摂南大学公式HP

LOCAL
COMMUNITY

キャンパスから飛び出し
地域社会に目を向ける

豊富なフィールドワークをとおして
社会の問題を解決するリーダーへ成長

摂南大学では教室での学修にとどまらず、地域・社会と連携した授業や学びの機会を数多く提供しています。学生が主体となって地域の課題について考え、多彩な人と協力しながら問題解決をめざすなかで、大学での学びを実社会で生かす手法や新しい価値を生み出す力、コミュニケーション能力などが養われます。そして、多様性を深く理解しながら多角的な視点で世の中に貢献する、優れた社会のリーダーへと成長できます。

酒井 梨杏さん
法学部 法律学科 3年次(愛知県/名古屋経済大学市邨高校出身)

多文化共生がテーマのPBLで
地域に暮らす外国人の方々と交流

私は「地域と多文化共生」という摂南大学PBLプロジェクトを履修しました。外国人住民の方々と交流して地域での多文化共生の課題・問題について考え、その解決に向けて学生主体で取り組む授業です。具体的には、寝屋川市国際交流協会が主催する多文化フェスタというイベントに模擬店を出したり、日本語教室に参加したりして、寝屋川市や周辺地域に暮らす外国人住民の方々と交流しました。またその際に、悩みやお困りごとをチームで調査していきました。

発見した多文化共生における課題に対し
チームで解決策を考え、実行する

交流によって見つけた課題は、日本語の難しさや日本の文化・慣習によって発生するトラブルです。役所の手続きに困っている方や地域のゴミ出しルールに戸惑っている方が多くいることがわかりました。私たちは解決策の一つとして、外国人の方が日本で暮らして直面した困りごとの事例と最適な支援をまとめた「日本人向けハンドブック」と、災害時に必要なコミュニケーションを迅速かつ的確に行えるようにする「意思疎通の支援グッズ」の制作をしました。

プロジェクトをとおして、リーダーシップと学部の学びへの意欲が高まる

私はプロジェクトのリーダーを務めました。メンバー間の意思疎通を促進したり、意見を取りまとめたり、トラブルへの対策などをするなかで、リーダーシップが鍛えられ、柔軟な対応力が身についたと思います。また、多くの外国人の方と接することで、誰に対しても積極的に話をする姿勢や会話を通じて信頼関係を築く力も養われたと思います。法律の難しい内容を外国人の方にもわかりやすく伝える必要性を感じ、学部の学びへの意欲も高まりました。

学部の垣根を越えて協働し、主体的に学べる

摂南大学PBLプロジェクトの魅力は、大学での学びを生かして実社会の課題に挑戦できる点です。学外で多彩な方々と接し、試行錯誤しながら課題解決に向けて取り組んだ経験は、これからの自分の強みになると感じます。また、学部の垣根を越えたメンバーで協働できたのも貴重な経験だったと思います。新たな交友関係が生まれ、他学部で学ぶメンバーのアイデアを知ることや議論できた経験は総合大学である摂南大学だからこそできる学びだと思います。

other contents