活動紹介
国際学会での研究発表
当研究室では、学部生の卒業研究における教育活動の一環として、学会講演会の発表のみならず、 特に国際会議で英語にて論文を発表するというチャレンジを毎年、希望者が行うことになっています。
2008年度からこれまで計9人(内1人共同研究の他大学学生)が行いました。
その主な目的をつぎのように考えています。
- 自分の取り組んでいる領域の世界の最新情報について知ることによって学問の視野を広げるとともに厳しさを理解する。
- 自分らより数段レベルの高い研究者(教員、研究所員、Dr学生、(まれに修士学生、なおこれまでは学部学生は皆無))と接することにより当研究室内にとどまらないでより以上の何らかの啓発をうける
- 発表の訓練の過程で仕事の厳しさを実感し、大変な重圧の中で何かをやり遂げるという体験を積む
会議までの3カ月~半年前から準備をし始めます。
すなわち、①内容の理解、 ②英語の意味調べ、発音、イントネーション、 ③発表技術(原稿は読まず、パワーポイントの画面を聴衆を見つつ説明する)を当日まで徹底的に練習を行います(合計50回以上の練習)。
発表当日、これまで全員見事に発表を成し遂げることができました。
事前まで大変な緊張感に包まれますが、発表が始まると全くと言っていいほど緊張しなかったと全員述べております。他大学の先生方から大変な賞賛をその都度いただいています。
私ら自身、種々の教訓や自信、大変な感動を覚えます。
大勢の人前での英語の発表など全く縁の遠い私らがこの難題を見事なしとげるのは、「極限」に至った場合、人間としての潜在能力が発現するからだと考えています。
4年 津村文也君
第3回日本実験力学会国際会議(3rdISEM08―TAINAN)
2008.12.7-10 台湾 台南市
発表論文・Micro Bubble Formation by Powder Injection