本文へ移動

お知らせ

夏期休暇中の2014年9月7日~11日に、内田ゼミ生4名がモンゴルのウランバートル市及び郊外で、環境に関連したフィールド調査を実施しました。

現地のNGOクリーン・エナジーの協力を得て、環境グリーン開発省、ウランバートル市役所、トゥブ県庁を訪問し、環境関連の情報収集を行うとともに、ウランバートルやトゥブ県のゲル地区に居住する住民への聞き取り調査を実施しました。ゲル地区というのは、地方から流入してきた元牧民がインフラの整備されていない土地に遊牧用住居のゲルと木造のトイレを据えつけて住み着くようになった地区のことです。ウランバートルではゲルで使用する石炭ストーブを原因とする大気汚染が深刻な問題となっているとともに、上下水道や廃棄物処理のためのインフラが十分に整備されていないゲル地区に住んでいる住民の生活環境の向上も解決しなければならない重要な問題となっています。今後、調査で得られたデータをもとに、学生は卒業論文を作成予定です。

お知らせ一覧へ