7月19日(日)摂南大学オープンキャンパス(枚方キャンパス)で透析患者さん用に研究開発された低カリウムメロンの試食会を行いました。


農業生産学科一般公開
UPDATE 2026-07-29

 

腎臓機能が低下している慢性腎臓病患者は週に3回の人工透析をしながら、日々厳しい食事制限をしています。その中でカリウムは健常者の半分ぐらいしか摂取できません。メロンのような高カリウム食品は「食べてはいけないもの」のひとつです。

 そこで、低カリウムメロンの研究開発を行い、摂南大学農学部で養液栽培技術により、メロンの生産を始めました。低カリウムメロンの特徴として、甘さや大きさが普通のメロンと変わらないことから「家族として一緒に食べられるメロン」、メロンを食べるとピリピリ感がする方にも食べていただける(口腔アレルギー低減化)メロンが出来上がりました。

 7月19日(日)摂南大学枚方キャンパス8号館1階で、低カリウムメロンの試食会を行いました。食べていただいた方からは、「とても食べやすい。甘くて美味しい。これを大学で作られたのですか。」などの声が寄せられました。青色、オレンジ色のメロン300人分が30分弱でなくなりました。

 また、11月には農林水産省主催の「アグリビジネス創出フェア2026」(東京ビッグサイト)に摂南大学から「カリウム制御野菜に関する研究」について、共同研究企業2社とともに出展することが決まりました(採択)。

今後、メロン、イチゴ、サツマイモ、そして他の必要とされている野菜のカリウム制御化に取り組んでいきたいと考えています。

 

摂南大学農学部農業生産学科

園芸科学研究室

浅尾俊樹