外国語学部の3年生を対象に、夏休み期間に「ホスピタリティ・インターシップ」を開催しました。本インターンシップではホテルコースと、空港コースにわけて行いました。
ホテルコースに参加した学生は、大阪市内のインターコンチネンタルグループである「ANAクラウンプラザホテル大阪」にて8月9日(水)~8月22日(火)の2週間にわたり、ホテル業務の実務体験を行いました。ロビーやラウンジに配属され、実際にホテルスタッフの一員となって研修を受けました。現場で働くからこそ学べるホテルならではの高品質なおもてなしを身に付け、実践することができました。また、この期間は海外からの旅行客も多く、これまで学んだ英語を発揮する機会にもなりました。
空港コースに参加した学生は、8月25日(金)~8月29日(火)の4泊5日でANA台北支店にて松山空港旅客業務の実務体験と市内支店の見学を行いました。航空機の到着業務や搭乗手続き業務、整備や機内準備作業を見学し、搭乗口改札業務では見学だけではなく、搭乗開始予定時刻の案内や機内Wi-Fiに関するアナウンスを実際にお客様に対して行いました。市内支店見学では普段知ることのない海外における緊急時対応について説明を受け、危機管理や安全の重要性について学ぶことができました。また、現地スタッフとの異文化交流を通して、異文化の中での「ホスピタリティ」の理解、見聞を深めることができました。
就職活動前にホスピタリティ産業を実務体験することにより各業界の職業理解を深め、これまで学んだホスピタリティを体現できる貴重な機会になりました。
(文責:国際学部客員講師 濱岡美衣)