食品栄養学科[管理栄養士養成課程]

Department of Food Science and Human Nutrition



食品栄養学科

食と栄養を、科学する。

食品の機能性、栄養、食育などを科学的に追究。
農学部のカリキュラムで農産物の幅広い知識を習得し、食の安全と健康、医療、食育に貢献する管理栄養士を目指します。


学びのポイント

01農学の幅広い観点をもつ管理栄養士を養成

「農学」を基盤に食のプロセスを体系的に学び、管理栄養士に必要な「食・栄養・健康・医療・食育」の専門的知識・技能・態度を身につけます。

実習の様子

02自ら考え実践する体験型の授業を実施

管理栄養士養成に必要な実験・実習・臨地実習に加え、農場実習などの体験型の学修を取り入れ、協働的に、自ら考え実践できる力を養います。

実験の様子

03薬学部・看護学部とチーム医療を実践する

薬学部・看護学部との医療人多職種連携教育を展開し、チーム医療や地域包括ケアシステムの推進を担える管理栄養士を養成します。


演習の様子

カリキュラム

健康、医療、食育などに貢献できる「農」の知識を持った管理栄養士となるため、臨床栄養学、栄養教育論、給食経営管理論、公衆栄養学などを学修します。

研究室の様子

●必修科目

左右スクロール可

  1年次 2年次 3年次 4年次
専門科目 共通群 ●農学概論
●農学基礎演習
グローバル農業演習 スマート農業演習
農業気象学
森林生態学
農業知的財産
専門コア群 基礎系 ●生物学
●化学
生物学演習
化学演習
     
社会・環境と健康   ●公衆衛生学
●健康管理概論
医療福祉論  
人体の構造と機能
及び疾病の成り立ち
●解剖生理学
●生化学
●微生物学
●解剖生理学実習
●生化学実験
臨床医学概論
●運動生理学
分子生物学
臨床病態学
薬理学
微生物学実験
   
食べ物と健康 ●食品学総論
●食品学各論
●食品衛生学
●調理学
●食品学実験Ⅰ
●食品学実験Ⅱ
●調理学実習Ⅰ
●調理学実習Ⅱ
●食品衛生学実験
食品加工学
食品加工学実習
調理学実習Ⅲ
   
基礎栄養学 ●基礎栄養学
●基礎栄養学実習
     
応用栄養学   ●応用栄養学Ⅰ
●応用栄養学Ⅱ
●応用栄養学実習
応用栄養学Ⅲ
 
栄養教育論   ●栄養教育論Ⅰ ●栄養教育論Ⅱ
●栄養教育論実習
栄養教育論Ⅲ
 
臨床栄養学   ●臨床栄養学Ⅰ
●臨床栄養学実習Ⅰ
臨床栄養学Ⅱ
臨床栄養学Ⅲ
臨床栄養学Ⅳ
栄養薬理学
臨床栄養学実習Ⅱ
臨床栄養学実習Ⅲ
 
公衆栄養学   ●公衆栄養学Ⅰ ●公衆栄養学実習
公衆栄養学Ⅱ
 
給食経営管理論   ●給食経営管理論Ⅰ
●給食経営管理実習
給食経営管理論Ⅱ
   
総合演習     臨地実習指導(演習)
  管理栄養士総合演習
臨地実習   ●給食運営実習(校外)  
  臨地実習Ⅰ(給食経営管理論)
臨地実習Ⅱ(公衆栄養学)
臨地実習Ⅲ(臨床栄養学)
臨地実習Ⅳ(臨床栄養学)
専門総合群 農業生産系     園芸の技術
植物の病気
植物の改良
昆虫とくらし
作物とエネルギー生産
生きている土壌
応用生物系     分子からみた植物の働き
ゲノムと生命
生物の多様性と進化
動物とくらし
微生物とくらし
海洋生物とくらし
食農ビジネス系     食と農の倫理を学ぶ
食と農の経済を学ぶ
食と農の共生を考える
フードシステムを学ぶ
農業の多様性を学ぶ
食と農の歴史を学ぶ
ゼミ・卒業研究 ●基礎ゼミナール   食品栄養学研究 ●卒業研究
教養科目 共通系 ●大学教養入門      
語学系 日本語表現法
基礎英語Ⅰa
基礎英語Ⅰb
基礎英語Ⅱa
基礎英語Ⅱb
実践英語Ⅰ
実践英語Ⅱ
中国語Ⅰ
中国語Ⅱ 
英語基礎会話a
英語基礎会話b
 
