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国際交流グローバル教育センター

グローバルに思考し、活動する学生を強力にバックアップ

グローバル教育センター長
(国際学部教授)
西川 眞由美

グローバル教育センターでは、国内の学生の海外派遣と海外からの留学生の受け入れを主な業務としています。
まず、本学の学生が海外で学ぶ海外派遣プログラムは、半年間から一年間の長期留学と、数週間程度の短期プログラムがあります。

現在当センターでは、韓国、台湾、マレーシア、フィリピンにある本学の協定校との間で長期交換留学制度を設置しており、今後アメリカ合衆国の協定校への派遣も行うことになっています。
また短期海外派遣プログラムは、学部や学年を問わず全学部を対象(一部例外あり)としています。その主な目的はプログラムによって異なり、語学研修、異文化体験、ボランティア活動など多岐にわたり、その難易度も様々です。しかし全プログラムに共通するのは、地球市民としての責任感の醸成です。

プログラム内容は年によって若干異なりますが、例年、語学研修を軸にするプログラムでは、英語研修としてオーストラリア、フィリピンで実施するほか、中国語研修を春に台湾で実施しています。オーストラリアでの語学研修ではホームスティを取り入れ、教室での学習に留まらないプログラムとしています。一方フィリピンでは、現地の語学学校でマンツーマンでのレッスンを中心に開講するほか、授業外で現地でのボランティアにも参加します。中国語研修は台湾の淡江大学での語学研修と各種文化体験を行います。

また、文化交流を目的とするプログラムでは、夏は韓国、マレーシアへの派遣プログラムを実施し、韓国では、現地協定校の学生との交流機会を積極的に設けています。台湾では、国立嘉義大学において初級中国語の授業や台湾の文化体験を行っています。

リーダーシップ養成を目的に日本の他大学と共催している研修では、例年サイパン、台湾、マレーシアで、国際交流とともに、グローバル社会に必要とされるリーダーシップ能力を養う内容となっています。
この他にも当センターでは将来の長期・短期の留学や海外派遣を希望する学生を対象に、その足掛かりとなるよう、ネイティブ教員による英会話イベントを実施しています。

ところで、コロナ禍の2020年度から2022年度の海外プログラムは多くがオンライン実施になりました。しかし、その時間的な自由度や経済性は今でも教育のグローバル化に貢献しています。また、現地プログラムにオンライン手法を組み合わせることで、現地からのガイダンスや遠隔での交流活動を実施するなど、新たな学びを手に入れることができました。

海外からの留学生の受け入れは、国内の学生と同様、学部または大学院に在籍して学位取得を目指す留学生、また海外大学との協定に基づき、半年から一年、または数週間だけ学ぶ留学生に分かれます。彼らの出身国や目的等は様々ですが、日本での生活で孤独や不安、文化と習慣の違いによるストレス等、悩みには多くの共通点があります。センターでは、それらをできる限り取り除き、安心して学業に取り組めるよう各種の支援を行っています。

最後に、本学への留学生と国内学生を結び付ける重要な役割を果たすのが「グローバル学生スタッフ」です。彼らは学内のグローバル化や異文化交流を推進したいという学生の組織です。その活動は継続的な学生間交流をもたらしており、大学の国際化の基盤と言えます。当センターは、今後も協定校の拡大、充実、留学生と在学生の交流と成長の機会を使命として活動します。ご支援をよろしくお願いいたします。

グローバル教育センターの概要

利用時間 平日9:00~18:30、土曜日9:00~17:00
スタッフ 5人