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6.FAQ(よくある質問)
Q.半角入力せねばならない英字や数字を全角で入力すると全て誤答になりますか?
A.なりません。このツールでは、Excel上の正答および解答メールに使われる英字や数字は全て強制的に半角文字に変換してから処理されるからです。
Q.小文字で入力せねばならない解答を大文字で入力すると全て誤答になりますか?
A.なりません。このツールでは、Excel上の正答および解答メールに使われる英字は全て強制的に小文字に変換してから処理されるからです。このことを逆に言いますと、例えば「a」と「A」の区別は正誤判定に使えないということになります。
Q.携帯電話を所有しない者にはどう対応したらよいのですか?
A.送信操作を完了した学生に携帯電話の貸与を依頼してみる。この方法で対応できなければ、用紙に記入した解答を提出させ、授業後に手入力したあと集計する(3.3.4参照)。
Q.1人が重複して送信したメールはどのように処理されますか?
A.メールの送信と受信が正常に行われているにも関わらず、送信操作に確信が持てない学生が同じメールを再度送信する例は少なくありません。二通目の本文内容が一通目とまったく同じ場合もありますが、解答の一部、場合によってはニックネームを変更していることさえあります。このようなメールに対して本ツールは次の通り処理します。「採点集計」と「集計履歴」の両シートでは重複メールをすべて表示します。つまりこれらのシートでは「差出人」「学籍番号」「ニックネーム」「解答」の内容を一切考慮せずに1通のメールを1人の学生として扱う仕様になっています。ところが「得点率集計」シートでは1日の成績のなかで同じ学籍番号の重複メールは1通として扱われます。つまり1通分の成績だけが表示されます。重複メールの間で解答内容が異なる場合、成績も異なる可能性が大きいですが、このケースでは成績のよい方のメールが採用されます。
Q.複数の授業で使用するには?
A.ツールは任意のファイル名に変更することができますから、授業の数だけファイルをコピーして授業名など分かりやすいファイル名をつけ、デスクトップなど適当な場所に置いておけばよいでしょう。Outlookのほうでも授業の数だけフォルダを作った方がメールを管理しやすいです。それには、解答メールの件名を使い分け、Outlookではそれに応じた振り分け設定を行い、複数のツールの間でそれぞれ正しいフォルダを読みに行くよう設定することを忘れないでください。
Q.すでに集計を完了してから同じ授業のなかで2回目のテストを行い、これを集計することはできますか?
A.できます。が、工夫が必要です。1回目の集計が終わったあと、「集計履歴」シートの成績一覧に表示されているそのテストの全員の「実施日」をこれまでテストが行われていない日付に変更します。これで2回目のテストをしても1回目のテストは過去に実施された扱いとなり、2回目のテストは実際の日付に行われたこととして扱われます。
Q.メール本文の「ニックネーム」は必須項目ですか?
A.いいえ。メール本文の1行目に学籍番号さえ正しく入力され、2行目がニックネーム(この場合は空白)で、3行目以下が解答という正しい書式が守られていれば、名前やニックネームがなくても不都合はありません。ただし採点集計シートを学生に提示するならニックネームがないと誰の成績か分かりませんが。くどいようですがニックネームを省くからといって解答を2行目から始めてはいけません。
Q.「採点集計」シートの「問題番号」を「1-1,1-2,1-3…」や「a,b,c,d,e,…」のように書き換え、番号縦列式のメールにもこれに準じた解答番号を入力させて集計することはできますか?
A.できません。「問題番号」セルには数字しか入力できませんし、数字でも1から始まる連番になっていないと正しい採点ができません。既成の問題集なら問題番号が階層的に振られていますが、このツールを使うときはそれらを連番に置き換える必要があります。
Q.集計後に特定の問題を無効(無かったこと)にして再集計することはできますか?
A.いちおうできます。ツール上の解答とフォルダ中のメールをすべて再編集できれば理想的ですがメールの数が多いとたいへんです。むしろ、「採点集計」シートの当該問題の解答セルに解答としてはありえないデータを入れて再集計。この問題については全員不正解となりますので、「集計履歴」シートで全員に対して一定比率の調整を加えて「得点率再集計」。このあたりの操作が現実的でしょう。
Q.1問中に複数の回答を選択させることはできますか?
A.例えば第5問の正解が「2」と「4」の場合、番号縦列書式を使って「5@24」と記述させます。ただし「5@4」「5@42」のような解答は不正解として扱われます。

Last Update : 05/02/02
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