海外語学研修
情報系 ●情報リテラシーⅠ
情報リテラシーⅡ
     
体育系 スポーツ科学Ⅰ
スポーツ科学Ⅱ
     
人文系 心理学
倫理学
哲学から学ぶ
地誌学
人文地理学
文学から学ぶ
文化人類学
女性学
   
社会系 ボランティア活動論
経済学入門
日本の政治
法学入門
経営学入門
観光学
日本国憲法    
自然系 教養数学
●生命倫理
生物と環境 地学
地学実験
 
キャリア系 ●キャリアデザインⅠ キャリアデザインⅡ
数的能力開発
インターンシップ
臨床医療演習
セルフメディケーション演習
 
臨床医療実践演習

ディプロマ・ポリシー、カリキュラム・ポリシー 授業科目の概要(PDF) シラバス


研究室紹介

食・農の分野から健康の維持・増進、食育の進展に貢献する

食品栄養学科は、次のような15研究室を設置しています。健康、医療、食育に関する研究を進め、実験室での実験や地域や企業と連携したフィールドワークなどによって課題解決に取り組みます。

食品栄養学科 学科長 喜多 大三

専門基礎系

公衆衛生学研究室
臨床医学研究室
運動生理学研究室
調理学研究室
食品学研究室
食品加工学研究室
食品衛生学研究室

専門系

基礎栄養学研究室
応用栄養学研究室
栄養教育学研究室
栄養教育研究室
栄養薬理学研究室
臨床栄養学第1研究室
臨床栄養学第2研究室
公衆栄養学研究室
給食経営管理研究室

公衆衛生学研究室

公衆衛生学(Public Health)は、人々の健康を維持増進するための実践科学です。当研究室では、国際機関や国内外の研究機関と連携しつつ、医療ビッグデータを活用し、がんや生活習慣病等の健康課題や健康づくりを中心に、疫学、医療経済学、医療政策学、社会科学など多面的かつ幅広い視点の研究を実施します。さらに、特定集団や地域から地球規模まで各種の健康課題の解決に向け、さまざまな領域で研究成果の活用と実践についても取り組みます。

小川 俊夫[教授]

研究を通じて社会全体の健康増進に貢献

公衆衛生学とは、集団の健康を守り発展させることを目的とした学問で、医学、社会学、経済学、農学など幅広い分野からのアプローチが可能です。当研究室では、国内外の研究機関と連携しつつビッグデータを活用し、生活習慣と病気との関連、健康診断やがん検診の効果など幅広い研究を行っています。また国際機関と連携して、国際疾病分類(ICD)の改訂やがん研究の推進にも取り組んでいます。これらを通じて、社会全体の健康増進に貢献します。

保険者保有データの活用
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臨床医学研究室

食品栄養学と内分泌代謝学に共通した研究課題の1つに、食品中のヨウ素と甲状腺ホルモン調節との関係があります。現代の食生活でヨウ素摂取量が甲状腺機能や甲状腺の大きさに及ぼす影響について改めて検討し、糖尿病や脂質異常症など生活習慣病との関連や、甲状腺機能異常(潜在性機能低下症や低T3症候群)を伴うことが多いとされる高齢者や進行がん患者の栄養管理に研究成果を応用することを目指しています。

坂根 貞樹[教授]

ホルモンと栄養

糖尿病、甲状腺疾患などホルモンの病気を中心とした内科医としての診療経験と、甲状腺ホルモン代謝に関する基礎的研究の経験を活かして、生活習慣病や高齢者、がん患者の栄養状態の改善につながる研究を目指しています。

