さが追いつかない。勢い、乱読になり、読んでもすぐ忘れるということになる。このような時にふと手にした本が、ショウペンハウエルの「読書について」である。この本(岩波文庫)のカバーには次のようなことが書かれていた。「読書とは他人にものを考えてもらうことである。1日を多読に費やす勤勉な人間は次第に自分でものを考える力を失ってゆく」ショウペンハウエルの主張は多読の戒めであり、思索の勧めである。つまり、少なく読んで、多く考えなさいということである。
 少なく読むということは、本を選びなさいということになる。何らかの選択の基準が欲しいとこうであるが、先ず選ぶべきは古典であろう。万葉集、徒然草、論語、プラトン、シェイクスピアなどはぜひ一度は読んでみて欲しい。特にシェイクスピアは、人生の指針となる箴言の宝庫でもある。
このようなかび臭いものではどうもという諸君には、岩波文庫や新潮文庫に納められているものの中で、増刷回数の多いものを選ぶことを薦める。50刷ぐらいを目安にすればよい。ちなみに、上記の「読書について」は、1999年11月現在で55刷を数えている。
 このようにして選んだ本の中から最も興味を感じた本を1冊選び、繰り返し読み、そして著者がそれぞれの文章によって何を意味しようとしたのかについて考えて欲しい。文字による記号化の背景には、その何倍もの事柄が著者の頭をよぎっているはずであり、それを自分の頭の中に再現することが、より深い意味で著者を理解するということになるであろう。理解の深さは、読者と著者の間で共有される知識の量によるところもあるから、経験の浅い諸君には難しい文章もあるかもしれない。抽象的な表現に出会ったときには、自分の体験に照らし合わせて具体化を試みることによってある程度理解することができる。
 一方、その文章を理解する鍵は前後の文章にもある。後の文章を読み、それによって先の文章の理解が深まり、さらにそれを受けて後の文章をより深く理解するということはよく体験することである。これが「読書百遍意自ずから通ず」といわれる所以である。
 古典には多くの解説書が出版されているので、これらの解説と自分の解釈を比べてみるのも面白い。このようなことができるのも、古典ならではである。
 著者の意図を推量することに飽きたら、著者に反論を試みるのも一興である。疑ってみることは思考の幅を広げるきっかけになる。また、その文章に表れる文字をキーワードにして連想をめぐらすのも良い。このような読書を通じて、「考えること」を習慣の一部にしてほしいと思う。
(工学部 機械工学科 教授)
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卒業生から贈る新入生へのアドバイス!

図書館を自分のものに

工学部機械工学科 2001年3月卒業
亀 井 聡

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 これから4年間の大学生生活が始まるわけですが、そのなかで図書館を積極的に利用することをお勧めします。そうするとレポートや課題・テスト勉強をする際に必要な本をすぐに見つけることが出来ます。また、自分なりの図書館利用法も見つかると思います。
 私の場合は、勉強だけでなく雑誌や興味のある本を読んで気分転換するためにも、よく図書館に行きました。また、図書館には本を貸し出すスペースだけでなく、閲覧室や視聴覚室も用意されています。視聴覚室ではビデオやCD、LDが用意されていますし、閲覧室では一人ひとりの空間が用意されています。このような施設を勉強や気分転換に十分活用してもらいたいと思います。そのためにも、まず図書館に足を運び、早く自分なりの利用方法を見つけてください。そして、図書館を積極的に利用し、有意義な学生生活を送ってください。

知的欲求を満たす空間

国際言語文化学部 2001年3月卒業
槇 本 勝 成

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。今は、これからの大学生活に対する期待と不安でいっぱいだと思いますが、何事にも積極的にチャレンジし、充実した4年間が送れるよう頑張ってください。
 私は充実した学生生活を過ごす手段の一つとして、図書館をよく利用していました。試験対策や論文作成の資料収集はもちろんのこと、特に私が活用したのが「希望図書購入制度」です。この制度を利用することによって、これまで図書館になかった本や、私の好きな吹奏楽のCDを数多く読み・聴くことができるようになりました。しかし、このように学生1人ひとりの意見や要望が受け入れられるには、まず、学生が自ら行動を起こさなければ始まらないのです。自らの知的欲求を満たす為にも、受け身ではない積極的な図書館の利用をおすすめします。そして、皆さんが自分自身の糧となるような本や映画、音楽に出会えることを、影ながら祈っています。

