海外留学中の義務について
海外にいる間も摂南大学の学生である自覚を持ち、行動するよう心がけてください。留学中は、本学の留学に関する規定や学内の各種規則を守り、安全管理にも細心の注意を払ってください。
海外でのリスク管理について
海外では、「自分自身で自分を守る」意識が大切です。不意のトラブルに巻き込まれる可能性もあるため、海外でのリスクに備え、事前に十分な準備を整えておきましょう。
また、本学では危機管理サービスとして、日本アイラック株式会社の安心サポートデスクへの加入を義務づけています。海外で何かあった場合には、安心サポートデスクまで必ず電話連絡をしてください。電話番号はアイラック登録時に通知されます。
海外旅行保険の加入について
大学のプログラムで海外に渡航する学生は、大学が包括契約を結んだ海外旅行保険に加入を義務づけています。大学が契約している海外旅行保険は、東京海上日動火災保険株式会社の学生教育研究災害傷害保険付帯海外留学保険になります。
また、渡航先によっては、渡航先機関が指定する医療保険などに追加で加入する必要がある場合がありますので注意してください。
海外渡航の中止や帰国勧告について
外務省の海外安全ホームページでは、各国・地域の渡航情報や危険情報、感染症に関するリスク情報など、危機管理のための情報が提供されています。本学では、出発前または留学期間中に渡航に関する勧告が出された国・地域への留学に際し、安全を最優先に、渡航の延期や中止、あるいは帰国勧告をする場合があります。その際は個別に連絡しますので、大学からの指示に従ってください。
日本大使館・領事館への届け出について
旅券法第16条により、外国に住所または居所を定めて3カ月以上滞在する日本人は、住所または居所を管轄する日本の大使館または総領事館(在外公館)に「在留届」を提出するよう義務づけられています。留学中いつ起こるかわからない事故や災害、緊急事態にあった場合、日本国大使館や総領事館は「在留届」をもとに緊急連絡や援護をします。また、3カ月未満の場合は、外務省海外旅行登録「たびレジ」に登録が必要です。
なお、株式会社日本アイラックの安心サポートデスクに加入した場合は、「在留届」「たびレジ」に自動的に加入することになりますので、改めての手続きは必要ありません。
危機管理ガイダンスの実施について(短期留学者向け)
本学では、短期海外派遣プログラム参加者の学生全員に、旅行会社のスタッフによる危機管理ガイダンスを実施しています。危機管理ガイダンスでは自分の身を守るために大切なことや危機管理能力(パスポートの管理方法、現地での窃盗やドラック、感染症、過去の事件などについて)学びます。
留学担当者について(短期留学者向け)
本学の短期海外派遣プログラムでは、プログラムごとに大学の教職員・旅行会社のスタッフ・留学先現地の教職員がいます。そのため、留学先や空港でのトラブルなどに対応します。