臨床医学 内分泌代謝領域
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運動生理学研究室

女性アスリートの貧血改善を目指して、鉄代謝の根底にあるヘプシジンに着目した研究をしています。この成果は、アスリートの食事支援プログラムやアプリに開発に役立てます。またこれらは、多くの人々の健康維持のためにも活用できる汎用性の高いもので、健康な社会づくりの貢献へつながります。その他、最終糖化産物(AGEs)とスポーツ、月経とスポーツ、骨格筋電気刺激など、栄養とスポーツ・身体活動をキーワードとした学内外との共同研究も多数行っています。 <研究室ホームページはこちら>

藤林 真美[教授]

栄養や骨格筋機能向上による健康増進の探求

栄養素は、生体内でこれまでに分かっていなかった様々な働きを持つことが明らかになっています。これをアスリートへ応用し、パフォーマンス向上に活かす方法について研究を進めています。また、栄養素や骨格筋機能が加齢やメンタルヘルスへ及ぼす影響についても、学内外の多数の研究機関と共同研究を続けています。

栄養の可能性を応用する運動生理学
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調理学研究室

「調理学による健康への貢献」を目標とし、さまざまな調理操作によって変化する食材の栄養成分、嗜好性、生理機能について研究を進めています。これまでに、がんの抑制にも関係する食材の抗酸化能と調理方法との関係を調べてきました。また、現代生活では必須である冷凍食品の栄養成分を含めた品質向上のため、新しい凍結方法の開発も進めています。これらの研究活動を通じ、調理学研究室では人々のQOL向上と食品産業への貢献を目指します。

安藤 真美[教授]

調理学で健康増進に貢献

食品素材は、調理操作を経てはじめて人間が食べることができる料理になります。調理学研究室では、多様な調理操作によって変化する食材の栄養成分、嗜好性、生理機能について研究し、その活動を通じて人々のQOLの向上と食品産業への貢献を目指しています。

調理がもたらす健康生活
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食品学研究室

コメの加工特性を複眼的に取り上げ、新規食品および食用外利用につながるあらたなシーズを探索しています。また、食品製造プロセスにおける食品成分と品質変化を追跡し、数学的シミュレーションの手法を取り入れつつ、高品質・省エネ化につながる基礎的・応用的技術の開発を目指します。ときには、食品工場に寝泊りしながらデータを採取してVE(バリューエンジニアリング)やIE(経営工学)の手法を取り入れながら製造工程の最適化に取り組んでいます。

水間 智哉[教授]

お米の有効利用と製造プロセスの改善

コメの加工特性を複眼的に取り上げ、新規食品および食用外利用につながるあらたなシーズを探索しています。また、食品製造プロセスにおける食品成分と品質変化を追跡し、数学的シミュレーションの手法を取り入れつつ、高品質・省エネ化につながる基礎的・応用的技術の開発を目指します。ときには、食品工場に出向きデータを採取してVE(バリューエンジニアリング)やIE(経営工学)の手法を取り入れながら製造工程の最適化に取り組んでいます。

食品加工の新技術開発
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食品加工学研究室

食品の保存性を高め「安全で」「おいしく」「使いやすい」「栄養価の高い」食品を作るための方法を、実際に各種食品を作りながら学びます。研究は、機能性食品中の生理活性をもつ機能性化合物が安定かつ長持ちするように、機能性化合物を粉末化する手法について検討。具体例として、血液をさらさらにするための魚油の粉末化や食品のにおいの出方をコントロールする粉末の作り方を、食品企業と連携して開発していきます。 <研究室ホームページはこちら>

吉井 英文[教授]

機能性食品粉末の創生

食品の保存性を高め「安全で」「おいしく」「使いやすい」「栄養価の高い」食品を作るための方法を、実際に各種食品を作りながら学びます。研究は、機能性食品中の生理活性をもつ機能性化合物が安定かつ長持ちするように、機能性化合物を粉末化する手法について検討しています。具体例として、血液をさらさらにするための魚油の粉末化や食品のにおいの出方をコントロールする粉末の作り方を、食品企業と連携して開発しています。

機能性食品粉末の創製
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食品衛生学研究室

食品には、ヒトが生きていくために欠かせない栄養源や健康を維持・増進する有益な成分などが含まれています。しかし、この貴重な食品には安全性を脅かす有害な化学物質が含まれることもあります。食品衛生学研究室では、食品中に含まれる農薬、添加物、有害無機物質などさまざまな化学物質を分析してその安全性を評価し、食品の安全性を守ることによってヒトの健康に役立つ研究を行います。