学生生活充実のための図書館

経営情報学部経営情報学科 2001年3月卒業
川 本 さゆり

 新入生の皆さん、ようこそ摂南大学へ。これから始まる大学生活に期待と不安が入り交じった複雑な心境だと思います。そんな中で、図書館をどう利用するかなど考えられないかもしれません。実際、私も入学当時はここまで図書館にお世話になるとは思ってもいませんでした。しかし、図書館を有効に利用するかしないかによって大学生活の密度が変わってくるのだと感じました。レポート作成などのために専門書を見に行くと、パソコン入門書や、WordやExcelの使い方がわかりやすく書かれたものなど興味を引くものも多く、何時間も図書館にいることがよくありました。情報を勉強する上で必要な最新のニュースの貯蔵も各社の数ケ月分の新聞で可能にしてくれています。一人暮らしを始めると新聞を読む機会が減ると思うので、図書館で読む習慣をつければ3年後の就職活動や社会人になっても役に立つと思います。図書館をどう利用するかはあなた次第です。上手に活用して思い出に残る大学生活を送ってみてはどうでしようか。

自分なりの活用方法を見出そう

薬学部衛生薬学科 2001年3月卒業
初 田 愛 子

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 4年間の学生生活を振り返ってみると、「図書館=(イコール)勉強部屋」という方程式が、私の中でいつの間にか成り立っていました。薬学部の学生にとって必須のレポート作成に始まり、定期試験、卒業研究、そして卒業試験…と幾つもの試練を無事乗り切れたのは、図書館をうまく活用してきたおかげだと言っても過言ではありません。閲覧室は夜遅くまで開放されてあり、定期試験の期間中は休日も利用できるので、一日中缶詰めになることも多くありました。
 また、図書館には学術関係の書籍だけでなく、文庫本や雑誌、新聞、映画のビデオ等、娯楽のためのアイテムも充実しており、勉強の合間のちょっとした息抜きを楽しむことも可能です。さらにパソコンも利用できるので、インターネットを活用した情報収集ができるのも大きな魅力です。
 図書館は学生のための空間であり、皆さんもどんどん足を運んで自分なりの活用方法を見出してください。そうすればより一層有意義な学生生活を過ごせることと思います。

自分探しの図書館

法学部 2001年3月卒業
別 枝 智 代

 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。
 皆さんの中には当然、本好きな人とそうではない人がいると思います。本好きな人は言われるまでもなく図書館に行くと思いますが、本好きでない人も行って本を手にとってみてください。本に触れるきっかけは何でもいいと思います。図書館には、何も学術書だけを置いているわけではなく、雑誌などもあります。自分の興味あることから始め、知識を深め、得意なことを伸ばしてください。
 興味のあることや自分のやりたいことがない、という人も何らかの本を手にとってみてはどうでしょう。そこから自分のやりたいことが見つかることもあるはずです。高校までとは異なり、大学の図書館は大きく、それだけそういう機会が多く与えられています。足りない本は他大学から貸し出してもらったり、図書館で購入してもらうこともできます。
 大学生活を送る間に大いに図書館を利用し、自分探しに役立てて欲しいと思います。是非、自分なりの「目的」を探してみてください。

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これは使える!
メインカウンターで使用できる便利なもの

 図書館のメインカウンター(本館5階枚方分館2階)には、インターネット端末機やCD−ROM検索機があります。これらは、レポート作成や授業での発表準備などのために情報を収集する際、強力な味方になってくれますので、ぜひ活用してください。


▼ データベース

タイトル 内 容 紹 介 利用できる館
本館 枚方分館
雑誌記事索引 国立国会図書館(NDL)が収集する学術誌・大学紀要・専門誌などを対象とする
BL inside web 英国図書館(BL)が提供するデータベース検索とドキュメントデリバリーが統合されたサービス
NACSIS-IR 国立情報学研究所が提供するデータベース。人文・社会・自然科学の各分野にわたって膨大な学術情報を提供
JOIS 世界の科学技術分野の文献情報が日本語で検索できるJICSTファイルなどが利用できる
サイエンス・ダイレクト(SD21) エルゼビア出版グループの発行する学術雑誌のWebによる総合電子ジャーナルサービス
日経テレコン21 日経4紙をはじめとする新聞データベース、企業データベースなど


▼ CD-ROM

< 本 館 > <枚方分館>
  • CD-HIASK・朝日新聞記事情報
  • 日本経済新聞CD-ROM版
  • 科学技術文献速報
  • 法律判例分権情報
  • 原色牧野植物大図鑑
  • MERCK INDEX
  • Conprehensive Toxcology
  • Registry Toxic Effects of Chemical Substances(RTECS)


