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大田大学校留学生の修了式とフェアウェルパーティーを開催しました
韓国の大田(テジョン)大学校からの短期留学生(以下、留学生)4名が10カ月間の日本語研修を終えて、2月4日(水)寝屋川キャンパスにて修了証書授与式が開催されました。
授与式には留学生4名と今井学長、北村学長室長、齋藤国際交流センター長、日本語授業担当教員(髙井・梅野・渥美講師)3名、国際交流委員(中西教授・三木准教授)2名が出席しました。初めに今井学長が大田生一人ひとりに「修了証書」を授与し、握手を交わしました。そして学長は留学生活について、「年数が経ってくるごとに日本での留学の事を思い出して、それがだんだんと変わってきます。同じことを思い出しても感じ方や理解が変わってくる、年数ともに経験が育っていくわけです。私が交換留学をした時は、もう来ることができないかなと悲壮な感じを持って出発しましたが、それから何度も訪れるチャンスがありました。みなさんの場合は距離も近いですし、戻って来てくださるといいですね。ずっとこれからも皆さんが幸せに世界に貢献されますようにお祈りしています」と話されました。次に留学生一人ひとりから感想が述べられ、「日本での留学生活は忘れられない思い出になると思います。一年間様々なことを体験してとてもよかったと思います。日本と大阪を好きになって、また来たいと思います。最初の時は大変なことをたくさんありましたが、今考えると幸せな時間が多かったと思います。今後就職する時も日本関連の仕事を探そうと思うようになりました。」などと、感想を述べてくれました。留学生の感想に対して齋藤国際交流センター長は、「学校の勉強を頑張る以外にもたくさんのイベントに参加してくれました。いろいろなことがあったけれど良かったなと思って帰れることを嬉しく思います。留学して体験したことは、後からどんどん意味を増やしていく、大事なものになってくると思います。韓国に帰ってこの留学の経験が活きることを願っています」と述べられました。
式典に引き続き同じ会場で、後期に留学生が受講した特別演習科目の発表がありました。イ ヒョンジンさんとノ ウンシルさんは、外国語学部の一般教養科目の中から聴講した「大衆文化論」の内容をパワーポイントを使って発表しました。同じく、ハン ソルさんは「旅と観光の地理」の授業について発表しました。チェ スンイルさんは、大阪大学の共同利用拠点事業の見学旅行について参加報告を行いました。いつもは教わる側の留学生が、この時は学んだことを教える(伝える)側として、学長や他の教員を前に少し緊張した面持ちで発表していました。
修了式終了後に、スカイラウンジで留学生サポーターによる「フェアウェルパーティー」が開催されました。サポーターたちは、留学生と過ごした思い出の写真を集めたスライドショー、サポーターのメッセージを録画したビデオの上映を行い、メッセージを書いた色紙を留学生にプレゼントしていました。フェアウェルパーティーは、学生を中心に会話も弾み楽しい会となりました。