平原 嘉親[准教授]

食の安全を見守る学問の目

食べ物は、生命を維持し、豊かな暮らしをもたらします。しかし、この貴重な食べ物には安全を脅かす物質が含まれることがあります。食品に含まれるさまざまな有害な物質を最新の分析技術によって明らかにし、食の安全を守り、ヒトの健康に役立つ研究を行っています。

食品の安全を守る衛生学
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基礎栄養学研究室

私たちの日々の食事にはたくさんの栄養素や機能性成分が含まれています。基礎栄養学研究室では、ポリフェノールなどの機能性をもつ食品成分を中心に、動脈硬化をはじめとする疾病の予防や、健康の保持増進への寄与について、主に培養細胞やヒトでの研究を行っています。また、私たちがそのような機能性成分を食事からどのくらい摂取しているのか、どのような健康アウトカムが期待できるのか、といった調査研究にも取り組んでいます。

岸本 良美[准教授]

食べ物のチカラで人を健康に

私たちの日々の食事にはたくさんの栄養素や機能性成分が含まれています。そのなかでも特にポリフェノールという成分に注目して、疾病の予防や、健康の保持増進にどのような効果を発揮しうるのかを、培養細胞を使った実験や、ヒトを対象にした研究によって明らかにしようとしています。

食品機能を探求する健康栄養学
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応用栄養学研究室

ヒトはライフステージ(年代)やライフスタイルによって味覚や栄養必要量が異なります。応用栄養学研究室では、ライフステージやライフスタイルにあった加工食品を研究・開発し、その利用方法を提案していきます。その際、こしあんやみかんジュースを作る時のかすなど、有効成分を有しているにも関わらず、廃棄されている食品素材の有効利用を探ることによって栄養問題だけではなく、食糧問題、地域振興、環境問題に貢献する研究をしていきます。

山田 徳広[教授]

ライフステージやライフスタイルにあった加工食品を研究・開発

ヒトはライフステージ(年代)やライフスタイルによって味覚や栄養必要量が異なります。応用栄養学研究室では、ライフステージやライフスタイルにあった加工食品を研究・開発し、その利用方法を提案していきます。その際、こしあんやみかんジュースを作る時のかすなど、有効成分を有しているにも関わらず、廃棄されている食品素材の有効利用を探ることによって栄養問題だけではなく、食糧問題、地域振興、環境問題に貢献する研究をしていきます。

栄養的価値を上げる加工方法の提案
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栄養教育学研究室

人々が、質の高い快適な生活で、活力あふれる生活を送るために、栄養・健康教育によって望ましい食生活の行動変容に導き、モチベーションを上げて行動変容できるようなマネジメントの手法を社会環境の仕組みづくりの視点から検証します。研究成果によって、人々の生活背景や価値観を尊重し、豊かな人間性を持って、より良い食生活の意思決定を支援できるSociety5.0時代に求められる管理栄養士のマネジメントの手法を探求します。

森 美奈子[講師]

新しい時代に求められる管理栄養士のマネジメントの探求

人々が、健康でいきいきとした活力あふれる生活を送るために、栄養・健康教育によって望ましい食生活の行動変容に導き、モチベーションを上げて行動変容できるようなマネジメントの手法を、社会環境の仕組みづくりの視点から検証します。研究成果によって、新しい時代に求められる管理栄養士のマネジメントの手法を探求します。

行動変容に導く栄養教育
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栄養教育研究室

学校教育における食育は、知育・徳育・体育の基礎となるものです。栄養教育研究室では、児童・生徒が豊かな人間性を育み、生きる力を身に付けることができる食育を研究します。単なる栄養教育からトータルな人間形成につながる食教育を実現するために発達段階に応じた体系的、系統的、継続的な食育プログラムの構築と学校安全教育における食に関する防災教育の充実を目指します。また、その中核となる栄養教諭の育成にも貢献します。

今城 安喜子[講師]