▼ お薦めのサイト

名 称 内 容 紹 介
Webcat(国立情報学研究所総合目録データベース) 国立情報学研究所がサービスしている総合目録データベース。全国の大学図書館等が所蔵する図書・雑誌を検索できます
国立国会図書館Web-OPAC 国立国会図書館の所蔵する図書データを検索できます
日本国内図書館OPACリスト インターネットを通じてOPACを公開している日本国内の図書館のリスト
大阪府内図書館等案内 大阪府内の全図書館・分館・分室および読書・文化施設等を紹介しています
TRC図書館流通センターブックポータル 日本国内の新刊書籍を紹介しています
CNN.COM CNNニュースが読め、英語の先生お薦めサイト。英語版のほか、日本語版、中国語版などがあります
法律とサイパースペース関係リソース 法律及び判例関係のリソース

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知っていますか?
「希望図書購入制度」

本屋で見つけたあの本、図書館にも置いてほしいんだけどなぁ
私の見たいビデオ、図書館に置いてないんだけど…
ブックセンターで面白そうな本を見つけた!
図書館で買ってもらえるの?

イラストまたは文章をクリックしてください。

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図書館で読める軽雑誌紹介!

 皆さんは図書館というと、教育・研究に関する書籍や資料ばかり置いてあるとお思いではありませんか?各種新聞とともに、情報収集の窓口として役立つように、軽雑誌コーナーを設け、コンピュータ、ファッション、芸術・音楽、経済、旅行、スポーツ等、各種情報誌を取り揃えて自由に利用できるようにしています。


情報満載。愛読誌を見つけよう!

 軽雑誌コーナーは、本館(寝屋川学舎)では5階入口のすぐ横に、枚方分館(枚方学舎)では事務室横にあり、気軽に利用できます。保存期間内であればバックナンバーやCD−ROM等付録についても、カウンターに申し出れば利用できます。あなたも図書館で愛雑誌を見つけてみませんか?

<軽雑誌一覧>

カテゴリ タイトル 利用できる館
本館 枚方分館
コンピュータ・ネット ASCII
アスキーネットJ
I/O
INTERNET MAGAZINE
エレクトロニクス
DOS/V MAGAZINE
PC USER
LINUX MAGAZINE
LOGIN
日経Click
日経Win PC
日経ネットビジネス
ファッション COSMOPOLITAN
SAVVY
J.J.
non no
POPEYE
メディア
・総合
AERA
L MAGAZINE
関西ザ・テレビジョン
KANSAI WALKER
サンデー毎日
週刊朝日
週刊ダイヤモンド
世界
中央公論
NEWS WEEK 日本語版
BIG TOMORROW
プレジデント
文藝春秋
論座
経 済 経済セミナー
月刊 消費者情報
週刊東洋経済
旅行 時刻表
旅の手帳
BE−PAL
山と渓谷
歴史と旅
芸術・音楽 アサヒカメラ
FMファン
音楽の友
ギターブック
芸術新潮
ナショナルジオグラフィック日本版
スポーツ 週刊サッカーマガジン
週刊ベースボール
スキージャーナル
SKIER
スポーツ・アイ
NUMBER
車・
バイク
オートバイ
CAR GRAPHIC
MOTOR MAGAZINE
ル・ボラン
映画 スクリーン
ロードショウ
学習

就職
ARTICLE
ENGLISH JOURNAL
切抜き速報 教育版
合格情報処理
就職ジャーナル
新聞ダイジェスト
税経セミナー
日本語ジャーナル
留学ジャーナル
NEWTON
その他 栄養と料理
オレンジページ
木野評論
思想
趣味の園芸
すばる
摂大後援会報
調剤と情報
文藝
毎日ライフ
▼ 2000年度 軽雑誌 貸出しベスト5
<本館>
  1. DOS/V magazine
  2. LOGIN
  3. Internet magazine
  4. 日経CLICK
  5. Internet ASCII
<枚方分館>
  1. Newton
  2. SAVVY
  3. サイアス
  4. KANSAI WALKER
  5. DOS/V magazine
(コメント)
 本館では、上位5誌はいずれもコンピュータ・ネット 関連。雑誌数も豊富で他を圧倒している。
 枚方分館では、薬学部らしく?科学雑誌2誌が上位に。他にファッション、コンピュータ、総合誌などバランスよく上位にランクインしている。

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まずは入門書コーナーへ

 新入生の皆さん、大学に入学されたらまず図書館の「入門書コーナー」に来てください。ここでは皆さんがこれからの4年間で学ぶ全体像が一望できる仕掛けになっています。
皆さんの学部、学科、あるいはコース別に、各専門分野の入門書がコンパクトにそれぞれ100冊にまとめられています。全体像をつかんでおくということは何事によらず重要なことです。
 また、このコーナーにはもう一つの仕掛けがあります。例えば、そこに並んでいる本の関連図書を見たいときには、その本の背表紙のラベル番号を頼りに、他の配架場所(普通図書室や参考図書室、視聴覚室など)をたどっていけば、探している本がたくさんあるはずです。このように入門書コーナーの本と図書館の全蔵書がラベルの番号で結ばれているのです。つまり図書館の全体像を見る仕掛けにもなっているのです。
 新入生の皆さん、まずは入門書コーナーへ!
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おすすめの新着資料

