摂南大学 薬学部 実践薬学研究室

向井グループ

研究: データサイエンス(ビッグデータの解析など)

★ 医薬品副作用データベース(JADERおよびFAERS)の解析による副作用の探索
★ AI・機械学習によるドラッグリポジショニング
★ AI・機械学習によるの副作用予測モデルの作成
★ 抗菌薬適正使用に関する研究(北野病院薬剤部および神戸大学医学部附属病院感染症内科との3施設共同研究)
★ 急性期ポリファーマシー介入支援AIの構築(北野病院薬剤部との共同研究)



大学院生について

  • 2025年度秋入学で、北野病院の薬剤師さんが大学院生として向井グループに所属します。
      北野病院薬剤部および神戸大学病院感染症内科との3施設共同研究で「抗菌薬の適正使用」についての研究を行います。
  • 2026年度より、現6年生の学生が大学院へ進学しています。
      データサイエンスやAI・機械学習によるの副作用予測モデルの作成を行っています。


  • 研究内容について

    ・医薬品副作用データベース(JADERおよびFAERS)の解析
    厚生労働省やFDAは有害事象の情報を集約したビッグデータを有しています。
    我々はそのビッグデータを解析することにより、これまで不明であった医薬品と有害事象の関連性を明らかにするとのと同時に、副作用発現時期の解析を行っています。

    ・AIおよび機械学習によるドラッグリポジショニング
    新薬を作るのには多額の資金と膨大な時間および労力が必要です。
    新薬候補の薬物についても、予想外の副作用などにより開発が中止することがあり、新薬開発は年々難しくなっています。
    そこで、すでに副作用などが明らかとなっている既存の医薬品を転用して別の疾患に有効な新たな薬効をみつけだす「ドラッグリポジショニング」という研究が近年盛んに行われています。
    我々は、AIや機械学習を利用し既存医薬品の新規薬効の探索を行っています。

    ・AIおよび機械学習による副作用予測
    新薬開発では、数千万の化合物から数個の候補に絞るプロセスを経て臨床試験が行われ、有効性および安全性が確認された場合に承認され販売となります。
    臨床試験を終えるまで10年から15年もの長い年月と多額の研究開発費が必要とされるが、対象となる医薬品の副作用を把握するには短すぎる期間であり、その全てを把握するには市販後も調査し続けることが求められています。
    市販後に明らかとなる副作用が重大であった場合、被験者の健康を害するだけでなく、販売中止により開発にかけた期間や資金の損失など社会的損失が大きいことが問題となっています。
    そこで、我々はAIや機械学習を用いて新規医薬品の副作用を予測するモデルの開発を行っています。

    教育

    向井グループでは、臨床現場(特に病院)で活躍できる薬剤師の育成に力をいれています。

    勉強といえばテストに向けての暗記と考える人もいるのではないでしょうか。
    しかしながら、テストのみを意識した短期記憶の勉強法は社会に出てからは通用しません。

    向井グループでは、研究や臨床および社会的な課題を通して論理的に考える訓練を行っています。
    また、1年生から3年生で学習した内容を定着させる勉強法について指導を行っています。
    具体的には、「処方箋解析」や「症例問題」などに取り組み、病態や薬物治療などの知識の向上を目指すとともに、それらの理解の基となる薬理学、薬剤学、生物学や化学の知識の定着を行っています。

    また、薬剤師になったあとに「がん専門薬剤師」や「感染制御専門薬剤師」を目指したいと考えている学生さんに対して、今から何をするべきかについて指導し、卒業後もサポートしています。

    向井グループ「勉強会」体験会のご案内(24カリ学生対象:24Pおよび25041)

    向井グループでは、大病院を目指す学生さんを対象に、臨床現場で活きる知識を身につけるための「勉強会」を定期的に開催しています。
    しかし、勉強会と聞いただけでは以下のような不安を感じる方も多いのではないでしょうか。

    「大病院には興味があるけれど、今の自分の知識で大丈夫かな…」
    「向井グループの勉強会って、レベルが高そうでついていけるか心配…」
    「実際のところ、どんな雰囲気で進めているんだろう?」
    そこで、皆さんの不安を解消し、研究室選びの大切な情報のひとつにしてもらうために「勉強会の体験会」を開催いたします!

    ■ 体験会のポイント
    ・ありのままの雰囲気を感じられる
    ・普段行っている勉強会の一部を体験し、先輩たちがどのように学んでいるかを実際に体験することができます。
    ・ついていけるかどうかの不安を解消!
    ・最初から完璧な知識は求めていません。「ここからどう成長していけるか」を実感してもらうための場です。

    ■ 開催概要
    日時: 下記フォームからの登録後にチャットで連絡します
    場所: 6号館3階向井准教授室
    対象: 大病院での活躍を見据え、向井グループに少しでも興味がある学生
    人数: 1回あたり4名
    時間: 1回あたり90分程度(教員や先輩への質問が多い場合は長引くことがあります)
    内容: 勉強会のミニ体験、先輩への質問タイム、個別相談など
    申込方法: [こちらのフォーム]よりお申し込みください。


    向井グループの情報

    メンバー構成

  • 社会人大学院生: 男1名
  • 大学院生: 男1名
  • 6年生: 男1名、女1名
  • 5年生: 男1名、女1名
  • 4年生: 男2名、女1名

  • 見学会の情報(19カリ学生対象:4年生など)

    ・チャットで連絡ください。


    研究室への応募(向井グループについて)

  • 病院薬剤師を目指す学生さん大歓迎です。
  • 場を盛り上げてくれる人歓迎です。
  • 現時点でデータサイエンスに関する知識がなく不安に思っている人は、ぜひ見学会で先輩と会話してみてください。
  • 現時点で知識がないと感じているけど、頑張る気持ちだけはある人も歓迎です。

  • 研究活動にプラスして臨床教育と勉強法の改善を指導しています。
  • 研究活動がメインであるため、臨床教育と勉強法の改善のみを目的に向井グループへ応募される方はご遠慮ください。
  • 5年生の実務実習前後にはある程度の自立をした状態で卒業研究、学会発表および論文投稿に向けて本格的な研究活動を行っていただきます。また、後輩指導を行ってもらうため、4年生のうちにある程度の自立が出来るよう指導します。