テクノセンターの歴史

 理工学部テクノセンターは、1964年に設置した機械実習工場が始まりである。翌1965年からは、大宮校地の機械実習工場と統合して、施設・設備の共同利用と教員組織を一本化し、充実・強化を図るという方針の下で、全学園の学生・生徒の機械実習を行ってきた。その後、1980年1月に大宮キャンパスに新しく工場が完成したので老朽化した旧工場を取り払い、寝屋川8号館1階に機械設備を一新した工場を新設した。1994年4月、寝屋川キャンパスの機械実習工場は摂南大学工学部の機械工作センターとして生まれ変わり、2010年に工学部から理工学部への改組に伴い、全学のテクノセンターとして教育・研究施設として新たにスタートした。

 テクノセンターでは、常に時代に即応した設備の更新に努め、実習内容の高度化を図るとともに、学生主体の各種プロジェクトの支援を行っている。また、教員用の準備室を中央に配置して各実習室を見渡せるよう安全管理を徹底するとともに、点検基準、作業標準、作業行動基準などを確立し、安全教育に力を注いでいる。

                機械工作センター時代の写真

出来事
1964 高専時代に設置された「機械実習工場」が始まり。
1965 大宮校地の機械実習工場と統合し、施設・設備を一本化し全学園の機械実習を指導してきた。
1980 大宮校地に新しく工場が完成したため、寝屋川校地の工場は摂大学生専用となった。
1982 工場の場所を移転、現在の寝屋川校舎8号館1階へ。
1994 学園の組織改革に伴い、名称を「機械工作センター」に変更。
2010 工学部から理工学部への改組に伴い、名称を「理工学部テクノセンター」へ変更。
2011 そして現在へ…