<本 館>
シェークスピアを映画でみよう!
 本館の視聴覚室に、シェークスピアの作品を映画化したものや関連した映画を、小さなコーナーとして設けています。
 イギリスの劇作家・詩人でありエリザベス朝ルネサンス文学の代表者でもあるシェークスピア。4大悲劇「ハムレット」「オセロ」「リア王」「マクベス」をはじめ、史劇「リチャード3世」「ヘンリー4世」、悲劇「ロミオとジュリエット」、喜劇「真夏の夜の夢」「ヴェニスの商人」などなど誰もが耳にしたことのあるタイトル。
 イギリス文学の古典なんて難しいのでは…という方に!有名な監督作品はシェークスピア作品に新鮮なイメージを与えてくれます。シェークスピアが作品の中に残した名言の数々を、原作とともに勉強してみてはいかがですか?




<枚方分館>
岩波講座 現代医学の基礎 全15巻
 医学は日々発展し、膨大な知見が蓄積され、診断や治療法のみならず、病気の捉え方までもが大きく変貌を遂げてきました。この講座は、学界の英知を結集し、医学に携わる上で、病気を理解する上で欠かせない最新の基礎知識を厳選して明快に解説しています。従来の枠組みにとらわれない、新たな基礎医学の体系を提示しています(第14巻未刊)

  1. 分子・細胞の生物学1
  2. 分子・細胞の生物学2
  3. 人体のなりたち
  4. 生体の調節システム
  5. 生殖と発生
  6. 脳・神経の科学1
  7. 脳・神経の科学2
  8. 免疫と血液の科学
  9. 遺伝と疾患
  10. 細胞増殖とがん
  11. 感染と生体防御
  12. 老化と動脈硬化
  13. 薬物動態と薬効
  14. (未刊)
  15. 現代医学と社会

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IT時代の図書館システムが誕生

 この4月から、図書館の情報システムが一新されました。従来のシステムとの大きな違いは……。

1.検索機能が大幅にアップ
 新しいシステムの大きな特長のひとつが「検索機能の充実」です。従来は、著者名や書名が正確にわからなければ検索できなかったものが、新しいシステムでは著者名や書名に含まれている単語でも検索が可能になりました。
 さらにキーワード、あるいは同義語などによる検索も可能になったため、探している文献の書名がわからなくても、必要な資料の蔵書状態が検索できます。

2.インターネットに対応、自宅のパソコンでも検索が可能に
 新しいシステムのもう一つの特長が「インターネットに対応」していることです。従来のシステムは、図書館以外では、学園内の限られた端末機でなければ利用できませんでした。利用者は、必要な蔵書情報を開館時間帯に図書館に出向いて利用しなければならなかったのです。これが、新システムでは、摂大のホームページを呼び出せる環境のパソコンがあれば、学園内外を問わず24時間365日、利用することができるようになりました。
 自宅で勉強している時でも、あるいは郷里に帰省していても、本学はもちろん、姉妹校の大阪工大図書館の蔵書についても検索が可能になったのです。

◆学習に、研究に、強い味方!!
 図書館内の検索用パソコンには、右上のような「書誌検索」画面が表示されています。図書館以外のパソコンの場合は、図書館のホームペ−ジからアクセスすることができます。詳しい利用方法は、5Fメインカウンターで説明を行いますので大いに活用してください。
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Information

〇 2000年度後期休日開館結果
 前期期末試験期に続き、後期期末試験期における休日開館を実施しました。結果は下表のとおりです。今年度も引き続き休日開館を行う予定です。

実 施 日 入館者数
本 館 1月28日(日) 39人
枚方分館 1月21日(日)
1月28日(日)
2月 4日(日)
333人
315人
110人
758人

開館時間… 10:30〜16:50

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初代図書館長 布目潮ふう先生逝く

 本学初代図書館長布目潮ふう先生(元国際言語文化学部教授)が2001年1月17日、逝去されました。八十一歳でした。
 先生は、1984年度分ら1989年度までの6年間(3期)にわたり図書館長をつとめられ、本学図書館の礎を築かれました。また、本紙『学而』の名称や題字の書体は先生が選定されたものです。ここに謹んでお悔やみ申し上げます。

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