つながる食育への探求

生涯を通じた心身の健康や災害時における食の問題を食育の視点から課題解決に向けて研究を行います。持続可能な食を支える食育の推進のために、教育機関や行政と連携を図り、食教育の充実、食育に対する啓発、災害時における適切な食の情報提供に貢献します。

食育における災害時の食
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栄養薬理学研究室

栄養薬理学研究室では、NST(栄養サポートチーム)などのチーム医療の一役を担う管理栄養士として、医療現場で必要な薬物療法や静脈経腸栄養法で汎用される基本的な医薬品の薬理作用、並びに各種栄養剤に関する適正使用に関する医療情報を学修します。また、研究面では、緑茶等の嗜好品に含まれる成分の機能について研究をしています。

喜多 大三[教授・学科長]

食べ物と薬との関わり合いを探求

栄養薬理学研究室では、NST(栄養サポートチーム)などのチーム医療の一役を担う管理栄養士として、医療現場で必要な薬物療法や静脈経腸栄養法で汎用される基本的な医薬品の薬理作用、並びに各種栄養剤の適正使用に関する医療情報を学修します。また、研究面では、緑茶等の嗜好品に含まれる成分の機能について研究をしています。

食品機能性成分の脳神経保護作用
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臨床栄養学第1研究室

超高齢社会の現在、高齢者の健康寿命の延伸および在宅復帰に向けた取り組みが重要です。各団体や施設、自治体と協力しながら高齢者の栄養状態の評価を行い、高齢者が地域で元気に暮らすための介護予防の取り組みを中心に研究を行います。高齢者の身体状況を踏まえた栄養評価法を理解し、コミュニケーションを図ることで、管理栄養士として病院や福祉施設で働く際に役立つ力を身につけます。

百木 和[准教授]

高齢者の健康寿命を延ばすための取り組み

各団体や施設、自治体と協力しながら高齢者の栄養状態の評価を行い、高齢者が地域で元気に暮らすための介護予防の取り組みを中心に研究を行っています。高齢者の身体状況を踏まえた栄養評価法を理解し、コミュニケーションを図ることで、管理栄養士として病院や福祉施設で働く際に役立つ力を身につけます。

フレイル予防の取り組み
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臨床栄養学第2研究室

歯の喪失により咀嚼能力が低下した高齢者ほど、食事が軟らかいものに偏ることから、栄養摂取量が減少し、低栄養状態に陥ります。また、活動量が低下し、筋肉量が減少することにより、サルコペニアやフレールが進行し、認知症や要介護になるリスクが高くなることが知られています。そこで、在宅での高齢者の咀嚼能力と運動機能、筋肉量、栄養摂取量などとの関連を評価し、健康を維持するための咀嚼能力を最大限に活用する食事を研究します。

畦西 克己[准教授]

高齢者における低栄養の改善に向けての研究

高齢者における低栄養は認知症、嚥下障害、フレイル、サルコペニアと密接な関係があり、要介護状態に陥る原因となります。そこで、在宅高齢者の栄養状態を把握し、栄養指導や食事指導から低栄養の改善に関する研究を進めていきます。また、併せて、在宅高齢者向けの栄養を強化した嚥下調整食などの介護食の開発を行っていきます。

嚥下・咀嚼機能低下による食事
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公衆栄養学研究室

「誰もが健康で暮らせる社会のシステムを構築する」をテーマとしてさまざまな観点から研究をすすめています。たとえば、地域診断を行い、その結果に基づく地域住民のための健康づくりプログラムの開発や食育ツールの開発、さらにはICTを活用した保健医療職のためのセルフトレーニングプログラムの開発を行っています。また、害獣であるシカ・イノシシと共生を図るとともに利活用をすすめるための食品の開発なども行っています。

黒川 通典[教授]

誰もが健康で暮らせる社会のシステムを構築する

大阪府や市町の方々と一緒になって地域住民の生活習慣や健康状態を調査、分析し、総合計画や健康増進計画などの行政計画の作成をお手伝いしています。また、自治体がかかえる課題の解決を目的として「アレルギーに配慮した災害用備蓄食品」などの食品の開発や、健康教育、食育推進に役立つツールの開発を行っています。

