小西グループ
研究: がん治療と薬剤師
★ 外来がん患者への継続的な面談による薬剤師の印象変化とその影響因子
★ がん患者に対する薬剤師介入の変化と患者受容に関する計量的分析
★ アンケート調査に基づく薬剤師の「望ましい死」に対する認識とがん患者、がん専門医、がん専門看護師による違い
★ CBDCA投与量における血小板減少発現と併用薬の影響
★ 「がんサポーター」養成講座受講者の特徴と養成講座による意識の変化
がんは生涯で罹患する確率が2人に1人と言われており、身近な病気の一つとなっているのはみなさんもご存じだと思います。がん治療は外来で行われることが多く、患者さんやそのご家族は自宅において多くの有害事象に対応しなければいけません。その中で、患者さんが困っていることを解決し不安を解消することは、薬剤師の役割でもあると思います。具体的に薬剤師がどのように介入すればいいか、患者さんのニーズを調査し解決をすることを目的とします。
研究を始める=仮説をたてて証明をする ためには現在、世の中で何がわかっていて何がわからないのかを把握することが重要です。そのため、論文を読む、考えることから始めます。
(研究の時間を100%とした時のこの作業にかける時間の割合:70%)

患者さんや薬剤師を含む医療者へ、現状や明らかにしたいことを把握するためアンケート調査を実施します。アンケート調査を行う前にアンケート項目の作成と妥当性の検討を行う場合もあります。(10%)
得られたデータを集計・解析します。(10%)
得られた結果、知見を社会へ発信するため研究室内はもちろん、学会で発表することを1つの目標とします。また論文化する場合もあります。(10%)