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お知らせ

5月18日(月)、本学寝屋川キャンパス11号館のスカイラウンジで、講演&トークセッション「香港の若者たちは今-カナダ人ジャーナリストがみた香港社会の日常と非日常」が開かれました。これは国際交流PBLの一環で開催されたもので、外国語学部鳥居准教授の研究室の学生たち10数人が企画・運営に携わりました。

講師はマイケル・エドワード・ハーキー同部講師の知人で、香港在住19年の現地英字誌「Harbour Times」編集長、アンドリュー・ワークさん。昨年9月から12月まで続いた香港の民主化運動「雨傘革命」の中心となった若者を突き動かした背景に、不動産価格高騰などへの経済的不満があったことや、民主化改革の停滞に対する危機感があったと解説。中国本土の発展で香港の優位性がなくなってきたため、親の世代と違って明るい未来を描けない若者の現状があり、政治を変えようと闘う人、海外に「逃げる」人、現状を受け入れる人、の3つの道に分かれていると話していただきました。豊富な取材経験に基づく説得力ある話と多くの現場写真の説明に学生ら約40人の参加者も聞き入りました。

参加者からは「運動の最大の教訓は」「メディアへの検閲は」「デモ会場に出現したアート作品の面白さは」など多くの質問が寄せられました

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