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快晴の青空のもと「春の薬草見学会」を開催しました。
4月25日(土)、薬学部附属薬用植物園と地域連携センターが共催し「春の薬草見学会」を開催しました。薬用植物園は、1983年に設置。総面積約10,000平方メートルの園内は、標本園・温室、樹木園に分かれ、薬用植物や香料・食料等に用いられる有用植物、絶滅危惧植物などを栽培しています。
春・夏・秋に開催されるこの薬草見学会には、毎回たくさんの応募があり、今回は150人の中から抽選で選ばれた50人が参加。参加者は、薬学部教員から効能や植物の形状、どの部分を薬に用いるかなどの説明を受け、熱心にメモを取りながら、時には葉の香りを確かめたり、味わったりと体感を交えた見学会を楽しんでいました。
園内では、数多くの薬用植物が見頃を迎え、とくに赤・白・ピンク・牡丹色の4色揃ったボタンや、アカバナトキワマンサクなどが満開。約2時間にわたって園内を散策後、参加者は、生薬学研究室の学生たちが用意した、ごぼう茶やマテ茶、ハーブティーなどで乾いた喉を潤しながら、見学会参加の感想を伝えたり、薬草について質問するなど、学生との交流も生まれていました。
この見学会の様子は、ケーブルテレビの「K-CATほっとニュース」で4月28日(火)放送される予定です。また、春の美しくめずらしい薬用植物の写真を摂南大学公式フェイスブックでも公開しますので、ぜひご覧ください。