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お知らせ

 5月23日(土)、摂南経済ゲストレクチャーの受講生(1年次生)と、後藤ゼミ2年次生は、今年3月に本学と包括連携協定を結んだ千島土地㈱の地域活性化の取り組みを視察しました。

 千島土地㈱は、2004年より古い建築物をアーティストやクリエイターに再利用してもらう取り組みを展開しています。その事例となる、古い建物の壁の絵画やメガネ職人のアトリエ、みんなで一緒に野菜を育て料理しながら交流する「北加賀屋みんなのうえん」、元家具工場でバナナの作品が印象的な協働スタジオ、巨大なアート作品を収蔵するメガアート倉庫等を視察しました。その後、かつては町の中心であった名村造船所跡地を活用した「クリエイティブセンター大阪」を訪問しました。そこは、造船業の記憶を残しながら、映画撮影やテンポラリーなレストラン、様々なイベントが行われるクリエイティブな場として蘇っています。また、アーティストやクリエイターに、空き家や空き地を提供し、自由に開拓させることで若者を誘致し、ホステル形式の宿泊施設も用意されています。

 不動産業を活用し、文化芸術や先端技術を取り入れた地域活性化を10年にわたり行ってきた様子を知ることができました。   (執筆:2年次 河原井匠・後藤和子教授)

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