摂南大学 薬学部 実践薬学研究室

学生の皆さんへ(河田 興)

6年間の薬学生の教育課程の中で、薬局・病院での現場の実習とともに、薬学研究(本学の特別研究)は大きな柱です。また、薬剤師の卒後教育の中で、薬剤師として患者さんを前にして様々な疑問を解決するための臨床研究(人を対象とする実験)を行うことが普通になっています。

本研究室では、学生が自身の「研究仮説」をもって、準備して、実施して、オリジナルなデータを作って、解析して、発表(できれば学会誌への投稿)することを求めます。

我々、本研究室の教員は、配属学生に「考える、行動する、成果を期限までに出す」ことを求めます。このプロセスを通じて社会に出た時に、自ら考えて行動して活躍する人材を育成したいと考えています。

まずは、「研究仮説」を作るために、よく論文を読んで理解する(そのためには他人に説明する)ことから始めます。結果として、6年生の夏には論文投稿することを目指します。



臨床薬理学研究室の特徴

当研究室の最大の特徴は、臨床現場の最前線で活躍してきた医師および薬剤師の教員が直接指導を行うことです。

実際の医療現場では、単に「薬理学」の知識を理解しているだけでは通用しません。患者さんの「病気(病態)」を深く理解し、それらを結びつけて初めて、知識を実践で活かすことができます。
当研究室では、現場で本当に必要とされる知識とは何か、そしてそれを習得するためにはどのような研究や勉強が必要かを熟知した教員がサポートします。

また、医療人としてさらなる成長を遂げるためには、すでに確立された知識を学ぶだけでなく、自ら現場の課題にアプローチする「臨床研究」の経験が不可欠だと考えています。。
そのため当研究室では、実験室の中にとどまるのではなく、実際の臨床データや医療現場そのものをフィールドとした研究に重きを置いています。より患者さんに近い位置で「生きたデータ」と向き合う経験は、みなさんの臨床的思考力を大きく飛躍させるはずです。