【留学生通信】バルセロナ、マドリード旅行記



UPDATE 2024-06-13

<私、吉田百花(国際学部3年生)は現在スペインのサラゴサという都市にあるサラゴサ大学(スペイン語:Universidad de Zaragoza 英語:The University of Zaragoza)に留学しています。本「留学生通信」ではスペインの文化について私なりの視点で報告してみようと思います。>

 今回は、バルセロナとマドリードを訪れた際の旅行記になります。まず、バルセロナ滞在中に訪れた場所は、ガウディの代表的な作品で2026年に完成予定のサクラダファミリア(Basílica de la Sagrada Família)、サンタ・エウラリア大聖堂(La Catedral de la Santa Creu i Santa Eulália)、カタルーニャの聖地と呼ばれるモンセラート(Montserrat)です。

 この中でもモンセラートがとても素晴らしかったため、少し紹介したいと思います。モンセラートとは「のこぎり山」という意味で、バルセロナのスペイン広場から電車で約1時間半の場所に位置しており、バルセロナから日帰りで訪れることができます。途中の電車から岩山が現れ、自然の持つ力の迫力を感じられます。また、モンセラートは古くからカタルーニャ地方におけるキリスト教の聖地とされており、黒いマリア像ラ・モレネータ(La Moreneta)を祀る教会堂を多くの巡礼者が訪れています。他にも、ミサの最初にヨーロッパ最古の少年合唱隊の一つとして有名なエスコラニア(Escolania)のきれいな歌声を聞くことができます。実際にミサに参加してみたのですが、教会堂に響く透明感のある歌声に深い感動を覚えました。この通信を読んでくださっている皆さんもスペインに行く機会があれば是非訪れてみてください。

 マドリードで訪れた場所は、プラド美術館(Museo Nacional del Prado)、王宮(Palacio Real)、マヨール広場(Plaza Mayor)です。日本の東京にある迎賓館赤坂離宮の雰囲気が大好きな私は、王宮へ着いてすぐ高揚感に包まれました。特に、部屋の天井に描かれている絵やシャンデリアといった建物の中の展示品を観覧する際は、すべてが規格外で終始圧倒されました。また、王宮内にも礼拝堂があったことから昔から現在までのスペイン人のキリスト教に対する信仰心の深さを考えさせられました。

 最後に、スペインで人気の観光地に行ってみて感じた文化の違いを述べたい思います。

まず、一つ目はトイレの違いです。バスターミナルのトイレを使用した際、便座がなかったことや、個室の外に置かれているトイレットペーパーを自分で確保して個室に入らないといけなかったこと、トイレにそのままトイレットペーパーを流せないこと、トイレの汚さに驚かされました。これらに関して外国ではよくあることだと聞いていましたが、スペインに来て実際に体験することになるとは思っていませんでした。

二つ目は、お土産をあまり売っていないことです。日本だとご当地のお菓子がたくさんありますが、スペインにはなく、お土産を買うことができるお店も限られていて種類も多くはありません。日本のお土産の種類がいかに多いのかを痛感しました。

三つ目は、宿泊施設です。これは「海外あるある」なのかもしれませんが、施設名に「ホテル」と書いてあるのに実際は「ホステル」だというものです。ホステルとは低価格の宿泊施設です。「ユースホステル」をイメージしてもらえればよいかもしれません。少しでも費用を抑えたい一心でホテルを予約すると、最悪の場合は他の宿泊者の方と同室になる場合があります。ホステルでは、基本的に宿泊者の名前の綴りで判断して異性と同室にならないように考えられているみたいですが、日本人の場合は名前の綴りでは判断できない方もいるため注意が必要です。また、基本的にヨーロッパのホテルはアメニティがないため、タオル含めシャンプーなど持参しておくと便利です。他にも、シャワーの際に使えるビーチサンダルは旅行に必須です。

写真は上からモンセラート、サクラダファミリア、下に王宮です。間近で見るとどれも異世界に入ったかのような感覚に陥りました。

(国際学部3年生 吉田百花)