地域がかかえる課題の解決支援
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給食経営管理研究室

給食における衛生管理についての適切な原価計算についての研究を行っています。これまでその絶対的必要性故にコスト意識が希薄であった衛生管理業務を取り上げ、その効率性向上、すなわち原価管理のための原価計算についての検討を行い経営面の向上を目指します。また、新調理システム(インカートクッキングシステム)運用面全般について調査・研究を行い、将来は適時適温給食の提供及び効率化を図り、人手不足改善の実現を目指しています。

樽井 雅彦[教授]

次世代の給食を極める

現在、給食施設は人手不足が問題になっています。学校・病院・事業所・介護施設などです。そこで次世代の給食提供システム(自動調理)が注目されています。このシステムについて産学連携等で工程管理や献立作成等について研究を行っています。

新調理システムから多種多様な発信
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助教・助手

小林 直木[助教]

トランスポーターによる脂質のデリバリー

私たちの体の中には、必要不可欠なものから機能のよく分かっていないものまで様々な種類の脂質が存在します。細胞膜のトランスポーター(運び屋)はそれらの脂質を細胞の内側から外側へ、あるいは外側から内側へ運んでいます。例えば、脳の脂質として重要なDHAもトランスポーターが運びます。私は脂質を運ぶ細胞膜トランスポーターの未知の機能を明らかにしたいと考えています。

細胞膜トランスポーターの機能解析
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織田 奈央子[助手]

腸内環境が疾病の発症・進展に及ぼす影響の研究

腸内環境の変化は様々な疾病と関連していることが明らかになってきており、また食事の影響を受けやすいとされています。管理栄養士の視点から「食事―腸内環境―疾病」の関連を研究し、新たな治療法や栄養指導法の開発を目指していきます。

生体内リン代謝と腸内環境の関連
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新名 洋美[助手]

実験・実習では、1年生「調理学実習Ⅱ」、2年生「給食経営管理論実習」「食品衛生学実験」「食品加工学実習」を担当しています。よろしくお願いいたします。

強酸性電解水を用いた配膳車の車輪の殺菌
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野原 綾[助手]

実験・実習では「食品学実験Ⅰ・Ⅱ」「解剖生理学実習」「調理学実習Ⅲ」を担当しています。担当教員と共に皆さんが実験実習を通して更なる知識や技術を習得するお手伝いができればと思います。 よろしくお願いいたします。

市販肉用調味料の効果について
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古野 幸子[助手]

競技力向上を目指すスポーツ選手の栄養管理

・トレーニングによる身体作りをより効果的にするための食事
・試合にピークを合わせたり、競技に特化した能力を発揮するための食事
・スポーツによって起こりやすいケガや故障の予防と改善のための食事  
を目標として、スポーツ栄養学に基づいた栄養サポートを行っています。

ラグビー選手への食事支援
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資格・進路・キャリア

食のプロセスを体系的に理解し、「食・栄養・健康・医療・食育」の専門的知識・技能・姿勢を身につけた栄養士・管理栄養士を養成する

「食」「農」「栄養」に精通し、人々の健康維持・増進、医療のための栄養指導・栄養管理や食育のみならず、地域社会や持続可能な社会の実現に貢献できる人材、さらには、消費者が求めている「食」の変化や「栄養」の情報を「農」に還元することのできる人材を育成します。

キャリアイメージ図

取得可能な資格(選択制)

管理栄養士国家試験受験資格
栄養士免許
栄養教諭一種免許状
食品衛生管理者・監視員(任用資格)

卒業後の進路

農学の広い見識をもった栄養士・管理栄養士・栄養教諭として、以下のような進路を想定しています。

  1. 医療機関
    病院や診療所、介護老人保健施設など
  2. 教育機関
    学校給食センター、小・中学校の栄養教諭など
  3. 学生・勤労者福利厚生施設
    社員食堂や社員寮、大学の食堂など
  4. 行政機関
    都道府県や市町村などの地方自治体、保健所や市町村保健センターなど
  5. 福祉施設、保育園・こども園
    特別養護老人ホーム、保育園・こども園など
  6. 食品、健康食品関連企業
  7. 薬局・ドラッグストア
  8. 大学院進学
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